ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

マラウィ一番の魅力はマラウィに住む人々の温かさでした

2016年5月7日、天気晴れ時々曇り。

マラウィ最後の夜は登山の疲れで気が付いたら爆睡。朝は起きたら急いで荷作りからスタートしたマラウィ旅行最終日です。今思えば本当に充実していた今回の旅行。マラウィで過ごしたのは実質5日間でしたがその間に湖には行ったし、山にも登ったし!かなりアクティブに行動しました。最終日の本日はナミビアに帰ります。

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今回のマラウィ旅行を共にした同期の仲間に別れを告げて向かうはブランタイヤにあるチレーカ国際空港。マラウィにはこのチレーカ国際空港と行きに利用したリロングウェのカムズ国際空港の2つの国際空港があります。ブランタイヤの街から車で20分ほどでチレーカ国際空港に到着。フライト2時間前になんとか間に合いました。

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さぁ、いざチェックインをしようと思ったらここでトラブル発生。行きのナミビアでは全く問題視されなかった荷物の重量にチェックが入りました。重さ制限があるらしく手荷物は8kgまでとのこと。加えて登山用のスティックも持参していたんですが、これも機内持ち込み不可だと言われ...渋々荷物を預けることに。これだけは避けたかった。とりあえずカードなどの貴重品類を抜いて、バックパックの周りについているいろいろな細々したものも外してなんとか中に詰め込んで...これでも不安だなぁと思っていたら、ラッピングをしてくれるとのことなので、それもお願いしてなんとか完了。改めて荷物を預けると、空港の職員がお金を要求してくるからこれまた不信感が募ります。払った方がいいのか?大丈夫か??行きの入国審査に加えてここでもなーんか不思議なマラウィの空港職員。しかし、もう信じるしかないので荷物を預けて、ゲートをくぐりました。

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帰りのルートは行きの逆です。まず向かうは南アフリカヨハネスブルグ。そこで乗り換えてナミビアウィントフック、ホセアクタコ国際空港に帰ります。この帰りのチケットが実は3日前まで取れてるかどうかイマイチ確証がなく不安でした。Eチケットの確認のメールがいっこうに来ないという事態だったんですが直前にメールを受け取りこれで帰れる!と一安心。飛行機移動は細かい手続きが多くてやはり苦手です。無事にマラウィアン航空の飛行機に乗り込み、楽しかったマラウィの地にサヨナラを告げました。

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ヨハネスブルグの乗り換えは行きは4時間以上もあって時間を持て余しましたが、帰りは2時間もなかったので逆に少し急ぎ気味で。ナミビアやマラウィの国際空港を見てからこのヨハネスブルグのO.R.タンボ国際空港を見ると、やはり南アフリカ共和国という国がアフリカの中でどれだけズバ抜けているのかということを感じます。残念なのはナミビアの協力隊員は南アフリカ共和国に任国外旅行で行けないこと。なので、国際空港の中だけでも南アフリカ共和国を満喫します。そして、最後はサウスアフリカ航空の飛行機に乗りオンタイムでナミビアへ出発です。

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不思議とナミビアに到着するとホッと安心する自分がいますが、逆にまた帰ってきてしまったと少し俯き加減な自分もいたり。今回の初の飛行機を利用しての任国外旅行で感じたことは、飛行機を使えば楽にどこでも行けるんだということです。それはもちろん日本も含めて。チケット予約の仕方も学び、チェックインや入国審査についても理解すると、自分の中の国を行き来するということのハードルがグッと低くなりました。飛行機ってすごいなと。

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ここでナミビアプチ情報。ナミビアはここだけは徹底しているというのが、出国の際も入国の際も必ず個人情報を記入する用紙の提出が義務付けられています。書く内容はだいたいで問題ないですが、提出は必ずです。で、その用紙記入のためのスペースがあるにはあるんですが、肝心のペンが置いてありません。おそらく机の上に放置しておくと誰かが勝手に持って行ってしまうのでしょう。なので、ナミビアに来る際は手荷物にボールペン一本を入れておくとスムーズに入国できます。と言いつつ、そんなことをすっかり忘れていた自分はエクスキューズミーと言って他の旅行客の方にペンを借りまして、そんなこんなでタイムロス。無事に入国審査を終えて手荷物が到着するのを待っていました。


グルグル回るキャリーケースたちを眺めながら、自分のはいつ来るのかなと。...正直、預けた瞬間から嫌な予感がしていました。そしてそういう予感は的中するもんなんですよね。おいおいおいおい!と。マジかよマジかよ!?と。
マラウィ旅行はこうして幕を閉じるのでした。