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ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

ATMで降ろした紙幣の中にピン札が入っていると得した気分になる

2016年8月7日、天気晴れ。

 

久々にお昼過ぎまで外に出なかった本日。部屋でのんびりできる時間というのもここ最近をふりかえるとなかなかなかったように思います。日本にいた時は土日はきまって昼過ぎまでベッドの上でゴロゴロしていたのが当たり前だったのがナミビアに来てから一変。生活環境が変わると自分の中の生活スイッチも切り替わるんだなと感じるところです。

採光という考えが普及していないナミビアでは部屋の中にいると面白いくらいに光が入ってこないので室内は暗いです。光がほしかったら外に出ろということですね。で、夕方3時に外に出てみるとまぁ陽射しが暑い!Tシャツ短パンでももう夏を感じるくらいの気温です。いよいよナミビアでの二度目の夏がやってくるんだなと感じた日曜の午後でした。

 

さぁ今日は以前から準備していたんですが紹介できずにいたナミビアのお金について書きたいと思います。ナミビアの算数教育では毎学年このお金に関する学習が設定されています。

グレード4:お金の種類や数え方、おつりの計算

グレード5:ドルとセントの変換、見積もり

グレード6:買値と売値、利益損失

グレード7:割引(パーセンテージ)

ちゃんとナミビアの学習指導も段階を踏んでいます。が、このステップを全員が踏めるかというとやはり課題があるのが事実です。お金に関しては日々の生活経験が非常に大切なんだなということを今年グレード6の子どもたちを指導している中で感じました。今日はナミビアのお金の中でも紙幣(Notes)を紹介したいと思います。

 

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①10ナミビアドル

肖像画:サム・ヌジョマ

動物:スプリングボック

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②20ナミビアドル

肖像画:サム・ヌジョマ

動物:レッドハーテビースト

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③50ナミビアドル

肖像画:ヘンドリック・ヴィッドボーイ

動物:グーズー(クドゥー)

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④100ナミビアドル

肖像画:ヘンドリック・ヴィッドボーイ

動物:オリックス

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⑤200ナミビアドル

肖像画:ヘンドリック・ヴィッドボーイ

動物:ロエンアンテロープ

 

以上の合計5種類が現在ナミビアで発行されている紙幣です。紙幣サイズは縦は全て同じで、額が上がるほど横に長くなっています。そして以前までは紙幣の肖像画は全てヘンドリック・ヴィッドボーイさんでしたが、数年前に10ナミビアドルと20ナミビアドルの肖像画がサム・ヌジョマさんに変わりました。この方は現在もご健在!日本だと紙幣の肖像画=歴史上の偉人として亡くなった方を想像しがちですが、アフリカでは現役の方々の肖像画が使われることも珍しくないようです。サム・ヌジョマさんはナミビアを独立へと導いた英雄です。1990年の独立と共にナミビアの初代大統領に就任し、その後15年間ナミビアの大統領を務めた方です。ナミビア国民の偉大なヒーローが肖像画になっているということです。そしてもう一方、ヘンドリック・ヴィッドボーイさんについては...現在勉強中です。この方はサム・ヌジョマさんよりも前のかつてナミビアがドイツの侵略を受けていた際の指導者のようです。が、まだ自身の知識が浅いので、詳しくわかり次第また紹介したいと思います。

そして裏面には紙幣の種類ごとに異なる動物が描かれています。グレード4の学習ではこの動物とその額面を理解するという内容も含まれています。どれもアフリカ南部に生息する固有種です。10ナミビアドルのスプリングボック、50ナミビアドルのグーズー、100ナミビアドルのオリックスナミビアのサファリに行けば大抵会える動物たちです。中でもオリックスは国章にも指定されるナミビアを代表する動物です。

他のアフリカの国に旅行に行くとやはりその国の紙幣というのには自然と興味が湧きます。動物に対する愛や英雄に対する尊敬を感じるナミビアの紙幣。今では何気なく使っている紙幣ですが、ちゃんと見てみると面白いものです。次の機会にはナミビアの硬貨(Coins)について紹介したいと思います。