ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

超楽しいの感覚は本気を出し切ったその先にしかない

2017年3月8日、天気くもり時々雨。

 

今すっごく幸せです。ナミビアに来てよかった!心の底から思います。本当は今日は「いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある【後編】」を書かないといけないわけですが、とにかく今のこの嬉しさを爆発させたくて仕方がないので今日はもうパワポの写真を並べるのはやめます。まぁ要はプレゼンがものすごーくうまくいったんです。自画自賛です。やっぱりいつまで経っても自信過剰は直りませんが、今日は本当にいいプレゼンができたと胸を張って言えます。しかも、英語でです。今日はなんと20名ほどの同僚がプレゼンを聞きに来てくれたのですが、彼らを前にして英語でプレゼンをしている自分。それがやっぱり未だに驚きです。2年前の今頃は英会話スクールに通ってようやく英語に親しめるようになってきたレベルだった自分が、なんと英語で語れるようになってしまいました。話せるじゃなくて、相手の心に語れるように!!すごいなーと他人事で感動しています。何を語ったかは後日の【後編】で詳しく書きたいと思います。

 

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プレゼンが終わって一気に肩の力が抜けた時でした。

「フラッシュカード、とってもいい!!!!」

 

昨日の前編の最後にもチラッと予告で書きましたが、フラッシュカードの活用について伝えたかったので、1月に行った隊員仲間向けの最終報告と同様に今回も実践でみんなにフラッシュカードを体験してもらおうと考えました。さぁどうしようかと考えて思いついたのが日本語のフラッシュカード。でも何か意味がないとなぁということでブンヤの村に生息している動物たちの名前を日本語で覚えようという活動を考えたんです。そして実践。絵を見せて、日本語を指導して、声に出して覚える。ちなみに絵は時間があまりにも無かったので7Aの子どもたちにお願いしたんですが、まぁ上手でビックリ!ありがとう!!

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フラッシュカードを使った暗記に加えてジェスチャーも取り入れて、いぬ、うし、やぎ、かば、ぞう、わに、さかな、にわとりの8種類の動物の名前を日本語で覚えていく中で、同僚たちは確かにその楽しさを感じ取ってくれたなと確信しました。ちなみに「うし」と「さかな」が人気でしたね。「いぬ」も。写真は犬のジェスチャーです。ということで自分もやり切った感があったこのフラッシュカードの体験授業。

 

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そしてプレゼンが終わって片付けをしていると同僚から声をかけられました。フラッシュカードはとってもいい!!そう言ってくれたのはジュニアプライマリー、小学校低学年の教員のMs.ハウシクとMs.ムコーソーでした。なんとこのフラッシュカードはジュニアプライマリーの指導では使うことがあるそうです!!しかしそれがまさか小学校高学年や中高レベルの学習指導でも使えるとはコレっぽっちも考えていなかったらしく、そのことにすごく驚くとともに感動してくれた様子でした。その感動の仕方がハンパなくて、プレゼンした身としてはこれ以上ない同僚の反応に嬉しくて仕方がありませんでした。さらにはそのフラッシュカードをさっそく使いたい!!とまで。この上ない幸せです。頑張って準備をした甲斐がありました。

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さらには!!

「プレゼンのパワーポイントのデータがほしい!」

彼は今年からブンヤセカンダリースクールにやってきた農業の先生Mr.サンダ。正直まだ会話もほとんどしたことがない同僚で謎めいた存在でした。今日のプレゼン中も「授業を楽しんでますか?」「授業中笑ってますか?」という質問に対して当然のように『NO!』と応えて会場を沸かせてくれた彼でしたが、そんな彼がいきなりデータがほしいとわざわざUSBを持って自分のところにやってきたんです。今まで業務的にパワポのデータを渡したことはありましたが、こんな個人的にお願いされたのは初めてでした。『とてもいいプレゼンだった!』彼のその一言で疲れは吹っ飛びました。プレゼンってこんなに楽しかったんだということを教えてもらった最終報告でした。

 

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そして最終報告を終えたあと、今日は同僚たちが自分のフェアウェルパーティーを開いてくれました。会場である理科室に入った瞬間にもうビックリ!!なんてステキなパーティー会場なの!?もうそれを見ただけで嬉しすぎてありがたすぎて。

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実は自分がブンヤに赴任した際も同僚たちがウェルカムパーティーを同じ理科室で開いてくれました。その日は荷物を移動して終わりだと思っていた自分。服装も髪型も全然ビシッと決めずにどうも〜的な軽いノリで学校に挨拶をしにきたら理科室を見てとんでもなく驚かされたことを今でもハッキリと覚えています。あれから約2年。またもや驚かされました。そして今だからわかること。この2年の間こんな盛大なパーティーは一度もありませんでした。...どれだけ感謝すればいいのかもうわかりません。自分の席の前には2年前と同じようにシャンパン!!思いっ切り開けさせてもらいました。

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そしてでてきた料理がまぁまたすごい!!昨日夜遅くまでプレゼン準備をしていたわけですが、同じようにご馳走の準備をしてくれていた同僚がいたということにもう感動でした。正直子どもたちのために!!と思って活動してきたこの2年間。同僚たちとの付き合いがよかったとは決して言えないと自分では思います。それなのにこんなステキな送り出しをしてくれる同僚に本当にパンドゥウネネ(ありがとう)でした。最終報告にフェアウェルパーティー、ステキな同僚たちとの最後の時間、最高の思い出になりました!!決して忘れません!!!!

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