ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

廊下は走っちゃいけませんと注意されるけれどつい走ってしまうのはおそらく動物的本能

2017年2月9日、天気くもりのち晴れ。

 

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本日は木曜日ですが実は今日から2日お休みをいただきました。残り活動日数が少ない中ですが、これがおそらく人生最後のアフリカ生活!ということで子どもたちには昨日の内に謝っておいてラスト3?ぐらいの国内旅行に出発です。子どもたちには申し訳ないんですがね。ですが自分、旅行にも行きたいけど授業もしたいというまぁ困ったワガママ教師なんです。なので

「授業の無い時間(本当はあるけれど指導を受けない時間のこと)に算数教えてもいいですか??」

と聞くとイエス!!って言ってくれちゃうステキな子どもたちなんです。自分のワガママに付き合わせています、完全に。すみません。せめてものつもりで昨日の放課後黒板に宿題を書いておいたのでこれで暇はしないかなと。来週はたっぷりの真心込めて授業をさせていただきます。

 

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そして実は明日は校内のアスレチック(陸上大会)なんです。これを見ることができないのは正直残念なんですが、去年雰囲気は味わったので今年はおあずけとしました。現在放課後は1時間の勉強のあとに1時間のトレーニングを行っている子どもたち。赤・青・黄の3色に分かれてそれぞれ独自の練習でカラダを鍛えています。とにかく走り続けるグループ。クラウチングスタート(必要かはわかりませんが)をひたすら練習するグループ。輪になって筋トレをするグループ。校庭が広いので自由にのびのびと楽しそうにカラダを動かす子どもたちを見ているとなんだか羨ましくなります。日本じゃ全校生徒が校庭に出て好き勝手走るなんてできませんからね。

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7Aのやんちゃボーイ、ビクター。君は何しに来たんだと思わず突っ込みたくなりました。でも笑えるのでよし!その後はグループの先頭を切って走る彼の姿がありました。

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ちっちゃい子たちも一生懸命走る練習をしています。ただ学年関係なく同じコース、同じ距離で練習しているのでまぁ彼らにとってはかなりハードなはずです。それでもこの笑顔!頑張れ少年!!

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勉強の時とはまた違った表情を見せる子どもたち。日が出るとまだまだ暑い午後です。汗だくでも一生懸命になって走るそのパワーに感服です。そしてもう今では当たり前になってしまいましたが改めて写真を見るとすごい服装で走ってるなぁということに気付かされます。シャツ、制服のズボンと着てるものも気になりますが、やはり足元に目がいってしまいます。サンダルでよく走れるなと。

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そして本気の子どもたちはサンダルすら履きません。裸足で地面を蹴る本気女子たちのこの勇姿!!カッコよすぎです。勉強以外にも子どもたちが輝く場があるということが本当に素晴らしいなと感じます。

 

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ということで残念ながら本番を見ることができないアスレチックを練習風景を見て満喫したのでした。そして本日、朝から車に乗って移動を続けることおよそ10時間!やって来たのはまるで弥生時代の風景が広がる同期隊員の任地です。ここに来るのは2度目ですが前回は立ち寄った程度だったので本格的に訪れるのは今回が初めて!帰国帰国と急かされる毎日ですがしばしのゆったりとした時間を楽しみたいと思います。