ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

今会いたいすぐ会いたい砂漠の真ん中で

2016年3月22日、天気曇りのち晴れ。

どうやらスワコップムンドの天気は朝方雲が出るようで、昨日と同じような曇りでスタートした本日。おそらく今日も午後は天気がよくなるはず!と信じてたのもあってか、時間が経つにつれて晴れ間が見えるようになってきました。スワコップムンド2日目、スタートです。

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まずは今日までお世話になっていた宿とお別れを。初日に利用したのはskeleton beach backpakersという、中心街から徒歩20分程のところにある宿です。ベッドはフカフカWi-Fiはほどほど。こじんまりとしている感じが個人的には好印象な宿でした。ドミトリーは一泊160NDです。朝食は最低限の感じだそうでした。(ここ連日食べ過ぎているので、今日は朝食カット。)

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宿を移動して、そこから午前中は昨日に引き続き街を散策。世間的には昨日までが祝日だったので、昨日閉まっていたお店も今日はオープンしてました。学校隊員だけがもらったこっからの特別な3連休です。それにしても人が多い。外国からやってきたと思われる白人さんたちで街は昨日と同じように賑わってました。それにしても、歩いているだけで異国情緒を感じられるスワコップムンド。オシャレな建物が目を引きます。

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街中全体がアートで溢れています。これはメインストリートを少し入ったところにあるカフェの前に立っていたウェイター。で、裏から見ると
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料理長。あえて2つに分けないそのセンス。奇抜です。

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本当に歩いているだけでたくさんの発見があります。

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海近くにあるこちらの建物はその大きさでも目を奪われます。中に入れるようだったので入ってみました。すると
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ここはなんと図書館でした。本の並べ方1つ取ってもオシャレ。懐かしいカード式の本の貸し出しスタイルもレトロでいい感じでした。ナミビアでは珍しい蔵書数の多さにもビックリ。スローな時間が流れるこの場所はまさに読書にピッタリです。

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さっ、そんなこんなでもうお昼時。メインストリートの一本となりの道で見つけたカフェbojosのテラスでランチをいただきました。ナミビアにいることを一瞬忘れる南国ムード感。メニューも美味しいくて大満足でした。

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そして午後。今日はここからがメインです。
宿まで迎えに来てもらった車に乗り込み向かうはDESERT EXPLORERS ADVENTURES CENTER。ここはスワコップムンドの南に広がる砂漠のアクティビティーの窓口です。今日ここで参加するのはバギーで砂漠を巡るツアー(QUAD BIKE TOURS)です。

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バギーに乗り込み(マニュアルorオートマ選べますが、オートマ即決)、いざ砂漠に向かいます。バギーも初体験、黄色い砂漠も初体験(年始に行ったソーサスフレイの砂漠は世界でも珍しい「赤い砂漠」でした)だったのでもうテンションが自然と上がります。ですが、気を引き締めていないとハンドルを取られます。相変わらずの自分の運転センスの無さを感じながらも、そんなこと言ってたら楽しめないのでとにかくフルスロットル!まわりに見えるのは砂漠のみ!!ここならどんな運転したって大丈夫という安心感の方が勝ちました。

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ついつい運転に集中しがちですが、ふとまわりを見るとこの景色。もう別世界の中です。で、油断してるとカーブの連続が目の前に。自然にできあがった砂によるスノボーのハーフパイプのようなコースに初めはビビってましたが慣れてくるとこれがスリリングな快感になってきます。

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辿り着いたゴールから見えたのは、文字通り360度に広がる砂漠の世界。今自分が砂漠にいるのが当たり前のようで不思議な感覚になりました。

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もう大満足!だったんですが、ここで今回はもう1つのアクティビティーに挑戦。サンドボードと呼ばれるそのアクティビティー。初めはスノボーの板を装着して砂を滑るなんてものを想像していたんですが、用意されたのは薄っぺらい木の板一枚。
「よし、じゃあ滑れ!」
そう言ってガイドさんがやり方をレクチャーしてくれたんですが、乗り方よりも前にその傾斜。これはヤバすぎるだろと。そこをほぼ直滑降で、しかもいわゆるウルトラマンスタイルで。マジ?マジ?って迷ってる暇もなく自分の番。もう行くしかないのねと腹を決めてGO!...たのしーーい!!怖くて声上げるかななんて思ってたんですが、そんな暇もなくとんでもない体感速度で砂を滑っていきます。そして終わった後の解放感。よくこんなアクティビティーを考えたなと。その後、調子に乗って少し高い位置からも滑って、全身で砂漠を感じたサンドボードでした。もちろん、全身で砂だらけです。

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帰りのバギーで一回スタックするも、終わる頃にはようやくバギーを乗りこなせるようになっていました。とにかくスピードを出して飛ばしに飛ばして砂漠を満喫した1日。帰り際にバギーから見えた砂漠と海と街のコラボレーション。昨日は海、今日は砂漠。スワコップムンドがNo.1観光地と言われる理由を身をもって実感した2日目でした。