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ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

【第6回】小島ナミビア史 〜本当に欲しいものはなかなか手に入らないからますます欲しくなる〜

2017年1月7日、天気晴れ。

 

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何もなかった広大な土地に人々が移住して来たことによって生まれた牛などの家畜や豊かな水資源や恵まれた牧草地の奪い合い。その中で頭角をあらわした南アフリカからの移住者たち。イギリス仕込みの知恵や技術は彼らがナミビアで権力をもつことを助けました。そんな中で必然的に生まれた身分の差。人がいるから歴史が存在し社会が形成されるという当たり前のことをナミビアの歴史からも感じさせられるナミビアの歴史の第一部といったところでした。ちなみにここまでが大体ナミビアの中学一年生(グレード8)が習う内容になります。いよいよ今回からは第二部に突入!ここからナミビアが激動の歴史を辿っていくことになります。自分が学んでいく中で感じたのはとなりに中国という巨大な先進国を近隣に有する島国日本とアフリカ大陸南部という文明の発達が一歩遅れた巨大な土地の一部であるナミビアの対照的な歴史の違いでした。ここを頭に入れておくと日本の歴史がまた興味深く思えてきます。では第二部スタートです!

 

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時は1800年代後半。日本の歴史に黒船来航によって大確変が起こり江戸幕府が慌てふためいていた頃、遠いイギリスの地でも大きな変化が起きたんです。それが産業革命でした。手工業生産から工場制生産に主流が変わったことで生産性が向上しそれに伴い経済構造や社会構造までもが変わっていくという事態が起こったわけです。そしてこの波がヨーロッパ全体に波及。各国が自国を発展させようと産業に力を入れていったわけです。そして当然何かを生み出そうとする際にはそれと同等の対価、資源が必要になるわけです。それをどこから手に入れるか。彼らの目に留まったのはヨーロッパ大陸の南に位置した広大なアフリカ大陸でした。

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ナミビアもヨーロッパ諸国にとって魅力的な土地の一つだったわけです。天然資源という面から彼らの目を引いたのは銅の産出が期待できる山々と生息する多くの野生動物たちの存在でした。商人や猟師たちはこぞってナミビアの地にやってきたわけです。そしてもう一つこの時ヨーロッパの国々が抱えていたのが急激に増える人口問題でした。その解決にピッタリだったのが広大な土地を有するアフリカ大陸への開拓移住という選択です。ナミビアの広大な土地はまさに最適でした。

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そしてこれは前回の話とかぶりますが、人々が移住してくるということはそれぞれの生活に影響を与えることにつながります。ヨーロッパの人々がナミビアの地にやって来るとそこに交易や物流が発生しました。ナミビアの人々にとってはヨーロッパの様々な品々が手に入るチャンス!ナミビアの民族同士で土地の奪い合いをしていた彼らにとって銃や火薬といった武器を手に入れることは自分たちの種族を守ることに役立つために積極的にヨーロッパとの交易に手を出したわけです。そしてそれらを手に入れるための対価はウシや野生動物でした。自分たちが強者になるために必死だったナミビアの各民族たちは狩猟に専念。そして気がつけば自分たちの生活がいつの間にかヨーロッパとの交易に依存してたんですね。そして対価となるものが無い人々はどうしたかというと一番大事な土地を差し出したのでした。

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産業革命によって起こったヨーロッパ各国によるアフリカ大陸の土地の奪い合い。そしてここナミビアの地に興味を示し勝ち取ったのがドイツ(当時のドイツ帝国)だったのでした。ここからドイツ支配によるナミビア植民地時代が始まりますが続きはまた次回です。

 

さぁ、もう時系列関係なしに文字で叫ばさせてもらいます!帰ってきたーーーーーーーーー!!!!一ヶ月振りに任地であり自分の第二の故郷であるブンヤの村に夜10時過ぎに帰ってきました!!一ヶ月伸ばしっぱなしだったヒゲを剃り、久々の水シャワーでカラダを清めまして現在ホッと一息つきながらこの文面を書いているところです。いやーマジで落ち着きます。帰ってきた。月明かりで若干辺りの様子が伺える感じですが、この一ヶ月で村の風景が一変していることは確実です。虫の鳴き声を聞きながら我慢できずに買ったビールを飲みながら最後の1キロを歩いて帰ってきましたが、緑と雨の匂いが漂っていました。これは明日朝起きて外を見るのが楽しみです!!村の変わりようは明日ご紹介します。

首都のコンビ乗り場が一新されていたり景色も一ヶ月前とは見違える植物の緑で埋め尽くされたりと見慣れたはずでもまた楽しい発見の連続だった帰り道。とにかくブンヤに帰ってこれて本気で嬉しくて安心してます。どんなに良いホテルのベッドよりも今夜は気持ちよく寝れそうです!では最後は記録を更新。

【新春2017南部ウェルカムボードの旅】

〈2017年1月3日〜2017年1月7日〉移動距離 2840km

累計移動距離 33900km

合計移動距離 36740km (赤道一周まであと 3260km)