今日という日は常に明日へのスタートライン
2016年7月26日、天気晴れ。
赴任から1年の節目で行われる職場での中間報告が本日無事に終わりました。今は肩の荷が下りてホッとしてるところです。これであとは二学期末試験を残すのみ!まだ気は緩められませんが、今日はなんだかんだで頑張った自分を褒めてあげようと思います。今日のブログは中間報告の概要です。
現地の人は何でも自分の写真を使うのが大好き。ケータイの待ち受け、パソコンのデスクトップに自分の顔写真を設定するのはこちらでは普通のこと。鏡や窓ガラスだらけの世界で日々自分の顔と睨み合っている日本人にはあまりない発想が面白いなと思うところです。ということで珍しくタイトルの一枚目に自分の活動写真を貼り付けてみました。ちゃんと仕事やってます的な感じが出ていて非常に助かる一枚です。ここから中間報告スタートです。
とりあえず目次を挟んで、まずは活動計画の紹介から。
自分の活動目標の設定からその達成に向けてのプロセスの立て方、考え方的なところを話しました。はっきり言って眠くなるところなんで正直入れなくてもいいかなと思ったんですが、計画的に物事に取り組むことが得意ではない同僚には知っておいてほしいところでした。...本能型の直感で動く計画性のない自分を完全に棚に上げてますが。
そして今回の自分の報告の主要なメッセージがこちら。本当は言いたいことは沢山あってキリがないですが、全部言っても仕方ないし伝わらないし意味がない!のでそれを自分なりのニュアンスで全てひっくるめて柔らかく包んだ言葉がこちらです。楽しい授業しようよ!ってことです。
こっからはザーーッと自分はこんなことしました的な発表会です。まずはグレード5の理科から。ここははっきり言って自分の中では重きは置いてませんでしたが、こうして自分の活動をふり返るといろいろやってきたなぁと感じさせられました。
いろいろやりました、本当に。みんなもこういうことできるんだよ!!という意味も込めながらの活動紹介でした。
そして大事なのはココ!青年海外協力隊としての大事なことの1つに挙げられているのが技術移転です。自分の持ってる知識や技能を現地の人に還元することで、自分が日本に帰った後でも現地の人たちが継続的に活動に取り組めるようにすることをねらいとしています。が、小学校教育の現場では正直そこまでこの技術移転は求められてない気がします。みんなプライドをもって仕事をしているのは間違いないです。ちゃんと教員免許を取得した立派な先生たちですからね。が、やはり言いたいことは言っておこうかなという自分にしては珍しい攻めの姿勢を今回は出してみました。ドント!を使うくらいですからね。これにてグレード5の理科の活動紹介は終了。
続いてグレード6の算数です。
こちらは欧米スタイルで結論からいきなりドーン!!と。自身で命名したこの算数のポジティブスパイラル。ここは自分でも語ってるなぁと思うくらい熱くガンガン語っていきました。とにかく算数はブンヤセカンダリースクール全体としての大きな課題です。なんとか彼らを一人でも多くこのポジティブスパイラルに巻き込むためには教師が頑張らないといけないんだよ!!という熱弁から活動紹介を始めました。
このインパクトという字体は本当にインパクトがあっていいです。怒涛の攻めの姿勢の報告。よくよく考えると言っていることは深みも全くないただの言葉の羅列です。パワーポイントたったの3枚で紹介したかけ算について、本当はもっと語りたいことが山のようにあるんですが、そこに足を踏み入れたら帰ってこれないのでとにかくシンプルに印象だけ残すことに重きをおきました。
なので最後にもう一度ポジティブスパイラル!!
理科室に関してはサラッとしすぎるくらいサラッとで終了。
そして最後に今後の展望を。この写真はお気に入りの一枚です。
これからも頑張ります!という感じで報告は終了しました。
今回一番驚いたことは、自分が平気で一時間ぐらい英語でベラベラと自分の活動について報告していることでした。文法はメチャクチャだし語彙力も少ないんですが、なんだかんだでココってところで相手を引きつけたり、軽い笑いをとったりもできるようになった自分自身の変化に気付かされた今回の中間報告。
嬉しかったことは2つ。1つはカウンターパートの口から「FUN」という言葉を聞けたこと。同僚たちの楽しい授業の促進につながればなぁと期待したいところです。そしてもう1つはJICAスタッフがさりげなく言った一言。
「うちの息子の指導もお願いしたい。」
ありがたいお褒めの言葉でした。中間報告、頑張ってよかったなと心から思える一言。明日からの授業もこれまで以上に気合を入れていきたいと思います。いやー、中間報告終わったーーー!!!!