ジンバブエには芸術は爆発だ!的なパワーが溢れている
2017年2月24日、天気くもりのち雨のち晴れ。
ジンバブエは首都ハラレの街で迎える朝。金曜の朝だけやっているというグリーンマーケットにやってきました。この雰囲気だけでもなんだかオシャレな気分になってしまいます。そして地元の人々との交流が楽しいもの。帰国まで1ヶ月を切ったこの忙しい時期のアレコレを思わず忘れてしまう優雅なモーニングタイムです。
立派な野菜がたくさん並んでいるとそれだけでアートに!任地ブンヤでは野菜と言えばトマトやピーマン玉ねぎぐらいしか使えなかったので、オーガニック的な野菜たちを使った料理がサッとできるようになりたいなぁなんていうのが次の目標です。自然の色は見ているだけで心が弾みます!
ところ変わってこちらはとあるスーパー。昨日から何ヶ所かハラレのスーパーを覗いているんですが、その商品の並べ方に感動の連続!どの店でも果物野菜がまぁーキレイに整列しているんです!しかも色合いもしっかり考えられています。ナミビアの首都ウィントフックのスーパーもそれなりにしっかりと陳列されていますが、ハラレには及ばないなぁと。こんなところにもジンバブエの人々の思いをさりげなく感じるのでした。
本日のお昼ご飯はトウモロコシ粉を練ってつくる南部アフリカの主食をいただきました。ナミビアでは「パップ」や「ポリッジ」、マラウイやザンビアでは「シマ」など各国で呼び名が変わる写真左上のしろーい主食。ここジンバブエでは「サザ」と呼ばれています。そして呼び名が違えばその味も各国ごとにビミョーに違うんです。さぁジンバブエのサザを実食!モチモチでいて柔らかい!!メイズ(トウモロコシ)の甘みが口の中に広がりました!!そしてこのキレイなフォルムがまたグッド。さらには付け合わせの肉が美味すぎる!!ここGava's RESTAURANT の肉3種盛りのプレートは好きな種類のお肉を自分で選べちゃいます。その中から自分はヤギ&リバー&ヒツジをチョイス。どれも柔らかくてそれでいて肉肉しくて最高でした!
食べ物のことを書くとついつい長くなってしまいますね。とにかくサザとお肉で大満足のランチのあとはジンバブエらしいお土産が買えるところにやってきました。
この石の彫刻。ジンバブエの有名な観光地に「グレートジンバブエ」という場所があります。
グレート・ジンバブエ遺跡(Great Zimbabwe)
ジンバブエ共和国の首都ハラレから南方300kmのジンバブエ高原の南端、サビ川の上流の標高約1000mに位置する大規模な石造建築遺跡の名称である。ジンバブエとは、ショナ語で、首長、王の宮廷の意味を含んだ「石の家」という一般語であるため、特定して最も大規模で著名なこの遺跡を指すときは、語頭に「グレート」を付けるのが慣例となっている。
(Wikipediaより)
南部アフリカ最初の王国があったということでナミビアの歴史の教科書にも必ず出てくるグレートジンバブエ。石でできたというのが大きな特徴であるように、石が一つの象徴となっているジンバブエ。昨日見てきたバランシングロックもその一例かなと!そしてこの石の彫刻もジンバブエならではのアートの一つです。
川崎で教員をやっていた自分にはなんだか岡本太郎的なオーラを感じてしまいました。どれも味があって面白い作品ばかり。そしてどの作品にも題名が無いのでいろいろと想像が膨らんで楽しくなります。
石の彫刻だけでなく木彫りの作品が並ぶお店も。これまたアートな感じの作品がたくさんありました。
同じアフリカではありますがナミビアでは見ないような作品も!色遣いがとってもカラフルでステキなこちらの作品。その表情もなんだかハッピー!!
街中の全てがアートでポップな街ハラレ。ドライブ中の窓の外に見える景色にも思わず目を引くアートがたくさんありました。ブリキでできた
中にはこんな巨大なモニュメントまで!これもブリキでできています。
そして自分が一番いいなぁと思ったのはこのハラレの街には花があるんです!道路沿いにはお花や植物を売るお店が点々と並んでいました。スーパーにも植物コーナーや花のブーケが売られているハラレ。
今朝のグリーンマーケットでも見つけたこのガーベラのブーケ。花があるだけで生活は明るくなる気がします。家に飾るもよし、大切な人に贈るもよし。
今日の最後の一枚はこちら。車で走っていると見つけるのが「お花売りの男子」たちです。いろいろと問題を抱える国ジンバブエだそうですが、生活の中に花があるというのはなんともステキだなぁと感じました。たった2日間の滞在でしたがたくさんのアートで心が満たされた楽しい街ハラレでした!