ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

新しい家具が一つ増えるとそれだけで世界が違って見える

2016年7月23日、天気晴れ。

 

自分の中の限界というのがようやくわかりました。先週の日曜日にシャワーを浴びてから5日が経過して迎えた今日の朝。もうダメ!朝ごはんを食べて今日もルンドゥに向かうわけですが、その前にシャワー!!朝なので正直寒かったんですが、もう寒さよりも髪の毛洗いたい欲の方が勝ちました。5日ぶりのシャワーが気持ちよくないわけがないです。チョー気持ちいいっていう言葉はこの時のためにあるんだなと思うここ最近です。やっぱりシャワーは週2がベストだという結論に至りました。バリカンでサイドも刈り上げて気分も一新です。

 

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今日は細々と買いたいものがあったので地味にルンドゥの街を歩き回りました。文房具屋に寄って算数指導用の秘密アイテムを購入したあとにやってきたのはこちらMEGA BUILDです。ここは日曜大工用の商品を扱うお店です。いつ来ても意外とお客さんが入っていて、レジには常に列ができている繁盛ぶりのこのお店。ナミビアの人々は電気ガス水道その他の家のあれこれは全て自分たちでやるのかななんて思いながらいつも店内を覗いています。今日ここに来たのはあるものを購入するためでした。

 

一年前、今後二年間生活することとなるブンヤの自宅を初めて訪れた際にいろいろと気になった点がありました。シャワーは水だけ。まぁ冬さえ乗り越えれば問題なしです。蛇口が一ヶ所だけ。他の国の隊員を考えれば一ヶ所あるだけでも十分だと今なら思えます。家具が何も揃っていない。これは頼れる我がカウンターパートが赴任するまでに完璧すぎるぐらいに全て整えてくれていました。ありがとう!そしてもう一点。便座がない。

 

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今日まで一年間、便座なしで過ごしてきました。まぁ便座がなくてもなんとかなるというのがこれまで生活してきての結論なんですが、この一年記念のタイミングで今こそ便座だ!!という思いに至りました。先日首都でソファーを購入した際に先輩隊員から「まずは便座でしょ!」というアドバイスをいただいたのも後押しになりました。店内を探すとありました便座!いろいろ種類もありましたが定員さんのオススメのプラスチック性のものをチョイス。柔らかくて壊れにくいというのが売りだそうです。この便座が199ドル。まぁそれなりにするなぁとは思いましたが、これでなんだか少しだけホッとする自分がいます。

 

今日はそのあと宿泊するつもりであのかつてのルンドゥNo.1ロッジ、オマシャレロッジへ足を運びました。一泊なんと810ドルというかなりの高級ロッジですがこれも全てWi-Fiのため。いろいろとやりたいことが溜まっているので今日だけ奮発して徹夜で一気にと考えての決断です!チェックインは14時からということだったので、Wi-Fiのコードだけもらってフロアでさっそくネットにつなぎました。...が、なんか調子が悪い。これで810ドル...。いや、高い!ということで断念。やはりルンドゥで理想のWi-Fi環境は手に入らないのか...。

 

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ということで今日は泊まらずにおとなしくブンヤに帰ってきました。ロッジに泊まるのもいいけれど、やっぱりブンヤが一番落ち着きます。電波は弱くてもここが自分のマイスイートホームだなと感じました。

 

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そしてさっそく買ってきた便座をトイレに装着しまひた。なんなんでしょう、この高揚感は!たかが便座ですが新しいテレビを買った時のような、大きなベッドを買った時のようなワクワク感があります。日本ではあって当たり前だった便座。それが一年越しについに我が家のトイレに!こんな小さなことにも幸せを感じられるということを便座から教わりまし。ありがとう、ようこそ、よろしく便座。