世界の人々を魅了する我らが日本の食文化
2016年8月27日、天気晴れ。
トレードフェア2日目!...もう中日です。今年は3日間しかないので本当にあっという間ですが、それでも準備からの連日の疲れはジワジワと残るもの。今日は今年のトレードフェアのために揃いで作ったポロシャツを着て文化祭気分アップです!
②写真紹介
日本の見せたい風景がある!ということで隊員間で集めた写真を現像してボードに貼って紹介しました。雪や富士山などの写真に興味をもつ人が多かったです。自分もそろそろ忘れかけてきている日本の風景。きっと何気ない日本の風景がナミビアの人たちにとっては新鮮で斬新なんだろうなと。
この他にもカレンダーの切り抜きやポスターも展示してブースを華やかに飾りました。ちなみにこの子、昨年も自分たちのブースに遊びに来てくれた子で、一昨年も来ていたという常連さんです。毎年日本のブースに来ることを楽しみにしてくれるこういう子がいることがとっても嬉しいものです。
こんなものも!大道具班が作ってくれた顔パネルです。昨年に引き続き今年も活躍してくれました。
写真好きのナミビア人たち。撮影し終えると「見せて見せて!」と言って寄ってきて自分の姿を面白がる様子が印象的でした。
③たこ焼き販売
日本の食を楽しんでもらいたいということで今年もやりました、恒例のたこ焼き販売です!日本ならではの作るところから見て楽しんでもらうという食文化。まずお客さんはその見たこともない丸い物体に興味を示します。「何だいそれは??」
不思議なものでこちらも紹介する際に「ディスイズタコヤキー!」 と自然と語尾を伸ばしてしまうんです。お客さんの目は釘付けになります。
中に何が入っているの?というのが彼らの一番気になるところ。タコだよ!と言っても反応はイマイチです。ナミビアではタコは全くと言っていいほど食べられていない食材です。逆に、タコを食べるなんて!!という否定的な見方が一般的。
それでもちょっと興味があるから...。1つN$1なのでみんな気軽に買って試しに一口。この恐る恐る食べる表情がなんとも言えません。そして食べ終えた彼に感想を聞いてみると...いいねサインと共にグーッド!の声が。ものは何でも試しです。
一度食べるとそこからハマってしまう人が多いこのたこ焼き。同じ人の二度目三度目の来店は珍しくありません。一度にたくさん注文する人も。聞いたところによると一気に20個もオーダーが入ったこともあったそうです。焼き手は大変ですが、日本の食を好きになってもらえるというのは嬉しいことです。
彼は昨年も来店してくれたヤンチャボーイ。今年もたこ焼きを楽しみにしてくれていたようで連日足を運んでくれました。まぁなんとも美味しそうに食べる!
ちなみにこのタコは自分の任地の最寄の街ルンドゥの魚介が買えるスーパーで購入したものです。はるばるルンドゥから500kmほど移動してきました。1kgでN$167とやはりかなりお値段は高めですが、それにしてもまぁ立派なタコ!!今回初めて塩揉みから茹での調理をしました。こんなことも日本にいた時はやったことがなかったので個人的にすごく貴重な思い出の一つになりました。youtubeで検索すれば素人でもタコの処理ができてしまう時代、すごいですね。
はい、2日目終了!ということで今夜はオングエディバで外食です。やって来たのはTATE JOE'Sというオシャレな雰囲気のレストラン。肉料理、魚料理共にとってもおいしく、トレードフェアの仕事終わりのビールがさらにおいしくて胃に沁みました。そしてなんと、Wi-Fiのスピードがハンパない!!みんなで飲んで食べて楽しい夜がまた過ぎていきました。