ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

その時はわからないけれどあとになってわかるあの日あの時のあの言葉の意味

2016年4月17日、天気晴れ。

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昨日、稲刈りをした近くの水田で見つけたキレイな花です。オゴンゴの自然の中で過ごした2泊3日も今日でおしまい。自然の中でしか感じられないミエナイチカラをもらって気分はリフレッシュ!今日はオゴンゴから任地に帰ります。

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残念ながらオゴンゴにはWelcome toが無いんです。まぁこういうこともあります。なので、今日はオゴンゴからオシャカティという大きな街に行く途中にあるオシククで8枚目をゲットです!

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そしてやって来たのがオシャカティという北部最大と言われる街です。ここから各方面に出発するコンビに乗ることができます。ということで、いつもの乗り場に連れて行ってもらうと...あれ?コンビが1台も停まっていない。どうした??何が起きた??と思っていたら、なんと乗り場が新しくなったそうです!ということで、無事に大量のコンビが停車している乗り場に到着。それにしても一新されててビックリ!オープンマーケットと呼ばれる市場のようなものがナミビアの主要な街にはそれぞれあります。ですが、ここオシャカティのそれは規模が大きく、以前来た時は人でごった返す軽い無法地帯のようで、正直あまり近づきやすい雰囲気ではありませんでした。それが今年の3月に完全移転。かなりのお金を使ったことが一目でわかる変わりようでした。コンビ乗り場もそれに乗じて場所を変えたようで、各方面別に車が整列されていて、セキュリティーもバッチリ。オシャカティのコンビ乗り場はあまり評判が良くなかったのですが、今後は少し安心して利用できそうです。

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現地の人がつくる家庭的な食事が食べられのがオープンマーケットのいいところです。今日の朝ごはんはこの女性のお店に決定。マカロニ、ライス、チキンで24ND。味付けがあっさりしていて美味しくいただきました。

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今日はコンビに乗ること約5時半ほどでブンヤに帰ってくることができました。最近少しコンビ運が無かったのでこれはラッキー!では、時間も(文字数かな?)少し余裕があるので、1年前にタイムスリップ。

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2015年4月17日、天気晴れ。

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訓練9日目でした。ちょうど英語の授業が始まった最初の週の金曜日。ようやく訓練が始まったんだなーと実感した頃でしたね。まだ英語の授業にも少し緊張していたなと。
二本松と駒ヶ根で行われる青年海外協力隊の派遣前訓。70日間缶詰状態で行われるこの訓練の目的、1つ目は語学習得。これがまぁかなりの重きを置きます。2つ目は青年海外協力隊についての基本的な知識、心構え等の習得。座学が中心です。3つ目は健康管理、体力維持と向上に関する知識の習得と実践。2年間海外で生活する上では欠かせないところです。4つ目は...メインはこの3つでしょうか?(記憶を頼りに書いております。不備等ありましたらご連絡下さい)
写真は英語の学習で使っていたテキストです。初めてこれを手にした時の学生の頃に戻ったようなワクワクを今でも覚えています。

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訓練生のそれぞれの任国や地域によって習得する語学は異なります。ナミビアは英語が公用語なので、ここではみっちり英語学習。英語を習得する訓練生は午前と午後でクラスが分かれます。午前中は日常会話や基礎的な英語の習得を目的とするホームクラス、午後はそれぞれ訓練生の職種に合った実践的な英語の習得を目的とするテクニカルクラスの授業を受けます。午前3時間、午後は2時間くらいだったと思います。まぁどちらも当時はタフで宿題や課題も出るわ出るわで毎日大変でした。が、今にして思えば楽しかったなーと。
ホームクラスでは毎日Journalを書くのがタスクでした。これがとにかくきつかった。夜遅くまで時間かかってやってましたね。で、最後の方はサボってしまった。ソーリーセドリック。で、よくよく考えるとこれって先日子どもたちが行った英語のPaper2の試験とやってることは同じだなと。はたして、今現在の自分がこの課題をやったらどれだけ書けるのか...。怖いのでやめときます。

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Speak your target language
語学を学ぶ研修棟の廊下の上に掲げられていたこの言葉。うちのホームクラスの担任はとにかくこの言葉の教えに厳しい人でしたが、今にして思う。本当に大事な考え方だったなと。研修棟の扉を開いた瞬間から意識を変えていた1年前の自分。ですが、任地、任国ではその扉は常に開放状態です。英語漬けになる70日間の語学訓練で最も大事なことは自分の意識の変革なんだったんだと感じます。二本松の訓練所、研修棟はすごい場所だったなと改めて思いますね。自分のスイッチが切り替わる不思議な場所でした。
こんなこと書いてますが、はっきり言って英語レベルは1年前と大して変わっていないなと感じるのがなんとも残念なところです。それでも今でも忘れられないこの言葉。

Speak your target language

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英語の学習に改めて取り組んでみようかなと思う今日この頃です。