学生時代のバイトの経験は大人になってから意外と役立つことがある
2016年3月7日、天気曇り時々豪雨。
旅行気分が抜けない週初めの本日。「外で生徒が待ってるよ!」って教えてくれた同僚に「RYOKAI」って返事してた自分に慌てる始末。なんか今日は所々で日本語が出てしまいました。こんなことは珍しいので自分でもビックリ。気を引き締めて行かねばと思います。
さぁ、なんだかんだでちょーっと、いやかなり授業の進度が不安になってきた今日この頃。算数は1学期に全部で5単元も教えないといけないんですが、まだその内2つしか終わっていないんです。こりゃやばい。と思ってたら今日の放課後、算数科の同僚に呼ばれて「今学期の指導項目が3つになったよ!」という嬉しい知らせを受けたわけです。ほっと一安心。どうやらどこの学校も学期初めのドタバタは同じらしく、州の教育委員会的ポジションが5つは無理だと判断したらしいです。これでじっくり教えられる!と油断してると後で痛い目を見るので、進度のこともちゃんと意識しておかないとなと思います。
グレード6はついにグラフ学習も本日がラスト!ここまで縦と横の棒グラフ、折れ線グラフときて、最後は二重棒グラフ(double bar graph)のかき方を学習しました。計算のいらない単元なので、子どもたちもここまで楽しく学習してくれたかな?と思っています。まぁ、いろいろと課題も見えてきたのも事実です。
今単元は基本的に全てワークシートを使って学習してきました。日本では普通のことですが、こっちではワークシートを使うっていうのは珍しいようで、先日自分の授業を見た活動パートナーは結構驚いていい反応を示してくれていました。ただ、まぁワークシートを保管できない子どもたち。日本でも同じですかね。当然のように無くす子が続出しました。まぁだからといって2枚目を渡すようなことはしませんでしたがね。そこは厳しく。ファイルもなければ、自分のカバンすら持っていない子どもたちの実態にはワークシートの活用もなかなか難しいものがあるように感じました。まぁもちろんちゃんと管理できる子はできるんですがね。やっぱり日本と一緒かもしれません。で、その裏でワークシートをなくしてしまったので自分のノートに手がきで一からグラフをかいている子どももいたのは嬉しかったです。何も言われなくても自分で考えてものごとに取り組むことができる姿に心打たれました!まぁ大半は何にもしないでボーッとしてましたが...。
そして、日本だったら少し教えたら「ハイ!自分でやってみよう!」っていうのが大事だと思うんです。が、今回感じたことのもう1つは自力で取り組む力が足りていない子どもたちにそれをやってもあまり効果は得られないということでした。一緒にグラフをかきながら説明したあとに「ハイ!自分でやってみよう!」をやったんですが、授業後にノートを見てビックリ。もちろん理解できた子はちゃんとしたグラフがかけていたんですが、全然理解できずになんとなく棒をかいている子どもも。折れ線グラフでは最後の点と点をつなぐところでグチャグチャになってしまっている子がいたり、そもそも点が該当する箇所の真上にかけていない子がいたりと大変でした。こっちが簡単にできるだろうと思っていることもなかなか難しいものだなと改めて感じました。
さらに、日本だったらここで算数ドリルでもう少し練習をしたり、算数プリントを増刷して子どもに取り組ませたりすることがいとも簡単にできるんですが、それができないのが何よりの大きな課題だなと感じます。とくにグラフみたいなフォーマットが必要な学習の指導は尚更です。つまり、間違えたグラフをかいてしまった子は、正しいグラフを自分の手元に残すことなく終わってしまうんです。自分で取り組むことはもちろん大切ですが、対60人の指導の中では「ハイ!一緒にやりましょう!」も大切なのかもしれないなと思うようになりました。今後もいろいろと試してみようと思います。
今日も昨日の引き続き突然の豪雨に見舞われたブンヤです。少し肌寒くて、シャワーを浴びるのにも勇気がいるような気温だったので...そうだ!ラーメンを作ってみよう!ということで元麺屋空海ラーメンバイトとしての持てる全てを出し切って作った渾身の醤油ラーメン。...すげーうまくて自分でビックリ!カレーの次はラーメンの研究をすすめてみようかなんてアイデアが浮かんできたところです。