風呂上がりには腰に手を当ててビンのコーヒー牛乳をグイッといきたい
2016年12月11日、天気晴れ。
チーターとワニという動物を満喫したオジワロンゴをあとにして向かうは首都からほど近いところにある街オカハンジャ(Okahandja)です。ここは首都からナミビア北部に向かう際に必ず通過する場所なのでこれまで何度も通過したり移動休憩をしたりした場所でした。ここオカハンジャのNIED(National Institute for Educational Development)という教育機関でPC隊員として活動をしている隊員仲間のお宅にお世話になり、本日はオカハンジャ巡りをしてきました。
まずやってきたのはオカハンジャの街にドーンと構えるこのアミューズメントパーク!水がジャンジャン出る遊具が目印です。中に入ってみると...
ゲームセンターーー!! 首都でも見たことがない専用コインを買ってゲームで遊べる施設がここオカハンジャに。懐かしいダンレボやらバスケットボールを入れる定番のやつなど数は少ないですが置かれていて、そこはまさしくゲーセンと呼べる空間でした。
なんとゴーカートまで!10周N$100で遊べるということでやってみるとこれが面白い!!ワーキャー言いながらスピード感溢れるゴーカートのスリルを思う存分味わえました。
久々のゲーセンにテンションが上がった次は少し趣向を変えましてオカハンジャに眠る英雄に会いに。現在ナミビアの歴史を勉強しているところですが、その中で登場する英雄の一人、ナミビアがドイツの植民地だった時代にヘレロ族のリーダーとして自分たちの種族を守るために立ち上がり最前線で奮闘したサミュエル・マハレロという方のお墓がここオカハンジャにあるということで訪れてきました。彼はドイツとの抗争ののちに現在のボツワナへと逃げ延び、その後ナミビアの地に戻ってくることができないままボツワナの地で亡くなりました。その彼の遺体がナミビアの地に帰ってきたのが1923年8月23日でした。今日、その3日後に当たる8月26日はヒーローズデイ、英雄の日という名のナミビアの祝日に制定されています。
それにしても今日も暑い!オカハンジャから車を走らせること15分ほどでやってきたのはグロスバーメン(Gross Barmen)という場所です。そこにあるホテルで入館料N$150を払うと利用できるのがホテルに併設されたこの見事なプールです!!喧騒から離れたリゾート感溢れるこの場所はナミビアに自分がいることを忘れさせます。プールに入ってビーチボールで遊ぶもよし、プールサイドのベンチでビールを飲みながらゆったりするもよし!こんな贅沢がナミビアにもあったんだと驚かされました。
そしてこの施設はなんとプールだけではないんです!!こちらはその名をHot spring、日本語にすると「温泉」になります。温泉の効能があるかはわかりませんがその温度は温水プールのそれではなく自分が知る温泉やお風呂を彷彿させました。日本を離れてから1年5ヶ月以上ぶりに入った浴槽は心もカラダもじっくりと温めてくれました。気持ちーーい!!ちなみになんとサウナまで備え付けられていました。いい汗もかいてデトックス完了です。
ゲームセンターにスパリゾートと娯楽施設で思いっきり羽を伸ばせる街オカハンジャ。同じナミビアなのにこれほどまでに違った顔をもつ街があることに終始ビックリさせられた一日でした。まだまだ自分の知らないナミビアがあるんだなぁと。そんなオカハンジャに別れを告げて夕方、このホリデー旅行第2弾の最終目的地である首都ウィントフックへ。約5ヶ月ぶりの首都に上がると今でも懐かしい首都研修時代を思い出すと同時にいよいよ始まるホリデー旅行第3弾、任国外旅行に向けての期待で胸が高まってきました!!!!