子どもたちにだって大人に負けないくらいのプライドがある
2016年12月10日、天気晴れ。
一つの旅が終わったらまた次の旅へ。止まることないナミビア国内移動が続いています。そして昨日バオバブの町オウタピに別れを告げて向かったのはそこからおよそ500km離れたナミビアの中央部に位置する街、オジワロンゴです。この街は既に何回も来ているので新鮮味はありませんが、もう一度行きたい場所に訪ずれるべく今回はやってきました。本日のオジワロンゴ巡りはゲストハウスOut of Africaからスタートです。部屋は2人でN$650とお手頃価格!同じ系列でホテルもありますがそちらは高め。ここを今日はなんと朝の6時に出発!パック詰めしてもらった朝食を持っていざ車に乗り込み目的地に向かいました。
オジワロンゴから未舗装道路を44kmほど進んだところにあるのが、オジワロンゴのもう一度来たかった場所その①チーターカンサベーションファンド(Cheetar conservation fund)です。ここに関しては以前ブログでも紹介しましたが改めまして。Cheetah Capital of the world、ナミビアはチーターの世界ではこう呼ばれています。世界の野生のチーターの20%、およそ3000頭が現在ここナミビアに生息しているそうです。
チーターは足が速いということで有名ですが外敵も多く、時代の流れの中でその数はどんどん減少しており今は絶滅の可能性にも瀕しています。そんなチーターを保護する施設がここチーターカンサベーションファンドです。傷付いたチーターの手当てをしたり、トレーニングをしたりすることでチーターを守る役割もあれば、ナミビアの現地の人々や観光客に対してチーターに関する正しい知識を広めることでチーター保護を促したりする学校としての役割もあります。
今日はここで朝8時から行われるチーターランを見てきました。あのチーターが全速力で走る姿を実際に見ることのできるこのアクティビティ。走って獲物を捕まえて食べるというチーターの姿は迫力満点!!N$480と値段は高めですがこのお金もチーター保護の支援金となります。
ちなみにここに併設されているチーターカフェではなんとザ・アイスコーヒーが飲めます!ナミビアのレストランにも「アイスコーヒー」はメニューに載っていますが、日本のそれとは違いフローズンチックなコーヒーテイストの飲み物の場合が多いです。白人観光客が多いチーターカンサベーションならではのメニューかもしれません。
そしてオジワロンゴのもう一度来たかった場所その②は今回初紹介になります!この街にはもう一種類出会えるこの地ならではの動物がいます。それが...
こちら!ワニです!!!!ここオジワロンゴクロコダイルランチ(Otjiwarongo crocodile ranch)はオジワロンゴの街中にあるいわゆるワニ園。敷地内には数え切れないほどのワニが!ちなみに本日は土曜日ということで週に一度のワニの餌やりを見ることができる日でした。なんとワニは食事は週一回でいいらしいです。その代わり一回の食事で羽が付いたままの鶏をばくばく食べます!鶏を一口で丸呑みするその豪快さと言ったらもう!!しかし今日は行った時には既に終わってしまっていて見れませんでした。残念。午前11時からとのことでしたが、餌やりを見たい場合は10時半頃には行って待っていた方がいいかもしれません。
ちなみにこのワニは80歳ぐらいの大御所さんたちで、立ち振る舞いも全てに迫力があります。歩く姿はまるで小さなゴジラを見ている感じです。
に対してこちらはなんと齢9ヶ月のベイビーワニちゃんです。 怖いというよりもカワイイと感じてしまいますが、この子も立派に噛みつくそうです。背中とお腹を触らせてもらいましたがゴツゴツとプニプニがたまりません。
そしてこの子たちが4〜5歳の子たち。もうここまで大きくなるとかわいさはどこかへ消えてしまい、その風格はもうワニのそれでした。そしてそして、ここオジワロンゴクロコダイルランチに来たら欠かせないのが
ワニ園に併設されているレストラン。ここではなんとワニ肉を食べることができます!!これがなんと絶品です!!写真はワニ肉のスペアリブ。鶏肉と白身魚を合わせたような味で弾力のあるワニ肉は食べ応え十分。この一皿でお腹いっぱいになれます。クロコダイルランチはワニを思う存分楽しめるオジワロンゴのおすすめスポットです。
ちなみにカメにも会えます!ナミビアヒョウモンリクガメもナミビアで出会えるカワイイ動物の一つです。ワニ園入園料はN$65でした。
一年前にも訪れた懐かしい場所を巡った本日。同じ場所に訪れても見え方や感じ方はまた変わるもので改めてチーターとワニという2つの動物に対する興味が高まった一日でした。そしてこれにてオジワロンゴ巡りは終了。車に乗り込みまたまた次の目的地へと向います!!