マラウィの観光地ケープマクレアは特別な時間が流れるステキな町

2016年5月3日、天気晴れ時々曇り。

ケープマクレアで迎える朝。湖沿いでは朝から漁に出る大人や洗濯をする女性、浜辺を走り回る子どもたちの元気な姿がありました。こんなに平和でのんびりした朝はいつぶりか。マラウィ湖で迎える朝は日常を忘れさせます。

今日はとりあえず湖のアクティビティーを予約してから、まずはケープマクレアの学校を見に行きました。そしてそんな道の途中で聞こえてくるハロー！の声。街に住む子どもたちが手を振って挨拶をしてきてくれました。みんなパンツ一丁。するとなんといつの間にか左手をギュッと握ってくる子が。あまりに自然すぎて思わず驚く！写真を撮ってとねだってくる子や、何も言わずに一緒に歩いてついてくる子などなど、とにかく人懐っこいマラウィの子たちに思わず笑顔がこぼれました。ナミビアの子にはなかなか見られない性格でした。

学校に着くと先生たちの計らいで教室の様子を見せてもらえることに。教室に入ると目の前に座っている子どもたちの数に圧倒されました。なかなか立派な学校で教室も広く、机や椅子もありましたがこの人数を相手に授業をするとなるとかなり厳しいものがあるなと。国によって教育が抱える課題も違うようです。とっても明るくて元気なマラウィの子どもたちでした。

ロッジに戻ってここからは湖を満喫します！宿前に着いたボートに乗って移動開始です！波もなく穏やかなマラウィ湖。感じる風が気持ちいい！

程なくして湖に浮かぶ島に到着しました。透き通る水のキレイさにビックリ！そして、そこに見える色とりどりの魚たち！湖の中に潜ると目の前に広がる魚の世界がありました。

魚たちと戯れたあとは昼食タイム！自分たちが遊んでいる間にガイドさんが食材の準備から火起こし、調理まで全てやってくれました。何から何までやっていただいて至れり尽くせりです。

そして、もちろんここでいただくのは魚料理です。シンプルな焼き魚なのに本当に美味しくて感動！島で食べるというシチュエーションがまた何とも言えないいい雰囲気でした。

お腹がいっぱいになったところで再びボートに乗って移動。島の反対側の方にやってくると、ガイドが

「あそこにいる！」

といって示した先には白い頭の鷲の姿がありました。フィッシュイーグルと呼ばれる鷲だそうです。すると、ガイドが指笛を鳴らしながら、エサの魚をグルグルと振り回して注意を引きました。

魚を湖に投げると、フィッシュイーグルが一直線に飛んできました。その羽根を広げた姿のカッコよさ！魚を足で捕まえるとまた旋回して島の方に戻って行きました。迫力満載のフィッシュイーグルでした。

その後、湖の景色のきれいな別のポイントに移動をして、最後のアクティビティーは湖への飛び込みを楽しんで、夕日が傾きかけた頃に宿に戻ってきました。湖をこれでもかというくらいに満喫したおよそ5時間。これでお値段は30US$だからビックリ！心ゆくまで湖を楽しめるアクティビティーでした。

今日の宿はGecko Loungeという、これまた湖に面したオシャレな宿です。目の前のビーチにあるベンチに寝そべりながら湖を眺めて1日のんびり過ごすのもいいかなと。

夕日が沈むのを眺めていると自分が今アフリカにいることを忘れそうになりました。目の前に広がる非日常の風景。日頃の悩みやストレスを忘れさせてくれるケープマクレアでした。