ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

病院の待合室でみんなが真剣に見つめるテレビに映っていたのは我らがメイドインジャパンのポケモンの映画でした

2016年4月23日、天気晴れ。

少し遅めに起きる朝。ここんところなぜかわかりませんがまた蚊が大量発生。で、このシーズンの蚊はどうやら刺されるよりも騒音被害の方が大きいらしいです。とにかく寝てると羽音がうるさい。まぁ刺されるよりは数倍マシなんですがね。まぁそれでもなんとか寝れてます。蚊帳サマサマです。

f:id:TPVC28-Namibia:20160425210433j:image
今日もルンドゥの街へ。まずは、水曜日に同僚のお孫さんに会いに来た時に済ませられなかった用事のために向かったのは私立の病院です。実はここ、以前紹介した自分が初めてルンドゥに来た際に泊まったロッジのなんと隣にありまして、その事実を先日知ってビックリしたところです。ここは私立病院なので、受診料は高め。先日赤ちゃんに会いに行ったのは公立病院なので非常にたくさんの方が来ていましたが、こちらはこじんまりとしています。水曜日に来た際は人が1人もいないのでこんなもんかと思いましたが、今日はここも混み合っていました。
では、なぜ病院に来たか?別に健康に問題があるわけではありません。

f:id:TPVC28-Namibia:20160425210705j:image
これを取得しに来たんです。こちら、いわゆるイエローカード的な黄熱病ワクチン接種の証明書です。来週からいよいよ一学期休みに入ります。その最初の7日間を使ってマラウィへ任国外旅行に出る予定です。そして、このマラウィという国は黄熱病ワクチンを打ってないと入国できない国なんです。なので、今日はだいっきらいな注射のために病院に来ました。二本松の派遣前訓練では毎週火曜日が予防接種の日でした。午後になると襲ってくる注射の恐怖は今でも忘れません。何本打ったことが...。まぁでもそのおかげで今健康でいられていると思えば感謝ですがね。

それにしても、ナミビアで注射。...正直申し訳ないですがいいイメージはありませんでした。痛いんじゃないの?衛生的に大丈夫?などなど勝手に疑心暗鬼してました。が、いざ受診するとなーんの問題もなくすぐ終了。やさしいお医者さんが丁寧に説明してくれながら、いつの間にか注射が終わっていた的な感じでした。逆に本当に打ったの??ってくらい。それでもその後、肩に懐かしい予防接種後の感覚があったので、ちゃんと打ってくれたんだなと。これでマラウィに行けます!

f:id:TPVC28-Namibia:20160425211019j:image
そのあとはいつものロッジにこもって今日もいろいろとやってました。...正直なことを書くと、一学期の休みが今、嬉しいようなもどかしいような複雑な気持ちです。マラウィはもちろん楽しみ!さすがに気分転換しないと活動にも力が入らないので。ですが、マラウィから帰ってきてもまだ20日ほどの休みがあるんです。以前だったら楽しむぞー!と意気込めたはずなんですが、今はなんだかそんな気分にならず。それでもブンヤに帰って何にもせずに20日を過ごすっていうのはさらに時間を無駄にしているような気がするので、ナミビア国内旅行に出る予定です。できるんだったら学期休みを短くして活動任期を短縮できたらいいのになと思うここ最近...。

あと1年を切って、ここにきてなんとももどかしい気持ちの毎日を過ごしています。こういう時はひたすらマンガを読むのに限ります。ここ最近ハマってしまった「3月のライオン」というのがあったんですが(自分の弟がなんだか気に入ってたらしいんですが、先日読んでみてどハマり!人間ドラマとしてすごく心にスーーッと入ってきて、登場人物と自分がところどころ重なるのがびっくり。オススメです!)、このマンガは将棋がテーマでした。で、なんだか日本文化に魅力を感じた自分が次に読んでるのは今更ですが「ヒカルの碁」。ベタですね。
蚊とともに過ごす長い夜はまだまだ続きそうです。それにしても今日は通信が悪い。