ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

アシカ アザラシ オットセイ 正しく見分けられる人はスゴイと思う

2017年3月4日、天気くもり時々晴れ。

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170305161203j:image

今日はこの一枚からはじめさせてもらいます。今はもう残り何回飲むのかわからないハンサドラフトの生ビールを飲みながら充実した一日をふり返っているところです。とにかーーーく朝から超過密スケジュールだった本日。満足感もハンパないですがその分疲れもハンパない!なのでビールが沁みる沁みる。昨日の仕事終わりの12時間移動から休む間も無く、海沿いの街スワコップムンドを起点に今日は本当に動いた!!

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170305161337j:image 

朝8時半に宿泊しているロッジに車を読んでもらいまずはスワコップムンドから北へ。とにかく海沿い特有の曇った空の下、何もない道をひたすらまっすぐ行くと到着したのが

f:id:TPVC28-Namibia:20170305161447j:image

こちら、ケープクロスという場所になります。1486年、ポルトガル人のディオゴ・カオさんがヨーロッパ人として初めてこのナミビアの地に上陸しました。そこがここ、ケープクロス!この地がポルトガルのものであるという証として建てられたのがこの石の十字架になります。その後のヨーロッパによるアフリカ大陸の植民地化の動きの始まりとも言えるこの地は歴史的に重要な意味をもつ場所です。が、現在ここはこの史実よりももう一つ、あるもので非常に有名なスポットとなっています。そのあるものは到着するとすぐに視界に!だって...

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170305161519j:image 

駐車場がコレですから!!!!

f:id:TPVC28-Namibia:20170305162051j:image 

ここケープクロスは世界最大級のオットセイの保護区として知られています。彼らはケープオットセイという種類のオットセイです。世界最大の名は本当に伊達ではなく、その数にひたすら圧倒させられます。ここにも、あそこにも、あっちにも!見渡す限りオットセイです。なんと繁殖期には20万頭を超えるとか。ちなみに今は繁殖期ではございません!

f:id:TPVC28-Namibia:20170305163517j:image

そしてすごいのは数だけじゃないんです。ニオイ!!オットセイにとってニオイは互いを認識し合うための重要なもので、そのためすごーーーいニオイがします!!これにもひたすら感激し続ける自分でした。強烈なインパクトがあります。さらにはその鳴き声もすごい!!この数ですからね。ワイワイガヤガヤお祭り状態です。ある子はゴロンと寝転んでるし、ある子たちは喧嘩なのかじゃれてるのかわからない感じにちょっかいを出し合っていまして...もしこれが教室だったら!?なんていうしょうもない想像をしてしまいました。

f:id:TPVC28-Namibia:20170305162308j:image

そしてこれはブンヤの子どもたちに見せてあげようと思って撮った一枚!理科で動物の種類について学んだグレード5の子どもたち。海の動物の中にも哺乳類がいることを教えてあげたいなと思います。オットセイの子どもたちは毛が黒くてちっちゃくてそのかわいさがたまりませんでした。

 

ケープクロス滞在は時間の都合上わずか20分ほどでした。もっとじっくり見ていたかった気もしますが、あの匂いの中だと20分がちょうどいいかもしれません!帰りの車中、自分の体からはほのかなオットセイの香りがしました。そしてケープクロスとスワコップムンドの途中にある町ヘンティスベイで久々のウェルカムボード撮影!もう何枚目かもわからないわけですが、本当によく旅をしてきたなと思います。

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170305162438j:image

その後11時にスワコップムンドに戻ってくるとそこから次の車に乗り換えです。今度の車は4×4!完璧な準備をしないと向かえないナミビアの絶景スポットに向かいます。今度は南へ。まずはスワコップムンドから30kmほど南に位置するウォルビスベイで準備を整えます。ここウォルビスベイに来るのもこれがなんと3度目!そしてここに来たらやっぱり見ておきたいのは

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170305162501j:image

こちらでしょう!何度見てもまぁ美しいこと。午前中のケープクロスのオットセイに引けを取らないウォルビスベイのフラミンゴです。迫力で圧倒するのがオットセイだとすると、フラミンゴたちはその上品な佇まいが魅力です。

f:id:TPVC28-Namibia:20170305162531j:image

キレイなピンクが目にも色鮮やか!フラミンゴはナミビアで出会った動物の中でもベスト5に入るお気に入りです。今日は朝から動物だらけな一日でした!

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170305162701j:image

と動物だけで終わらないのが本日です。車の準備が完了していざ出発!ウォルビスベイよりもさらに南へと進んでいきます。ここら辺で行われている塩を精製するためのひろーい塩田と工場もなんだか気になるスポットではありましたが、それを超えてどんどん南へ。何もなーい道がこれまた続くわけですが

f:id:TPVC28-Namibia:20170305163025j:image

いきなりシチュエーションは変わります。波打ち際をガンガン進んでいく車。もうはっきり言って道はあるようでないものです。 そして向かった先は

f:id:TPVC28-Namibia:20170305163151j:image

この旅が自分にとって最後のナミビア国内旅行になります。約2年の間にナミビア国内をこれでもかというくらいに駆け巡ってきたわけですが、その最後の締めくくりの場所として選んだのがこちら「SANDWICH HARBOUR」です。サンドイッチハーバー。一体なんだ??今日はここまでにして続きは明日にしたいと思います。

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170305192051j:image

スワコップムンドに来たらやっぱりこちら!ナミビアでの生牡蠣の食べ納めです!!