ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

出逢いは億千万の胸騒ぎ まばゆいくらいにエキゾチック・ジャパン

2016年8月25日、天気晴れ。

 

ナミビアの各地で一年に一度行われるトレードフェアというイベントがあります。お店や企業、省庁など様々な団体がブースを出店して自分たちの製品や活動をPRするこの行事。そしてこのナミビアで行われているトレードフェアの中でも会場の規模、来場者の数共に最大と言われているのがここオングエディバで行われるトレードフェアです!ということで毎年8月下旬に開催されるこのオングエディバトレードフェアに今年もJICAボランティアとして参加するべくオングエディバに来ています。トレードフェアは明日からスタート。ということで今日はみんなで前日準備の1日です。

 

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まずやってきたのはオングエディバのすぐ隣街のオシャカティ、北西部最大の都市です。ここにあるゲームモールと呼ばれるショッピングセンターで追加の買い出しを。ここgameは机や椅子といった大物からマヨネーズといった小さなものまで何でも手に入るすごいお店です。N$1000越えの大人買いに気分も上がります!

 

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会場では着々と準備がすすんでいました。大道具班のみなさんは2日前から現地入りして木材の買い出しから切り出しまで終えて、今日はいよいよ組み立て作業を!ナミビア隊員の中には設計や建築の技術をもった仲間もいるので、彼らが中心となって動いてくれています。自分にはない技術や発想をもつ仲間からは常に刺激を受けています。!写真の彼は全く関係ありません。

 

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会場中が今日は準備で大忙しでした。それぞれのブースにも各団体ごとのこだわりがあるようで、見ていて非常に面白いです。明日からこのトレードフェアのブース巡りも楽しみの一つです。

 

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宿に帰ると小道具班のメンバーも着々と作業をすすめていました。こちらは千代紙を使って箱をデコレーションしているところです。この箱を何に使うのかはまた後日。

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これはわかりやすいですね。赤いペンキで白地にマルを描けばできあがり。我らが日本の国旗です。これも今回のトレードフェアには欠かせないアイテムの一つになります。

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こちらも赤ペンキで白地の布に彩色中。細部にまでこだわる職人技が光りました。

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いつぶりか。割り箸とゴムを使って作る割り箸鉄砲!子どもの時はよく作っていたなぁと昔のことを思い出しました。やたら割り箸を大量に使って見た目だけは派手なものを作ろうとしていた少年時代。今ではネットで検索すれば5連発割り箸鉄砲の作り方なんてのが簡単に調べられる便利な時代になりました。でもやっぱり個性は出したいところ。こちらは自分モデルのオリジナル割り箸鉄砲。久々の工作についつい夢中になってしまいました。 

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自分たちのブースには大きく「JAPAN」の文字を!アフリカの人々はアジア人はみんな中国人だという印象をもっています。どこを歩いていても「こんにちは」ではなく「ニーハオ」と声をかけられて、その度に日本人アピールをするというのはアフリカあるあるです。中には自分のことを日本人だと見分けてくれるナミビア人もいて、そういう時は逆にすごいねぇ!と褒めてしまいます。でもこれはうちらも同じで、おそらく日本人が黒人さんに会った時に働く思考回路は「黒人=アメリカ人」か「黒人=アフリカ人」なのかなと。アフリカ人と言ったってそこには56の国があるわけで、非常に抽象的な表現です。ナミビア人とザンビア人、ボツワナ人を自分が見分けられないように、ナミビア人も日本人と中国人、フィリピン人を見分けることができないんです。これもまた一つ面白いなぁと思うところ。

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今回のトレードフェアのスローガンは

We ❤︎ JAPAN 〜五感で日本を楽しんじゃう2016

来場された現地の方々に日本を好きになってもらうというのが目的です。明日から始まる3日間、たくさんの人に日本を楽しんでもらうために今日はそのあと夕暮れ時まで準備は続くのでした。

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