ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

自分には感情によって天候を操る不思議な力があるんじゃないかと思う時がごく稀にある

2017年3月9日、天気晴れのちくもりのち大雨。

 

現在大雨が止むのを教室で一人待っているところです。夜7時をまわり少し暗くなってきたなーといった感じです。...明日が勤務最終日なんです。なのに!全然そんな感じがしないんです。なぜか。

 

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2時間前ほどのこと。放課後学習が間も無く終わるという時間に同僚が何かを子どもたちにアナウンスをするために教室に来たんです。なんかこの前も子どもたちにお知らせをしていたことは覚えていたんです。「PAY」という言葉を聞き取ることができたので何かしらの徴収金かなと想像できました。で、気になったのでそのあと帰る間際の子どもたちに聞いたんです。何のお金の話をしてたの??

 

「明日のルンドゥへのスタディーツアーのお金のことだよ!」

 

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なんと社会の学習でルンドゥの街にあるという気象センターに校外学習に行くというのです!日本だと理科の学習内容になりそうですが、こちらでは社会に入るんですね。そしてそのための集金80N$のお話だったわけです。移動費と食費の80N$だそうで、気象センターの入館料などは全て無料!ナミビアの教育に対するオープンマインドを感じるところです。ということで。ということでなんです。ノリツッコミでいうとここまで思いっ切りノッてあげましたがもうツッこまざるをえません。

 

明日!?明日ルンドゥ!!!!!!!?

 

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とんでもないサプライズが最後の最後の正に本当の最後にドカン!!!!とやってきました。なんと明日グレード7の子どもたちは朝からルンドゥへ行くんです。一応書いておくと、明日は自分の勤務最終日です。最後の日に子どもたちがいない!!...理解し難い状況に驚きを超えて虚無感を抱いています。思わず慌てて社会担当の同僚を探して一応質問しました。明日なの!?何も知る由もない同僚はそうだ!と。ですが今年から社会科主任になったMr.ジョンも子どもたちを想って企画した校外学習。自分の気持ちも伝えたいけど、彼の気持ちも優先するべきで...すっごく煮え切らないもどかしさです。

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ナミビアで、特に街から離れた村ブンヤで校外学習を実施する上での最大の問題は「お金」です。80N$とサラッと書きましたが、子どもたち、そして保護者にとっても高額です。なので明日のスタディーツアーは全員参加ではないんです。日本だと考えられませんが7Aは51名中ツアー参加者は21名。残りの30名は通常通り学校で勉強をします。...これが煮え切れない原因です。全員参加なら自分も付いていって一緒に気象センターに行けばいい話なんです。が、半分以上が学校に残るんです。んーーーー、たしかに!お金の問題が絡んでるのでたしかにそうなることはわかります。校外学習全員参加が当たり前の日本がすごいなと思うところ。ですが、それが明日かと。

 

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明日は最後の一日!だから授業はサラッと終わらせて子どもたちとの最後の思い出作りだ!!なんて考えていたんですがね。授業どころでもありません。だって全員いないんです。やり切れないよなぁと。昨日の幸せから一変。ですがこれもまた一つナミビアらしい体験です。年間計画というものがあるようでほとんど無いブンヤセカンダリースクール。このスタディーツアーも先週急遽決まったそうです。そしてその急遽に許可がおりてしまうミラクルが起こるのがナミビア!日本だったら校外学習の届けを出したり事前の指導をしたりという手続きや準備が必要ですが、ナミビアは思い立ったが吉日!ある意味やりやすいのかもしれません。

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そして何よりも子どもたちがとっても楽しみにしているんです!!そりゃそうです。校外学習です!自分が知る中ではこの2年間プライマリー(小学校段階)の子どもたちが校外学習に出かけたことは一回もありません。正直今日までプライマリーは校外学習には行けないもんだと思ってました。それが!教員の行動力によって校外学習が実現するんです!!これを喜ばないわけにはいかないです。すっごーーーく気持ちの整理が難しい状況ですが、子どもたちがスタディーツアーに参加できることを喜ばないといけないんだと思います。泣いても笑っても明日がラスト!笑おう!!

 

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2年間で一番の大雨が降った本日。岩だと思って靴が濡れないようにと足台にしたのが泥だった帰り道。ダブルパンチなのかトリプルパンチなのかもう何連打喰らったのかわからない状況ですが、こんな時こそ笑顔が大事!村の子たちの笑顔の写真を見てパワーをもらうのでした。