ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

本番当日よりもそこに至る前日までの挑戦の日々や苦難の連続にこそドラマがある

2016年7月25日、天気晴れ。

 

いやー、疲れた!でもこのやり終えた達成感があるからなんとかブログを書けます!!本番を明日に控えた職場での中間報告。正直そんなに力を入れなくてもいいようなんですが、まぁそれなりに力を入れて準備してみました。ただパワポを作っただけなのであとはトークがものをいうんですがね。こちらは完全準備不足が否めない。自分の英語力はあてにならないので...ぶっつけ本番で臨みます。

 

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中休み明けまで受け持ちがない月曜日なので朝から理科室にこもってパソコンと格闘してたわけですが、中休みになると突然の来訪者がやってきました。先週金曜日に電話を貸してほしいと頼んできた彼です。生意気だけど憎めないと表現した彼です。そんな彼がやたら笑顔でやってきて

「カバンゴ(この地域一帯)のトラディショナルケーキを知ってるか??」

とたずねてくるので、「知らないよー」と応えると、なんとカバンから大きなケーキを取り出してプレゼントしてくれました。彼のお母さんの手作りだそうです。失礼ですが彼がこんなことをしてくれるなんて全くもって思ってもいなかったので驚きが先にありましたが、温かい気遣いにとにかく嬉しさでいっぱいになりました。やっぱり憎めないいいヤツです。このケーキは明日の朝ごはんにしようと思います!

 

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嬉しい来訪者はもう一人。この子はグレード6の生徒で算数をあまり得意としてない子の一人です。なんとか救ってあげたいと思っているんですが、現状は思うだけで何もできていないなと痛感しています。そんな彼女が理科室にやってきました。何かなと思うと「ワークシートをなくしてしまった」と言われました。成績に関係するトピックタスクのプリントのことかなと思ったら、宿題で出されたプリントのことだそうでした。たかが宿題でもしっかりとやりたいという彼女の想いを嬉しく感じるとともに、今抱えているタスクを早く仕上げて個別のフォローをしてあげないと!と背中を叩かれたような気がしました。そんな本日はグレード6はトピックテストでした。彼女もこの単元は一生懸命頑張っていました!その頑張りが点数に表れることを願っています。

 

授業もすすめなくてはいけないし、いろいろとやらないといけないタスクもあるしでまぁ久々に日本の職場にいた頃の感覚を少しだけ思い出しました。が、おそらく日本はナミビアの比ではなかったんだろうなと。今は怖いのであまり想像するのはやめておきます。

 

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明日火曜日までに仕上げなくてはならなかったタスクである二学期末試験問題の作成。今朝、カウンターパートの彼にその提出期限を明後日水曜まで伸ばしてもらえないかとお願いをしました。中間報告を言い訳にすると彼はオッケーを出してくれたんですが...やはり自分が納得いかなかった。なので本気を出して今日中間報告のパワポも試験問題も全て仕上げました。やればできるんだなと。そして全てを終えて理科室を出るとあまりにまわりが真っ暗すぎてビックリ。懐中電灯を常に携帯していてよかったです。そして光で照らしてもこの視界です。街灯ゼロだと本当にまわりは暗いです。明かりを消すと一面暗黒の世界が広がりますが、上を見上げればキレイな星空が!やっぱりすごいところにいるなぁと感じる夜の帰り道でした。

それにしても余談ですが最近蚊が大量に発生しています。