ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

カレーにはやっぱりライスが合うという結論に至る

2016年1月25日、天気晴れ。


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新しい1週間がスタート。昨日までのウィントフック生活によって気分がリフレッシュされたのはいいんですが、いよいよ授業が始まるってことで少なからずの緊張も。やっぱ、何年経っても教壇に立つっていうのは簡単なことじゃないです。授業はいつだって一発勝負。成功しても失敗しても、その授業は一回切り。昨年は初めてナミビアで授業を受け持ちましたが、さんざんコテンパにやられてました。試行錯誤しながらの毎日。それがまた今日から始まる。不安がありますが、それよりも今は期待の方が大きいです。やっぱり去年の失敗の中で学んだ経験が自分に余裕をもたらしてくれてる感じがします。今を楽しむ!この気持ちをいつも持っていたいと思います。まぁもちろんそのためにはそれ相応の努力が必要なんですがね。
 
初回のグレード6の算数とグレード5の理科の授業。いろいろ思うところはありますが、いきなり1時間だけで判断するのは難しいので、感想等はまた今週末あたりにでも書きたいと思います。とりあえず言えることは、やっぱり授業は教材研究にはじまり、教材研究に終わる。
 
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学校帰りの道ではliving things(ただいまグレード5で教えている生物の単元)が目の前を横断。いつの間にか慣れてきてしまっている自分がいますが、改めて考えると下校途中に牛が横切るってすごい光景ですね。ここブンヤの村周辺では牧畜は主要な収入源です。いたるところに牛がいます。驚きなのは牛の糞。日本だと家畜をイメージすると独特の臭いを思い出しますが、ナミビアでは全く感じません。自分が麻痺したのか??いや、そんなことはないと思います。食べてるものが違うからなのでしょうか。道のそこら中に動物の糞があるのは当たり前です。いちいち踏まないようになんて歩いていたら、おそらくどこにも行けずに立ち往生してしまいます。
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一度理科モードに入ると、日常のいたるところに教材を見つけてしまいます。特にナミビアでは生物や自然に関する教材はいたるところに!花のつくりを教えるために最近は花があると写真をパシャパシャと撮ってるんですが、今日見つけた花はなんとも不思議。花びらの中に花!?自然の不思議は魅力的です。しかしこの花は子どもに見せると混乱しそうなのでお蔵入りかな...残念。
 
ということで、相変わらず水が出ないという事態に見舞われています。が、なんととなりの病院で働いてる人のご好意で蛇口とシャワーを使わせてくれることに!とりあえず助かったー!本当に自分の家だけ断水という不思議な現象。そして、なんとなんと病院のシャワーはお湯が出る!!...これは冬場もぜひお世話になりたい...。
ただ、やっぱり家の蛇口から水が出ないのは不便ですね。2リットルペットボトルに入れてきた水を大切に使いながら、晩御飯に砂肝カレーを作ってたんですが、まぁなんかやりづらい。(ちなみにナミビアでは冷凍の砂肝がどこのスーパーでも意外と簡単に手に入ります。まぁ間違って買ってしまったんですが。)で、ついつい自然な習慣で、カレーを煮立てて流間に洗い物をと思って蛇口をひねってしまったんです。出るわけないんですがね......!?出たーー!!!こんな感動的な瞬間を誰とも分かち合えないのが残念でしたね。もうそっからは洗い物にもエンジンかかりました。やったー!でも油断してるとまたいつ水が出なくなるかわからないなと。まぁこれもブンヤ生活の醍醐味の1つだと認識しときます。
 
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今日も玄関前には来訪の方が。ヨダレ垂らしてこっちを見てました。残念ながら砂肝には骨は付いてないので、ジェスチャーで「X」ってやって伝えときました。さっ、さっそく冷やした水を飲みながら本日も教材研究!