ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

モザンビークのトーフに来たら何が何でも海に潜ろう

2016年12月14日、天気晴れ。

 

f:id:TPVC28-Namibia:20161216133133j:image

モザンビーク2日目。唯一の難点は蚊が多いことですがマラリア予防薬もちゃんと2週間前から飲んでるので問題なし!かゆいのくらい我慢できます!!だって、トーフだもん!!!というくらいにもう2日目開始を前にして既にトーフが大好きになってます。夜は一晩中波のBGM。朝日で赤く染まったインド洋を見たいからそりゃ早起きもしてしまいます。モザンビークはアフリカ大陸の中でいうとナミビアの反対に位置するので太陽が海から上がります。しかも朝4時半頃!少し東に来たことを実感しました。朝から贅沢な時間を過ごして、本日はアクティブに行きたいと思います!!

 

f:id:TPVC28-Namibia:20161216133306j:image

ここトーフは実はサーファーだけではなくダイバーの方々にもとても人気のあるスポットになっているんです。その理由は

ジンベイザメやマンタと一緒に泳げる!!

という珍しい体験ができることにあります。この情報を一年以上前に先輩隊員の方に聞いた時からずっとここに来るしかないと決めていました!いやぁ、ダイバーの血が騒ぎます!というかっこいいセリフを言いたいんですが、ダイブ経験はこれまで1回だけ。完全素人ダイバーですが2回目にして夢は大きくジンベイ!!いざ、トーフにいくつかあるダイビングの会社の中で地元民が一番にオススメしてくれたTofo scubaへ。

f:id:TPVC28-Namibia:20161216133415j:image

朝8時半に来てまずは必要書類を記入しまして、あっ緊急連絡先が必要なんだよなぁと気が付きました。そりゃスキューバーだもんね。そしてその次は初心者向けの講習DVD鑑賞。前回沖縄で潜った時はなーんも知らないままとりあえず着て付けて潜ってあとはぜーんぶインストラクターに身を任せるだけだったわけですが...今回はどうやら状況が違うぞと。事前勉強はもちろん必要。そりゃスキューバーだもんね。

f:id:TPVC28-Namibia:20161216133526j:image

だんだん緊張してきたわけですが、スタッフさんたちがとっても親切丁寧なおかげでそこまで心配にはなりませんでした。DVDで基礎知識を身につけたあとはいざ海へ!!ではなくプールで練習です。初心者にとってはすごくありがたすぎます。4つの必要な動きを教えてもらいこれでハプニングがあってもなんとかなるなと安心できました。そして何度も思いますが酸素って本当にすごいです。

f:id:TPVC28-Namibia:20161216133648j:image

ここまでで午前中終了!このあと南アから来ていたカップルさんたちと救助講習を受けるという女性の方が合流しました。なんかみんなレベル高そうだなぁと思い心配になりましたが、南アの2人も今回が初めてということでここでまた一安心。タトゥーが入ってるからって見た目で決めちゃいけませんね。

そして準備を整えていざ出発!岸まで車に引っ張られて運ばれてきたボートを最後に海に出すのは自分たち。ここからスキューバーダイビングへの道はスタートしました。とにかく波が次から次へとやってくるトーフの海。波に負けずに押して押して、乗れ!の合図でボートにジャンプ!!いっきにボートは加速してガックンガックン揺れる揺れるでもうこの時点で楽しすぎました。そしてついにダイビングポイントに到着〜。

 

f:id:TPVC28-Namibia:20161216133732j:image

ここからは残念ながら写真がないので文字だけなのが非常に残念。ウォータープルーフのカメラ、次は絶対買います!

 

海猿とかでよく見るやつ。ボートから後ろ向きにゴロンとやって入水するやつ。できました!これだけでなんかまた一歩大人の階段のぼったなと思える自分は幸せ者だなと思います。前回は怖くて仕方なかったスキューバー。前の人がどんどんロープを握りながらも海に沈んでいくのを見ながらえっ!?えっ!!?死なないよね!!??なんてビビっていましたが今回はすんなりといけた気がします。練習の成果です。どんどん沈んで耳抜きしてを繰り返して無事海底に到着!さっそく魚たちがいるいる。リラックスして耳抜きしてその後は海底を泳いで散策。面白い魚やキレイな魚の群れを見ては自分が今海底にいるという非日常にテンションが上がりますが、平常心を保って呼吸をしっかりと。擬態している魚を見つけたり、エイが自分の下を泳いでいくところをじっと観察したり。

 

怖さなんて全くありませんでした。とにかく楽しい楽しい海の底での魔法のような時間。2回潜りましたが結局ジンベイザメやマンタとは出会うことはできませんでした。が、最高でした!

そして忘れていたこと。自分、モザンビークにいるんだよなと。すっかり慣れたナミビアでもなくて、モザンビークに自分はいるんです。つまり当たり前だけどみんな外国人。でもそんなのどーでもいいことと言わんばかりのこのまわりの人々の自然体な感じになんかジーンときちゃいます。

 

すべて終わったのは夕方4時半頃でした。昼も食べずに一日中スキューバーだったのでもう体もヘトヘト。本当は夜にマーケットに行って昨日の彼らと会う予定だったんですがもうごめんということでロッジで夕飯食べてビール飲んで即就寝。いやぁ、もう一度言います。来てよかった!!!