ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

たまには思い出に浸るそんな1日もいいもの

2016年9月6日、天気晴れ。

 

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大事なことを書き忘れていました。先週カウンターパートのMr.ゲンダが彼の授業前に嬉しそうに報告してくれたこと。

「新しいボランティアが決まったよ!」

ちゃんと名前もすでにフルネームで暗記しているところが彼らしいなと感じたところです。それほど彼にとっては嬉しいニュースだったわけです。

新しいボランティアさんは2017年度の1次隊、おそらく来年の7月にナミビアにやって来て、赴任は8月からかなと思います。自分のブンヤセカンダリースクールでの任期は3月中旬までなので4ヶ月間空きますが自分にとってもちゃんとバトンをつなぐことのできる方ができたわけです。よかった!

そういえば自分も青年海外協力隊の合格通知をもらったのは2年前の夏休みも終わる頃だったことを思い出しました。まぁあの時点では実はまだ正式な隊員になったわけではなかったわけですが、分厚い合格通知を手にしたことでナミビアに2年間行くという現実を一気に突きつけられて少々戸惑ったことを覚えています。自分が選んだ道だったわけですがね。

ちょっとここで覚えてる限りの青年海外協力隊への道のりを書き残しておこうと思います。春と秋の年2回募集を行っている青年海外協力隊。それの春の方。また自分は現職教員特別参加制度(仕事を辞めずに教員としての籍を前任校に置いたまま協力隊に参加することのできる制度です。)を使って参加しています。川崎市の場合で説明をします。

 

4月

川崎市内の学校に「青年海外協力隊現職教員参加」の案内が回る青年海外協力隊の応募調書を作成して市教委に提出川崎市教育委員会で面接

 

5月

市教委から合格の通達を受けて即日健康診断診断結果を市教委に提出(自分は時間が無かったので直接持参しました)

これでとりあえず第一ステップ終了です。自分の応募書類は市教委がまとめてJICAに提出をしてくれました。それにしても4月の学校始まりの忙しい時期にタスクが山積みでかなり大変でした。

 

6月

一次試験(書類審査)合格通知を受け取る

一次試験の合格通知は薄っぺらかった!次の二次試験の期日が記載されている色刷りの受験票が封筒に入っていました。

 

7月

二次試験(面接&健康審査)

学校に1日お休みをいただいて受けたこの二次試験。朝早くから東京のJICAビルにたくさんの受験者が集まってました。が、ほとんど待ち時間。運が悪いと夕方近くまで待たされます。自分も運の悪いうちの1人でした。まぁ受かったから良いんですがね。面接は職種に関する面接と人間性をみられる面接の2種類。職種に関する方は指導要領の内容など厳しいことをズバズバと聞かれました。何とかなるだろうと甘く見ていた自分を悔いましたが、まぁ本当に何とかなったからこれまた良かった。そして

 

8月

二次試験合格通知を受け取る

この合格通知は分厚かった!いろんな書類が入っていたわけですが、このあと即日で参加に関する同意書を提出して、そこで正式な「青年海外協力隊候補生」となるわけです。まだこの時は「候補生」なんです。このあとまた期日の決まった提出書類が何点かあったり、事前のお勉強をしたりします。そして1次隊参加の場合は4月からの70日の訓練を経て正式な青年海外協力隊員に任命されます。

 

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最後を端折りましたがざっとこんな感じでした。今思うと遠い昔の話です。まだ見ぬナミビアに怖さ半分期待半分だったあの頃。それがもうバトンを引き継ぐための準備期間に突入しようとしているわけです。すごいなぁと改めてその事実にビックリ!

ちゃんとバトンを渡せるように、引き継ぎ事項の整理や忘れちゃいけない理科室の充実などをしなくては!残り6ヶ月ちょいもまだまだ忙しくなること必至です。

 (今日のブログには当時の写真を載せようかなと思っていたんですが、データが全くありませんでした。というより、2年前の自分はケータイで写真を撮ることをしていなかったんだなということに気付かされました。ナミビアに来てからいったい何枚の写真を撮ったのか。人って変わるもんだなとまたまた思い知らされました。)