初詣や七夕で家族の健康を祈願する気持ちがようやくわかる歳になった

2016年7月14日、天気晴れですがほんの少し雲。

去年この光景を見たときは最初驚いたのを覚えています。ヤギが二足歩行をしている！！前脚で勢いをつけて体を起こして自分の背丈よりも高い位置にある木の葉を食べるこの姿は乾季ならではのヤギの行動です。他の仲間が食べない高いところの葉を採るための一種の進化でしょうか。カラカラの台地で生き延びるためにヤギたちも一生懸命生きています。

 

今日はプチ嬉しい出来事がありました。真ん中でプリントを持っている彼。彼は一学期はまぁことあるごとに授業を休んでいて、理科の課題やテストの日はことごとく欠席をしていた生徒でした。なので一学期の成績は提出物も出ていないのでそれ相応のものでした。ナミビアの成績評価において提出物が占める割合は非常に大きいです。そんな彼に二学期入った当初から伝えていた①できるだけ休まない②出すものは出す、の2点。今学期は見違えるように頑張っている彼です。そんな彼が昨日提出期限だったプリントを持ってきませんでした。無くしたというので余っていた予備のプリントを昨日渡していたんですが、今日の授業終了後に自分からその課題のプリントを持ってきました。おぉと思わず声が出ました。こう言っては失礼ですが正直彼がやってくるとは思っていなかったので。頑張ってるじゃん！と伝えると恥ずかしそうに、嬉しそうに笑った彼の顔が印象的でした。

そんな本日は8時間目が間も無く終わるというタイミングで同僚が授業中の教室にやって来ました。何かあったのかと思うと

「次はこのクラスの番です。」

と言うので何のことだと思っていた時に、そういえば月曜のスタッフミーティングの際に校長が木曜日に何かあると言っていたことを思い出しました。子どもたちにも家から何かもってこいと伝えていたなと思いながら、様子が気になったので見に行きました。すると子どもたちが教室の前で列を作っているのかいないのかわからない状態で集まっていました。いったい何をしているのか？

なんと注射をしていました！子どもたちに持ってくるようにと伝えていたものはChild growth cardという健康手帳のようなものでした。国の方針で生後9ヶ月から39歳以下の人たちを対象とした麻疹の予防接種が今日から今月27日までナミビア国内全土で実施されているそうです。今日は病院からスタッフの方々がブンヤセカンダリースクールに来院し、グレード0の教室を使って予防接種が行われました。子どもの健康のために国もすばらしいことをするなぁと思っていたら、忘れていました。39歳以下なので当然同僚職員たちも対象です。なので学校中のほとんどの人々が今日予防接種を受けることに。国民の健康を大切にする国の政策に感心したところです。

 

こじまは受けなくていいのか？と何回も聞かれましたが、日本で受けたからダイジョーブ！と。それにしても子どもたちが立派立派。泣いてる子なんて1人もいませんし、痛がってる子もいないのがビックリでした。自分は前日の首都に上がった際の健康診断の採血、A型&B型肝炎の予防接種でもう注射はこりごりというくらいに痛い目にあったんですがね。注射を終えて幸せそうな子どもたち。全校生徒が1000人を超えるため、全員の予防接種が終わったのは夕方4時を過ぎた頃でした。

今日の夕飯は蕎麦屋のカレーうどん的にそばつゆとカレーを別々で作って最後に合わせる感じで作ったんですが、これがめちゃめちゃうまかった！ちょっと極めていこうかなと。

で、洗い物をしていた時です。なーんか最近水の流れが良くないんだよなと気になっていたんですがやっぱりなんか詰まっている感じがしました。なのでちょっといじくってみるとガチャッと排水のパイプが外れてしまいました。うん、こりゃ詰まるよねという感じだったのでキレイにしてまたガチャガチャとやってなんとか元通りパイプがつながったので一安心。水もしっかり流れるようになりました。見えないところで一年分の汚れというのも溜まっているんだなーと感じた次第です。