タンザニアのザンジバルで過ごす夜は一年中いつだってロマンチック
2016年12月25日、天気晴れ。
メリークリスマス!と意識していないとクリスマスだという事実を忘れてしまうのがアフリカのクリスマスです。今日は年に一度のクリスマス。ロマンチックにいきたいところですが、ここザンジバルで過ごすならアクティブなクリスマスにしたいところ!!
パジェの町で久々にのんびりしたあとは再びストーンタウンの街へ。街並みや活気溢れるマーケットなどが魅力的なザンジバルですが、やはり忘れてはいけないのがそのインド洋の美しすぎる青さです。今日はザンジバル港近くからボートを貸し切ってザンジバル島の近くに浮かぶチャングウ島、別名プリズンアイランドと呼ばれる島に向かいました。
まぁ波が高くてボートがとにかく揺れまくったわけですが、これもまた一つのアトラクションとして楽しめます。
ザンジバル島を出発して30分ほどで到着!まずその海の青さに驚かされます。チョーキレイ!!もうそのまま海に直行したいところなんですが、その前にまずは島の中を散策です。
何気なくゲートをくぐると突如目の前に現れるソレにいきなり驚かされます。
【アルダブラゾウガメ】
爬虫綱カメ目リクガメ科アルダブラゾウガメ属に分類されるカメ。アルダブラゾウガメ属の模式種。
(Wikipediaより)
デカイ!!そのデカさにまず驚かされると同時に、多い!!立ち塞がるカメ!カメ!!カメ!!!
ちょっとゴメンねと言いながらカメをまたぐこともしばしば。それにしても本当に大きくて立派なカメです。浦島太郎はきっとこんなカメに乗って竜宮城へ行ったんだろうなぁと思いますが、このカメさんたちに乗るのは禁止です。
いきなりのカメの登場で興奮してしまいましたが、ここの別名はプリズンアイランド。ちゃんとその名残が今も残っていて、トイレとして解放されている建物はもともと牢獄として使用されていたところでした。ここに関してはもう少しザンジバルの歴史を知りたいなと感じさせられるスポットでした。
さぁさぁ、島内を巡ったあとはお待ちかねの海タイム!もう暑くて今すぐにでも海に入りたいところですが、ドライバーの心遣いで少し沖までボートを出していただきまして...。少し沖のはずが、かなり沖。...よぎるのは先日のモザンビークはトーフ、オーシャンサファリでの死ぬかと思ったあの体験。...またか。またなのか!?意を決して海に入りましていざ!!!!
...なぜ!?なぜシュノーケルを使っているのに海水が口に入るの!??息を吐いた分だけ海水が口の中に入ってくる事実に対して考えられることは2つ。一つ、自分のシュノーケルの使い方が間違っている。一つ、シュノーケルが壊れている。...これ壊れてるでしょ!?と言って全然問題なかった時が一番恥ずかしいわけですが、あまりにおかしい。前回のモザンビークの時と全く同じ事態に自分への疑いも晴れないモヤモヤ感がありましたが、死にたくない!!ということでシュノーケルチェック。...やっぱり壊れてた!!
新しいシュノーケルをつけていざ入水!...息ができる!!息ができるよ!!!という感動に浸りながら透き通る海の世界を堪能しました。それと同時に、モザンビークの時もシュノーケルが壊れていたんだということを理解しホッと一安心する自分が。自由自在に泳げるようになりたいものです。
心ゆくまで海を堪能した本日。忘れてしまいそうですが、クリスマスです!
【クリスマス】
キリストの降誕を祝う祭り。12月25日に行われる。太陽の新生を祝う冬至祭と融合したものといわれる。キリスト降誕祭。
(大辞林より)
オシャレなレストランの生演奏を聴きながらお酒を飲んで過ごす贅沢なクリスマスの夜。来年の今頃はなんて先のことを考えてしまいがちですが、今はここザンジバルで過ごす時間を大切に。メリークリスマス!!