ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

映画「アルマゲドン」は何度見ても涙腺が緩む

2016年8月18日、天気晴れ。

 

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旅の始まりはいつもここから始まります。長い長いと思っていた祝日の無かった二学期でしたが終わってみればあっという間だったなと。そして休みに入ったということは旅に出る時が来たということです!活動期間中は全力で活動!休み期間中は全力で旅!この切り替えがとっても大事です。来る三学期に向けての充電期間。本日、ミッション(自分が住んでいる教会の敷地)の門をくぐって2ヶ月ぶりの一人旅をスタートさせました。

 

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まずは旅の起点となるルンドゥに向けてヒッチハイクからスタート!今日は非常にスムーズに捕まったのでこの旅はなんだか良い予感がするなと思っていましたら、道の途中でスタック。自分ももちろん車を押す手伝いをしてなんとか脱出しましたが、やはりナミビア旅行はこのドキドキが付き物だなと!これから何が待っているのか楽しみになった今回の旅の始まりでした。

 

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ルンドゥの街から南へ!ルンドゥからおよそ250km離れたの次の街グルートホォンテインが今日の最初の目的地です。車も1日に何本も通っているこのルートなので待ち時間も短めでまずはこの街に到着しました。もう何度も通過している街なので真新しさが無いのが残念ですが、とりあえず着いて一安心。そしてこっからがこの旅の鬼門です。次の目的地に向かうべく車を待ちます。

 

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待ちます。みんな待ちます。家族みんなで待つ方たちもいれば、今日学校が終わった生徒たちの団体も。みんなそれぞれ自分たちの家に帰るために待ちます。が、1時間待っても目的地に向かう車は来ません。

 

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待っている間に見かけたこのドライバーさん。帽子を見てほしいんです。わかりますか?なんとポケモンのデザインの帽子です!日本でこんなのかぶってたらまぁかなり勇気がある人だなぁと思いますが、そんな斬新な帽子もカッコよく着こなしてしまうこの貫禄!思わず「写真を撮らせて!」とお願いしちゃいました。そんな彼も自分の目的地とは違う場所へ向かうドライバーさん。まだまだ待ちぼうけです。

 

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はい、目的地に向かう車を今日捕まえるのは無理!と判断しました。予定通りです。運が良かったら今日行きたいなと思っていましたが、やはりうまくはいきません。そして、今回の旅の目的地がそれだけ秘境であることを再認識したところです。ますます行くのが楽しみになってきました。ということで今日は本来の予定通りこのグルートフォンテインを巡ることに。そしてもう既に行く場所は決めていたのでドライバーを捕まえて交渉!N$200で目的地まで連れて行ってもらうことに。向かうはグルートホォンテインの街からおよそ20km西の地点へ。車窓からはオタビマウンテンと呼ばれる山々の姿が。この地はその昔銅の採掘が盛んだった地域です。現在勉強中の歴史とリンクするので車の中で既にテンションが上がります。未舗装道路を進むことおよそ30分。 

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ついにその地の名前が刻まれた碑石が!その名はMETEORITE!日本語訳しますと「隕石」です!!

 

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  ホバ隕石(Hoba meteorite)はナミビア・オチュソンデュパ州で発見された隕石(鉄隕石)。確認されているものの中で世界で最も重い。

ホバ隕石は2.7m×2.7mの長方形で0.9mの厚さである。1920年には66トンの重さがあったが、侵食や調査のためのサンプリング切り出し、破壊行為などによって、現在の重量は60トンを若干超えるほどと見積もられている。隕石の成分は約84%が鉄、16%がニッケル、コバルトの痕跡が含まれており、ニッケルの含有量が多いアタキサイトに分類されている。表面には風化によって生じた鉄の水酸化物が見られる。

8万年以上前に落下したと考えられており、地球大気によって減速されて、損傷が少ない状態になったと考えられている。隕石の形状が他に例のない平たい面をもつ形状であったため大気圏の上部で水切りのようにはねて落下したと考えられている。

(Wikipediaより)

 

 これは一生の何分の一なのかなんてよくできた腕時計で計るもんじゃない - ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

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なんとナミビアにはまだまだ世界一があるんです!世界最大の隕石です!!グルートホォンテインの街に来たら是非見たい本物の隕石です。よくよく見ると確かに石ではないことがよくわかります。この隕石を畑を耕そうとしていた農夫さんが発見しちゃったんだからまたすごい。入場料はナミビア人価格で一人N$20で、実はこの場所はなんとキャンプも可能です。だったらテントを持ってきてもよかったなぁと少し後悔しましたが、この旅はロッジ泊を満喫したいなと考えていたのでまぁよしとします。

 

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そして恒例のウェルカムボードで記念写真!ただ、この街にはカッコいいモニュメントがあるんですがWelcomeの文字が無いのが残念なんです。まぁこれも一応ウェルカムボードとしてカウントさせてもらいます。その後、運転手兼ガイドを務めてくれたMr.マルクスとMr.ピーターのオススメの宿に連れて行ってもらい今日はグルートホォンテインの街で一泊します。で、現在そのロッジでビールを飲みながらブログ更新をしているところです。このロッジ、かなりいい雰囲気!今日はもう文字数がオーバーなので詳しくはまた明日書きます。

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