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ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

流れていく時間の中で大切にしたいことは「いつもここから」

2016年10月17日、天気晴れ。

 

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さぁ今日から本格的に三十路街道を歩んでいくわけですが、正直30になったところで何かが変わるわけではなくいたって普通の朝を迎えたわけです。しかし、今日はナミビアの学校にとっては大きな意味をもつ一週間のスタート。先週木曜日から始まった教員によるストライキが週末をもって終了し本日から学校が再開されました。本当に良かったと思う反面、何事もなく朝会が淡々と進むことに少からずの違和感を覚えました。長い週末が終わったわねと笑顔で職員に語る髪型を一新した校長。学校が始まって嬉しくないんですか!?と上から子どもたちに問い質す校長。んー、なんだかなぁと。ちなみにこのストライキによって当初10月26日までの予定で行われていたグレード10と12の試験は11月1日まで試験期間が延長となりました。これも事実をサラッと述べる校長。しかしさすがにこれに対しては下を向きながら首を横に振る生徒の姿がちらほらと見かけられました。あとで聞いてみるとやはり納得はできていないようでした。まぁ当然だよなと。教員の給料は今年度(来年3月まで)は予算の関係上変更なしとなり、その代わりに次年度とそのまた次年度で2%ずつあげるという形で話がまとまったそうです。結局は9%のアップを勝ち取ったということなのですが、この結論に異議を唱える同僚もいる様子でした。仕事とお金、簡単な問題ではないなと感じさせられた今回のストライキ。自分がいかに給料に対して無頓着なのかを考えさせられた出来事でした。

 

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今日はグレード6の子どもたちが植物の観察をしている場面を見ることができました。グレード6の理科を担当しているのは先日足をケガしたMs.アウシクさん。おそらくグレード4の学習のために教室で育てていた植物をグレード6の学習にも活用したのかなと。ナイスアイデアです。グレード4では土の種類による植物の育ちの違いを学び、グレード6では単子葉植物双子葉植物の違いを学びます。成長した葉の形や葉脈の違いを子どもたちはしっかりとスケッチしていました。ちなみに、単子葉植物は英語にするとMonocotyledon(モノコトリードン)、双子葉植物はDicotyledon(ダイコトリードン)。これまた英語にするとなんでこうも難しくなるのか。丼物の名前みたいですね。

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観察のような活動をするとやはり子どもたちはイキイキするものです。そしてこの写真の右に写っている彼。実は三学期に入ってからずっと病気で休んでいたんですが、今月に入ってやっと学校に戻ってきました。頬が少しこけて痩せたなという印象です。それでも元気そうなので少し安心しました。しかし、ここで難しいのがこういう一ヶ月間ほど休んだ子をサポートする体制が学校側に無いということです。一ヶ月分の学習の遅れを取り戻すのは容易ではありません。しかし何もしないとなると学年末試験の成績に大きく響くことになります。つまり留年に関わってくるわけです。学習意欲が高い彼なのでなんとか助けてあげたいところですが、自分にもその余裕が無いのが正直なところ。難しいです。

 

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今自分にできることは日々の学習を積み重ねさせていくこと。放課後に九九カードを使っていいことを子どもたちにアナウンスするとさっそく本日理科室に数名の生徒たちがやってきました。九九表定着も一日にしてならないことは十分わかっています。そして覚える努力を継続することも簡単ではないことは十二分にわかっています。だからこそ今できることを、その場限りかもしれませんがやっていくしかないなと。ゆくゆくはこのゲームを子どもたちだけでできるようになれば良いなと考えているところですが、今日は自分の時間を割いて問題の読み手を引き受けました。そしてその後は子ども6人対自分1人で勝負。まだまだ負けるわけにはいきませんが、こちらもいつか子どもたちが勝つ日がやってきたらなぁと。まぁ一切手は抜きませんがね!