ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

肌で 目で 心で感じる新しい季節の到来

2016年5月27日、天気晴れ。

変わるものもあれば変わらないものもあるもので、なぜか相変わらず蚊がいるブンヤです。それにしても朝が本当に寒い。掛け布団は持っていないので、家でも寝袋生活です。そしてこれがあまりにも温いものですから、ケータイのアラームが鳴ってもなかなか外に出られず。挙げ句の果てには寝袋に入ったまま下のチャックを開けて足だけ出してミノムシ状態で移動してアラーム解除。冬の朝は未だに苦手です。

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時間ギリギリまで寝袋の中にこもっていたので、慌てて起きて急いで準備。コーヒー飲んで目を覚まして、久々にワイシャツに袖を通して身支度完了。そんなことをしていると朝からお客さんが。しっかりしろよと言われているようでなんだかスミマセンという感じに。1ヶ月留守にしていたのに夫婦そろって会いに来てくれる彼らに朝から心が温かくなりました。今日からいよいよ二学期が始まります。

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緑が濃かったこの通勤路も少し寂しくなり冬の装いになってしまったなと。そしてやはり寒い。ワイシャツの上からダウンを着て出勤です。でも、この道を歩いているとブンヤに帰ってきたんだな、また今日から学校が始まるんだなということをジワジワと感じました。

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1ヶ月ぶりのブンヤセカンダリースクール。もどってきたー!という安心感がありました。活動で忙しくなるのは必至ですが、今はそれよりもこの場所に帰ってこれたことが嬉しいです。久々に会う同僚たちが快く迎えてくれるこの場所は自分にとってもすでに大切な場所になっていました。さっ、今日はスタッフミーティングから始まってどんな1日になるのかな?なんて思っていましたが、心のどこかでちゃんとわかっていました。どうせミーティングは朝7時には始まらないだろうと。なので理科室にこもってさっそく来週からの授業に向けて指導案作成を!本当はこの休みの暇な時間を使って少しずつなんて考えて、荷物の中に教科書とノートを入れてはおいたんですが、取り組んだ時間0秒という結果に終わりました。まぁこれも薄々わかってはいたんですがね。今日から気持ちを切り替えて頑張ります!

そして自分が学校に来てから2時間半後、ようやくスタッフミーティングが行われました。この学校のこともだいぶわかってきたなと。久々に職員が顔を合わせ伝達事項がいくつか校長から言い渡されたらあっさり終了。これも既に想定内です。

今日は教員のみの出勤日で、子どもたちが来るのは来週から。簡単に言えば今日は職員が一学期休みボケを解消するための1日ということです。しかし自分はそんな余裕もなく授業準備に取りかかります。もう既に1ヶ月十二分にボケさせてもらったので、こっからは活動没頭モード!今日は11時に勤務終了で帰ってよしとの通達があったので、11時10分にはもう学校には誰もいませんでした。そういうところの時間はしっかり守るのがナミビア流です。

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校長からの話で面白かった内容が1つ。この休み期間中に学校周りのフェンスの所々破れていた穴が全てふさがり、ゲートには鍵がついたというお知らせでした。これから朝7時にはゲートを閉めるという話までは納得で、昔の日本の学園ドラマな感じの遅刻したら学校に入れない的なノリなんだなと思いました。が、そこで注意を受けたのは逆に教員側でした。先生たちも7時前までに出勤をするように!それ以降に来た場合、先生たちも学校には入れません!!と。こりゃフェンスのどこかに再度穴が開くのも時間の問題かもなと思った次第です。

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帰り道。メイズやマハングーが生い茂っていたミッションの畑もすっかり姿を変えていました。二学期が始まる!新しい季節が始まる!ということを強く感じた1日でした。旅で溜まった衣服の洗濯に久々のカレー作り。ブンヤでの生活リズムに少しずつ戻っていっているなと感じたところです。