ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

「雑草」と一括りに呼ばれる草にだって名前がちゃんとある

2017年1月8日、天気晴れのちくもり。

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170109154335j:image

異国の地であるはずのナミビアの地図にも載ってないような村に我が家と呼べる場所があること。早く家に帰りたい!と思う時に思い浮かべるのはブンヤの村。何もないし、さっそく蚊には刺されるしですがここがまぎれもない「我が家」であることを感じる昨夜でした。そして今朝楽しみにしながら玄関を開けてビックリ!昨日は暗くて見えなかった玄関前の一ヶ月間の変わり様。昨年は雨が本当に少なかったナミビアですが、今年は雨の恵みに期待できそうです。

f:id:TPVC28-Namibia:20170109155428j:image

カバンゴリバーもこの一ヶ月でかなり水位を上げていました。この水はブンヤのミッションでは子どもたちが戻ってくるとまず最初にとりかかるのが広大な敷地の開墾作業です。今年はすでに雨がたくさん降ってるのでおそらく最初の一週目二週目は休む間も無く畑を耕してメイズやマハングーといった穀物のタネを蒔くことが予想されます。自分も今年は一緒に参加させてもらおうかなぁなんて考えているところです!

f:id:TPVC28-Namibia:20170109162638j:image

とその前にやるべきことがありました。草をなんとかしようか!?と除草作業を引き受けてくれた彼。だけに全てお願いするのはもう卒業!去年も自宅前の草ボーボーの状態を見かねた隣の病院のスタッフさんたちが草刈りをしてくれたわけですが、今年は自分も一緒に汗を流して頑張りました!まぁ当たり前のことなんですが、一年前まではまだ心がどこかお客さんの気分だったなと反省。慣れない草刈り作業にヒーヒー言いながら頑張りましたが、結果的にほとんど彼にやってもらった感じです。本当に感謝!これで草をまたがずに家に入ることができます。

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170109174142j:image

大好きなマルーラ並木の道も緑がこれでもかと生い茂っていました。息を吸うと空気が本当においしくて木々や葉の匂いに癒されること。ブンヤの大好きな季節がやってきたんだなぁということを感じる瞬間でした。

f:id:TPVC28-Namibia:20170109164111j:image

が、実は朝からトラブル発生!なんと電気がストップ!!おそらく計画停電だろうなぁと予想されましたが電気がないと何も食べられない何もできない。おまけに旅から帰ってきたばかりで食料はカラッポ!ということでルンドゥの街に買い出しへ!

f:id:TPVC28-Namibia:20170109164550j:image

車からの風景も一ヶ月前とはまるで別の国に来たかのような光景の連続です。走りたい!!また自分のランニング魂に火がつきそうです。

 

f:id:TPVC28-Namibia:20170109164754j:image

買い出しをするべくやって来たスーパー。その入り口にはドドーンと積まれた大量のノートが!ボールペンや文房具などもズラズラっと並んでいます。間も無く始まる新学期に備えて家族連れで学用品の買い出しをする人々の姿がありました。遠くの学校へ通う子どもたちにとっては今週が家族と過ごす最後の週末。おうちの人が買ってくれた新しい学用品を携えて学校へと向かう子どもたちの気持ちを想像するとなんだか自分もワクワクしてきました。いよいよ明日から新年度スタート!子どもたちがやってくるのはもう少し先ですが、気合を入れてラスト2ヶ月と少しを悔いを残さぬよう頑張っていきたいと思ったところです!!