足の速さを競うという単純な勝負が人を熱くさせるから面白い
2016年2月4日、天気晴れ。
昨日はグレード5の子たちが本当に頑張りました。初めてのプラクティカルインベスティゲーション、慌ただしくはありましたがなんとか終わって一安心。でしたが、不安を残して終わってしまった昨日。実は、活動が終わったあとにまだ一生懸命課題に取り組んでる子たちが半分以上いたんです。ここで回収!っていうのは彼らの努力に対して失礼だよなと思い、結局「明日」提出というかたちにしたんです。...その明日が今日です。正直昨日回収しておきたかった。その理由は、日本と一緒かな。子どもたち、なんでもすぐになくすんです。つまり彼らに賭けたわけです。そして本日1時間目はさっそくグレード5Bの授業。
「それじゃ昨日の課題のプリントを出して下さい!」
祈るような気持ちで彼らに伝えると、なんとちゃんと持ってきてる!しかも、課題もちゃんとやってきてる!!いやー、朝からホッと一安心でした。もちろん2、3人は持ってませんでしたが、そこはまぁ仕方がないということで。次回からはちゃんと時間内に終えて回収までできるようこっちが準備したいと思います。子どもに申し訳ないですからね。
その後採点をしてたんですが、初めてにしては上出来の取り組み!これから彼らの理科力をしっかり育てていきたいと思います。
そんな中、グレード5の子たちもネームカード作りに取り組みました。この活動ではやはりグレード5らしさが出てた気がします。ひらがなの名前を書いてあげた紙をほとんどの子がなくしている。ペンを使っていいよというといっせいに群がって取り合う。名前がどこに書いてあるかわからない。ペンで自分の服に名前を書き出す。いろいろ大変でしたが、でも楽しそうだったのでいいかなと。なんで紙なくしたの!?って少しイライラしてしまった自分に反省です。
とりあえずこれでグレード5&6、すべての子がネームカードを作りました。さっそく毎日ずっとつけてくれてる子もいて嬉しいものです。自分はこれから、今年こそ!の名前覚えに励みたいと思います。
グレード6の子たちは今日は6桁+6桁の足し算。最初に導入として桁の少ない足し算の確認からはじめてたんですが、もう早く自分で問題が解きたくて仕方ないんです、彼ら。
「クラスワークはまだですか!!??」
クラスワーク(Class work)というのは簡単に言うと練習問題的な感じで、こっちの先生たちは最初に例題(Example)でおさらいして、そのあとクラスワークを子どもたちに与えています。
もうやる気満々なので、早々と導入を終えて(実は彼らにとってこの基本をおさえる時間が1番重要だと自分は思ってます)、クラスワークを。問題を黒板に書いて、はじめ!で、まだ時間があったのでついでに黒板右端に宿題(Homework)を書くことに。
「よっしゃー!ホームワークだぁーー!!!!」
もう子どもたちの反応が面白すぎて嬉しすぎて、そりゃマルつけ頑張るしかないなって感じです。
さ、今日もアメ色玉ねぎ作りながらブログを書いてます。つまり2日連続カレーです。今日は手羽先カレー。では、そろそろ昨日の放課後の出来事の説明を。なにがあったかというと、なんと昨日から放課後の勉強時間がエクササイズタイムに変更になりました。全校生徒のほとんどがアフタヌーンスタディーと同じ3時に集まって、走って走って走りまくる。
なんのためのエクササイズかというと、今月(おそらく)この村周辺の学校と合同でスポーツ大会が行われるとのことで、それに向けて身体を鍛えるということです。...まさに付け焼き刃。ただ、トレーニングを見てるともうハードだろって感じで、足腰を鍛える運動をひたすら。体幹を鍛えてるグループ、隊列を組んで走ってるグループ、輪になって走り回ってるグループといろいろ。はじめはこんなの意味あるのか?なんて思って見てましたが、子どもたちにとってはまたとない身体を動かせる機会日頃体育が無い分、ものすごく楽しそうにやってる姿が印象的でした。
なので今日から放課後はエクササイズタイム!...2月は放課後学習を頑張るといっていた自分の活動はストップです。少し残念ですが、大会に向けての練習も子どもたちにとっては大切な活動!しっかり応援していきたいと思います。