計画通りも良いけれどたまには運に任せてみたい
2016年8月21日、天気晴れ。
3日前からスタートした今回の旅のルートをいつもの地図を使ってご紹介したいと思います。今回はナミビアでも北東部周辺の移動なのでこの黄色い四角のエリアを拡大して説明します。
◉が自分の任地ブンヤです。そこからいつものようにルンドゥの街に出て今回最初に訪れたのが⚫︎のグルートホォンテインです。そして一昨日トラックの荷台に乗ってはるばるやってきたのが★のツンクエです。ここで地図をよく見ていただけるとわかるんですが、道の色が緑色です。この緑は未舗装道路を表しています。未舗装道路274kmを4時間半かけてやってきたわけです。本当に改めて地図で見てもすごいところにいるなと思います、我ながら。
続いて今回お世話になったロッジのご紹介です。こちらがツンクエでおそらく唯一の宿泊地Tsumkwe Country Lodgeです。ロッジの数も多くキャンプサイトもあるので大人数の団体客も泊まれるようになっています。そして何より食事が美味しい!昨日の夕飯のポークチョップも絶品でした。ただ、やはり秘境の宿なので宿泊費はお高めです。一泊シングルルームでなんとN$765.50でした。まぁ払うしかないんで払いましたがね。ちなみにキャンプサイトはなんと一泊N$116!この事実を知った時ばかりはテントを持ってこなかったことを後悔しました。
こちらがシングルルーム。1人で使うにはまぁ広々とした部屋です。テレビは無いですが問題なしです。来た時はトラック疲れ、昨日はサン族との1日炎天下疲れで両日ともこれでもかというくらいにベッドでぐっすり寝させてもらえたのでよかったです。
そして、もう1つ今回参加したアクティビティーのお値段も紹介しておきます。今回自分が参加したサン族との1日全てコミコミのツアーのお値段は、参加人数によって変動するパターンのやつでした。4人以上だと一人あたりN$935、3人だと一人あたりN$1145、2人だと1人あたりN$1716。...はい、今回自分は一人旅。そして同じ日に参加するお客さんもいませんでした。(車を持っている場合は用意されているアクティビティーを1つごとに約N$200払って参加する感じになります。)ということで、1人で参加する場合はお値段N$2780になります!...すげぇ贅沢をさせてもらいましたが、全然後悔してません。払う価値はありです。もしまた来る時は誰かと一緒に来ますけどね。
さぁ心ゆくまで満喫したツンクエともお別れを...といきたいところですが、大事なことを忘れてました。帰りの車です!!しかも今日は日曜日!!昨日ロッジの方に聞いてみると
quite difficult (かなり厳しい)
very very difficult (とってもとっても厳しい)
という回答が。これは明日は朝からガソリンスタンドで車待ち必須だなと。いやー、この旅はそう簡単には終わりそうにないなと思っていたその時でした。夕食を食べていたお客さんが明日グルートホォンテインに帰るという話をしているのが聞こえてきたんです!!すかさずお願いをすることに。
「もちろんいいよ!もしもウチらが怖くなければね」
というジョークを交えた返事にセンキュー連発。仕事終わりに向かうからお昼過ぎになるけどいいか?と聞かれてダメと言うわけがありません。本当に助かりました。
そして現在、二日前に引き続き荷台に乗ってブログを書いています。今日も日差しが強いです。出発してから間もなく1時間。まだまだ荷台の旅は続きます。
ほぼノンストップで進む車。なんと順調に進むことおよそ3時間半でグルートホォンテインに帰ってきました。そして長い長いドライブの最後にはなんとキリンとのご対面が待ってました。いきなりの登場にビックリして写真を撮るのも忘れてしまいました。
そして今回もドライバーさんからお金を要求されることはありませんでした。秘境ツンクエの行き帰りの交通手段が限られていることを知っているからかなのかこの区間はどうやら特別なようです。教会の建設仕事終わりで疲れているだろうに快くここまで送ってくれた彼らに感謝です。ちなみに彼らはまた水曜日にツンクエに行くそうです。
さぁ、まだ日の入りまで時間がある!ということで旅をまだまだ続けたいと思います。次なる目的地に向かうためにガソリンスタンドへ。するとちゃんと乗り物移動に関する注意書きがあるのに気がつきました。長距離移動の際はセダンはダメですよ!と。ちゃんときまりはあるようですが、客引きをしているのはどれもセダンタイプの車たち。彼らを信じて今日はこれから北へ60kmの町へと向かいます。
そして到着したこの町。なんと自分のイメージしていたよりもとんでもなく発展した「街」でした!明日はこの街の散策からスタートしたいと思います。