ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

教員採用試験の合格通知が届いたことをメールで知ってこれからの自分の未来にドキドキワクワクした二十一歳最後の秋晴れの午後

2016年10月11日、天気晴れ。

 

今日は久々にダメダメな一日だった。珍しくイライラしてしまったなぁと反省中です。ここ最近授業準備に追われながらなんとか一日一日を「乗り切る」という感じで過ごしてきたそのツケがきた感じで、うまく処理できていない自分自身へのイライラを授業にぶつけてしまうという始末。なんでわからないの!?なんで静かにしてくれないの!!?ってそれは指導者が悪いからだよと今だから自分でノリツッコミです。いやぁ、反省です。

 

グレード5用に作成したひみつ道具もお披露目してさっそく使ってみました。もちろん反応は良くて子どもたちも興味をもってくれたのはよかったわけですが、やはり60人いるクラスでゲーム的な活動をすると収拾がつかなくなるんだなということを認識させられました。楽しい活動なはずなのに、指導している自分が怒り気味。写真を撮る余裕もなかったことにあとになって気がつきました。ダメダメだ。明日からは切り替え!今日は初めてだったので、これから少しずつ子どもたちも活動に慣れていってくれることを期待したいと思います。

 

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実は同時並行でグレード6用のひみつ道具も作成していたんです。まぁできあがったのは今日なんですがね。こういうのを思いつくのはいいんですが、計画性がない&思いついたらやらざるを得ないという性格で何でもギリギリツメツメになってしまうのが自分の欠点です。で、本日2時間授業だった6Aのクラスで初挑戦。自分がかけ算九九を読み上げて、子どもたちはその答えのカードを取るというシンプルな活動です。子どもたちはこれまたグレード5に続いて盛り上がってくれたのは嬉しかったんですが、こちらはこちらでまた思い通りにうまくいかない事態に。何度も言いますが、うまくいかないのは自分のせいなんですが、それを棚に置いて書かせてもらいます。...かけ算九九が定着していないなぁと。なんとなくでとりあえずこれかな?という感じで子どもたちはカードを取るんです。理想としては九九を聞いて答えがピンときてこれだ!!という感じで取ってほしいんですが、現実は「せんせー、これ??」という具合に取って答えを確かめる子どもたち。6の段からあとはまだまだ頭に入っていないんだなぁということを思い知らされました。

以前取り組んだ九九暗記の活動も現在は誰も来なくなり、子どもたちのやる気を持続させることの難しさを日々感じさせられています。このカードの取り組みは九九暗記への最後の挑戦です。グレード6は2時間算数授業の日が週に2回あります。この2時間中1時間を毎回カード九九の活動に当てようと思います。本当は授業を進めたい気持ちもあるわけですが、原点回帰。九九を子どもに定着させたい!九九はこれからに必ずつながる力になる!!という一学期の頃の自分の信じた道を思い出してもう一度リベンジしたいと思います。焦らずじっくり何度でも。

 

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今日は本当に自分で自分がイヤになった一日でした。こんな日は早く家に帰ってのんびりして気分を切り替えようかなんて思ったんですが、放課後になると自然とまた授業準備を進める自分がいるんです。いい授業したい!っていう単純明快なん動機です。あれを作ってこれを用意して。全ては子どもたちのためであって自分のためでもあります。教室にいる子どもたちも自分自身も、みんなが楽しいと思える授業にするためにはやっぱり準備は必要不可欠。今日はダメダメな一日でしたが、明日は楽しくいこう!と心に誓いました。初心忘れるべからず。帰り道、荷台から元気に声をかけてくれるボーイズたちになんだかグッときました。やっぱり自分は「せんせー」なんだなぁと。

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そしてミッション内では採れたてニンジンをかじりつくガールズたち。ワイルドだなぁと。

今夜はビールを飲んで反省!とその前になぜかチョロチョロとしか出ないシャワーを3日ぶりに浴びてスッキリ!明日は気持ち切り替えていきます!では、夕飯作りながら今日も2本目いきます。