ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

駄菓子屋に並べられた1個10円や20円のお菓子たちに胸をときめかせた少年時代

2016年3月10日、電気晴れ。

珍しく朝方雨の音で目が覚めました。おっ、ついに初の雨の中の出勤か?でも傘を持ってないからどうしようなんて考えている内に、いつの間にか雨はやんでました。なので涼しくて気持ちのいい朝を迎えました。が、今日はそこから久々に暑くなりました。帰る時も暑くて、ジリジリと照りつける日差しを肌で感じていました。それにしても、先日のウォーターバーグのお昼休憩の間にかなり強めに日焼けしてしまい、一昨日から顔の皮が剥がれてものすごいことに。さすがのナミビアの皆さんも、自分の顔を見ると何があったんだ!?って反応を示してきます。顔は上手に焼かないとですね。

昨日惨敗だった小数の導入でした。が、今日からは理論ではなく方法の指導が始まりました。まずは数字の読み方から。「123456」これ、英語で読めますか?自分も去年の今頃は正しい読み方知りませんでした。「one hundred and twenty three thousand four hundred and fifty six」と読みます。まぁ複雑。hundredの後のandを忘れる子が多いですね。でも、規則がわかると123,456って表記した時の「,」の意味がよくわかるようになります。派遣前訓練で学んどいてよかったことの1つです。そういえば日本でも数字を文字で書く学習がありました。「123456」は「十二万三千四百五十六」。こちらもよくよく考えるとかなり複雑ですね。数字を3つのくくりで考える英語の発想と4つのくくりで考える日本の発想。数字1つとってもそこには文化の違いがあるんだなと感じました。

ただ、小数になるとすごく簡単になります!「1.234」は「one point two three four」。そのまま読めば正解なので、子どもたちも余裕の表情でした!やっぱできるわかる体験が子どもたちに与える自信は大きいです。昨日は少し雲行きが怪しくなりましたが、今日で一気に挽回!小数、いけそうな気がしてきました。理論はじっくりコツコツと指導していきたいと思います。

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さぁ、話は変わって昨日の帰り道。いつもの道を歩いてると左手で何か作業している人の姿が見えました。何やら新しい建物を建てている様子でした。1番左に写っている彼は、以前自分が家で水が使えなかった際、病院のシャワーを浴びていいよ!と言ってくれた彼です。そんな彼が汗ダラダラになりながらコンクリートを水と混ぜていました。

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「ここにちょっとしたお店をつくるんだ!
楽しそうに話す彼の笑顔。楽しみにしてるね!と言ってさよならをしたのが昨日です。
で、ついつい進捗状況が気になって、いつもだったら学校から斜めに走ってるショートカットコースで帰るんですが、今日も暑い中普段通りの道を歩いて帰ってお店の様子を見に行きました。
そしたら...

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なんと完成してました!こんなに早く完成するとは思ってなかったんでビックリ!ちゃんと地盤はコンクリートで固められて、周りの壁は風通しの良い植物のすだれでキレイに覆われてました。すごいすごい!と言って見ていると「マスターコージーマ!」と彼が呼びかけて近づいてきました。「中も是非見てくれ!」「いいの!?」ってことで、完成したばっかりのお店の中におじゃましてきました。

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外から見ると小さいのに、中に入ってみるとその居心地の良さと想像以上のクオリティーにまたもやビックリ。「ここに商品を並べて、この窓で受け渡しをするんだ!」と、語る彼の頭の中にはさらなる完成形が見えているようでした。彼の名前はMrモロス。ブンヤのナイスガイの1人です!(今だから言えますが、第一印象はあまりよくなかったんです。が、今は仲良し!)

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ペンキで窓枠を塗ったり、商品を揃えたりとまだまだやることはあるようで、お店のオープンは今月末、10連休明けを予定しているとのことでした。どんなお店になるのか、今から楽しみです。