ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

左胸に手を当てると心臓の音が聞こえてくるという当たり前のことに妙に感動することがある

2016年4月20日、天気晴れ。

季節の変化は温度や虫たちの動き以外にも感じることができます。それが乾燥!ナミビアはアフリカでも有数の乾燥した国、ドライカントリーとして有名です。乾燥肌もちの自分なので、ここ最近特に足のカサカサが気になってきたところです。そういえば昨年、ナミビアに来たばかりの7月8月は毎日のようにボディークリームを使っていたなと思い出しました。なので、昨夜久々にボディークリームで保湿。NIVEAです。ちなみにナミビアのスーパーの保湿クリームの品揃えはかなりの種類があります。
クリームの匂いを嗅ぐと、不思議とナミビアに来た頃のことを思い出しました。匂いが呼び起こす記憶ってありますよね。なんだか気持ちが引き締まったような気がしました。

テストはいよいよ6日目!今日の試験はEnglish(英語)のPaper1です。こちらは文章を読んで問題に答える記述形式のテストです。読む力が試されます。それにしても、この試験だけテストがなんと6枚裏表!いつもは1時間半の試験時間を持て余す子どもたちですが、今日ばかりは時間いっぱい使って頑張っていました。今日もグレード6の試験監督だったのでほんの少し問題をご紹介。

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日本で考えたら中学2年程度のレベルになるのでしょうか?ナミビアの英語教育は課題ももちろんありますが、現在進行形でその指導の改善向上が図られています。日本の小学校でも英語の教科化の話がちらほら聞こえるようになってきたのかなと感じますが、はたしてどうなるのか?楽しみなところではあります。

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学期末試験なので、教室の環境は通常よりも整然としています。試験開始前にはカバンやノートなどを教室の前方に置く子どもたちもいるなど、しっかりと試験体制でテストに臨む子どもたち。ですが、この写真の通りです。十分な数の机が無い環境では、椅子が机の代わりになります。

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こんな状況でも頑張れる子どもたち。なんかすごく胸を打たれます。ちゃんと座りなさいとか、椅子を机の下にしまいなさいとかいうことって環境が整っているからこそできる指導なんだなと感じました。なんとかしてあげたいけど、なんとかできるかなぁ。

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今日は学校終了後すぐに活動パートナー(カウンターパート)のMr.ゲンダの車に乗せてもらいルンドゥの街へ行ってきました。ルンドゥに大事な用事があったのですが、それはまた後日になってしまいました。で、ついでと言ってはなんなんですが、なんとMr.ゲンダの娘さんが今日の深夜、お子さんを無事に出産したそうで一緒に会いに行くことに。ということでやって来たのはここ、ルンドゥホスピタルです。公立の病院で、お昼後の診察は2時からだそうです。たくさんの診察の方で溢れかえっていました。

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そして、お子さんとご対面。Mr.ゲンダとMs.ゲンダ(彼女もブンヤセカンダリースクールの先生です。担当教科は社会社会)、とっても幸せそうな2人でした。病院に来る前に寄ったスーパーで哺乳瓶とミルクを買ってる時からもう嬉しそうな2人の姿が。おじいちゃんになったんだ!と満面の笑みで教えてくれたMr.ゲンダでした。

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まだ産まれて24時間も経ってないのに、すでにミルクが飲めるんだということにビックリ!小さい子のことに関する知識はほぼゼロな自分です。産まれたばかりなのに、ミルクを飲んで、泣いて、一生懸命心臓を動かしているその姿に命を感じたところです。すごいなと。その後、さっそく服も着て、靴下に帽子もかぶせてあげておめかし完了!ゲンダファミリーに幸せを分けてもらった午後でした。

さぁ、明日がテスト最終日!もちろん教科は算数です!!がんばれー!!!