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ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

人に嫌われても構わないくらいの覚悟がある正義は誰がなんと言おうと貫き通せ

睦月 教育制度

2017年1月30日、天気晴れ。

 

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ほぼ1週間ぶりの学校。間が空くとなんとなくソワソワしてしまうわけですが、朝から「体調は大丈夫か?」 と心配してくれる同僚の温かさにホッコリするのでした。そして久々の教室に行くと何事もなく一応それなりにそうじもしてたのかなという感じだったので一安心。クラスキャプテンはちゃんと鍵の施錠もしてくれていました!頼もしいかぎりです。そしてまだ少し慣れませんがMr.ゲンダ校長体制になってから今日で一週間。自分がいない間にも彼のことなので着々と動いていた様子。朝会では子どもたちに対して学校生活のルールを今一度しっかりと話し理解を促していました。ちなみに面白い注意事項が一つ!なんと川で釣りをしてはいけませんという笑ってしまうようなお話がありました。一瞬冗談かと思いましたがちゃんと法律で禁止されているそうです。この時期の魚たちは繁殖期を迎えているので捕まえるのは罰金行為!天然資源を守るための地球に優しいきまりに驚きました。ということで3月までカバンゴリバーでは釣りは禁止です。

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まぁ釣り禁止の注意はもちろん大事ですが冗談半分。学校を改革するための取り組みを次々と実施する行動派のゲンダ校長です。ブンヤセカンダリースクールでは授業中に外をウロウロする子どもたちの姿を見かけるのが珍しいことではありません。トイレに行きたい、水が飲みたいという子どもたちです。自分の授業はそんな暇を与えない課題祭りなので外に行っていいですかという質問は滅多にありません。が、確かに授業時間にふと外を見ると出歩いている子どもたちを見かけるのが当たり前になっています。この当たり前をなんとかしたい!ということでさっそく許可証システムが導入されました。クラス担任が外に出ることを許可した証であるカードを持っている子どもだけが外に出られるという面白いシステム。絶対に出てはいけません!ということではないんです。ゾロゾロ出るなよということ。これは写真の彼Mr.ハウシクが去年から独自に行っていた取り組みです。良いものは取り入れる!ということで彼が中心となってさっそく今日から新ルールが適応されました。すごいなぁと感心していましたが彼の改革はこれだけに止まりません。

 

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今日は授業終了後のお昼1時過ぎからスタッフミーティングが行われました。ここでも会議をすすめるのは校長であるゲンダさん。まぁ彼の英語はわかりやすく説得力があるので聞いている同僚も思わず納得せざるを得ない感じになります。去年には明らかになかった背筋がピンと伸びる良い緊張感です。朝は子どもたちに対しての意識改革を求めたゲンダ校長。今度は我々教員の意識改革を求めました。

ブンヤセカンダリースクールでずっと問題となっているのが教員の欠勤の多さです。これをなんとかするということでまずは組織改革!①休暇の許可は教科主任の権限とする。②休暇を取ることができる人数は基本各教科部会内で一日一人とする。...やるなぁゲンダ校長。さらには③自分が担当する授業時間には教室にいること。...はっきりいって当たり前のことなんですがブンヤセカンダリースクールではこれが黙認されているところがありました。そこに切り込むゲンダ校長。さらに熱が入ります。⑥ブンヤセカンダリースクールの子どもたちを「自分の子ども」だと思って指導にあたりなさい。⑦子どもたちの未来に責任をもって仕事に取り組みなさい。...その通りだ!共感しまくって無言でウンウン頷きながら彼の話を聞いていました。もちろん中には彼の改革に賛成しない同僚もきっといると思います。が、子どもたちを第一に思うゲンダ校長は躊躇しません。ブンヤセカンダリースクールが大きく変わり始めようとしているなと思うとワクワクしてきました。

 

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変わるっていうことは本当に勇気がいるし覚悟がいることです。今日のスタッフミーティングを聞いていて変わるために大きく動き出したゲンダ校長をはじめとした同僚たちの覚悟に自分も身が引き締まる思いになりました。残された時間、最後まで自分もブンヤセカンダリースクールのために、ナミビアの教育のために頑張らないとなと。

外では子どもたちがいよいよ2月に迫ったアスレチック(陸上大会)に向けて練習をしていました。自分ものんびりしてられません!!