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ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

選択問題で答えがわからないときになぜだか聞いたこともないような言葉に惹かれてしまうことがある

2016年6月24日、天気晴れ。

 

朝の寒さがまた一段と増したなと感じる今日この頃。今日は日中も風が強くてあまり気温が上がらずだったので、ついに1年ぶりにパーカーを来ました。ですが下はまだ半ズボン。ここはなんていうかもう意地ですね。7月に向けてますます冷え込むそうですがなんとか乗り越えたいと思います。

 

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昨日書いた通り本日は単元のまとめのトピックテストを実施しました。まずはグレード5から。sunlightというテーマで太陽の光の性質やその効果などについて学習してきました。数日にわたる実験や屋外での活動も多く取り入れた本単元の指導。反省するところが多々ありましたが、自分も指導をしていて楽しかった単元でもあります。子どもたちも楽しんでいたのではないかなと。

 

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昨年の指導の際にも同じ単元のテストを作成しましたが今見返すとそのあまりに難しい英語表記や出題の方法、指導要領の範囲を超える内容の問いに無知だった自分を知らされます。自分なりに一年間活動してきた成果が作成したテスト一枚の中に見えるのが少し嬉しいです。

しかしテストは厳しい現実を突きつけます。やはり課題は昨日に引き続き英語です。英語を話したり聞いたりすることはできますが、読んだり書いたりすることが苦手な子どもたち。なのでテスト開始後少し経過してから自分が英語の問題を全て読み上げるようにしています。難しい後は現地語も交えて子どもに説明もして、英語ではなくできる限り理科のテストとして子どもたちに取り組んでもらえるように考えています。が、それでもやはり伝わらないものは伝わらない。

テスト最初の選択問題。自分からしたらサービス問題的にとらえているこの選択問題も英語のわからない子どもたちからしたら読めない呪文が羅列してあるだけのようです。その結果答えを2つ選択する子や何も書かずにきれいなまんま提出する子もいました。その後の記述式の問題になると子どもたちはますますお手上げ状態。それでも何か書かないとという姿勢で一生懸命テストに取り組む子どもの姿が常に見られます。その努力が結果につながってほしいと切に願いますがなかなか簡単にはいきません。

もちろん英語が理解できる子がいないわけではありません。同じテストをやっても満点近く取ることができる子もいれば0点の子もいます。家庭環境や学習意欲によって大きく変わる子どもたちの英語力の差。このままあと数年後には国民全体の英語のレベルが上がる(今の生徒たちが親世代になることで)と国は考えているのかなと思うんですが、村では果たしてどうか?

 

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グレード6はわり算の総まとめのテスト。6月からの約3週間という短い期間でいっきに仕上げたこのわり算。本当は一学期に指導する項目でしたが、後回しにしてよかったと感じています。後半、あまりのあるわり算が入ってきたことで混乱する子どもがいたり、もはや全くついていけないと思考回路を停止させてしまった子どもがいたりしたことは自分の次への課題です。それでもテストになるとほとんどの子が試験容姿と向かい合い自分にできることを精一杯取り組むのがナミビアの子たちのいいところです。計算ができなくてもとりあえず筆算の形を書く。なんとなく黒板に書かれていたように数字を埋めてみる。こういう姿を見たときに、彼らが決して諦めているわけではないこと、みんなできるようになりたいともがいていることを感じさせられるとともに、自分の無力さを痛感させられます。

このテストの結果はまた明日改めて書きたいなと思います。

 

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金曜日は5時間目で授業が終わるのでそこから自分は空き時間となります。理科室にこもって今日のテストのマルつけをしていましたがグレード11の生徒たちが面白そうな実験を始めたので見学させてもらうことに。温められたビーカーの水の対流を観察する実験です。日本では小学4年生で学習する内容になっています。温められた水は上にいき、上で冷やされた水は下にむかうということを密度などとも関連付けながら学んでいる様子でした。

 

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それにしてもこの実験は日本でも準備が難しい実験の1つです。特にこの水の流れを見せるための着色剤を何にするかがポイントです。今日彼らが使っていたこちらの物体。水の流れが視覚的にわかりやすくはっきりと捉えることができました。なんだこの物体は?と思って聞くと、カリウムだそうです。カリウムかぁと。日本でも使えるかも!と思って電子辞書で調べると「カリウムは水と激しく反応して水素を発生させる」と書いてありました。んー、安全的には少し危険なのかな?まぁでも参考にはしたいなと。

 

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使用後のマッチをそのまま机に置く、実験後の溶液を校庭に流すなどなどナミビア流の理科の実験には少々怖いところも感じますが、やはり実験は子どもたちの学習にとって非常に効果があることは間違いありません。実際に目で見て観察をすることで知識が定着したようです。グレード11には20歳を超えている子もいますが、ビーカーの水の動きを真剣に見つめる生徒たちの姿が印象的でした。

 

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ということで今週もおしまい!自身ナミビア最長の4日ぶりシャワーでスッキリした午後でした。