ふちがギザギザの10円玉のことをギザジュウと呼ぶのは一般的なんだろうか
2016年8月8日、天気晴れ。
ついにシニアプライマリー(グレード4から7)も明日から試験期間に突入!ということで今日は朝から恒例の机出し大掃除でした。一クラスの人数が多いシニアプライマリーはここで机を試験使用に綺麗に並べて、席順もテスト回収がしやすいように出席番号順に変えます。といってもぎゅうぎゅう詰めなのは変わりません。が、雰囲気だけでも試験っぽくすることで気持ちが高まる効果はあると思います。
ということでもう子どもたちは今日から試験気分!試験期間に入る=授業が無いというのがブンヤセカンダリースクールの通例なので前日最後の追い込み授業はやっても意味がないなと。なのでグレード5の子どもたちに約束していたトルネードの動画(害のある風についての学習)だけ見せて今日は終了。これにて二学期の自分の授業は全て終了しました。一学期よりも見通しと余裕をもって進められたのではないかなと自分では思います。あとは理科と算数の試験当日を待つのみです。
では昨日に引き続き忘れない内にナミビアのお金の紹介パート2です。今日は硬貨(Coins)の紹介をします。
①5ナミビアセント
デザイン:アロエプラント (Aloe plant)
②10ナミビアセント
デザイン:キャメルソーンツリー (Camelthorn tree)
③50ナミビアセント
デザイン:クイバーツリー (Quiver tree)
④1ナミビアドル
デザイン:バテラーイーグル (Bateleur eagle)
⑤5ナミビアドル
デザイン:アフリカンフィッシュイーグル (African fish eagle)
肖像画:サム・ヌジョマ
以上がナミビアで現在使用されている硬貨、全6種類です。記念硬貨に関しては既に発行はストップしていますが、未だにスーパーなどで買い物をするとたまにおつりでもらえることがあります。なんとなくラッキーな気分になるレア感のあるコインです。(算数科では記念硬貨を除いた5種類のコインについてのみ学習します。)
硬貨のデザインにはアフリカならではの植物と鳥が描かれています。セントコインには乾燥地帯でも力強く生息する植物が。50セントに描かれたクイバーツリーはナミビア南部で特に多く見られる形が特徴的な樹木です。今年の1月に南部の町キートマンスフープを訪れた際にクイバーツリーフォレストに行ってきました。
iPhoneでパノラマ写真を撮るときに矢印を線に合わせて最後まで動かせられると嬉しい - ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-
ドルコインには残念ながら紙幣に載ることのできなかった鳥たちが。5ドルのアフリカンフィッシュイーグルには5月頭の任国外旅行で訪れたマラウィのケープマクレアでその本物のカッコいい姿に出会いました。羽を広げるとこれでもかというくらいに迫力のあるその貫禄は今でも忘れません。
マラウィの観光地ケープマクレアは特別な時間が流れるステキな町 - ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-
いまふと思ったことは、お金って教育にすごくつながってるなと。日本の硬貨や紙幣も社会科の授業で教材として取り上げることがあります。有名なのは5円玉。5円硬貨に描かれている農業(稲)、水産業(海)、工業(歯車)のモチーフは小学5年生で学習する内容を示していて、5年生の社会科学習の導入に使うことができます。また、昔の紙幣も立派な教材に。伊藤博文の千円札を子どもたちに見せ『なぜ彼はお札の肖像画になったのか?』ということを考えさせるところから日本の近代史の学習に入っていくという面白い授業を以前見させてもらったことがあります。
ナミビアのお金も学習に使えます!昨日紹介した肖像画の2人に関する学習はもちろんですが、理科の学習でも使えたなと今思いつきました。
①紙幣に描かれた動物と硬貨に描かれた動物の違いは?
→哺乳類(Mammal)と鳥類(Bird)
②硬貨のデザインに描かれた三角のトゲトゲって何を表してるの?
→太陽 →太陽はナミビアの象徴
③ドルとセント、磁石にくっつく(Magnetic)、くっつかない(Non-magnetic)?
→セントはくっつく、ドルはくっつかない →金属によっても違いがある
お金って深いなぁと今改めて気付かされました。任国外旅行に行くと他のアフリカ諸国のお金を手にする機会があります。そのたびにキレイな紙幣や硬貨をコレクトしています。これも旅の楽しみの一つです。今度、それぞれの国のお金についてもじっくり見てみたいなと感じたところです。
今日は夕飯前に1時間のランニング!もう夕方でも走り終えると汗が止まらないくらいの気温になりました。よし、今日は何ヶ月ぶりかの自宅で浴びる水シャワーだ!!と思って準備万端で栓をひねりましたが、出ず。まぁそんなもんですね。
気が付いたら夜はパーカーいらずのTシャツ一枚で過ごしていた本日。寒さがどんどん和らいでいることにふと気がついた夜でした。