実際に見たり触れたりすることでしかわからないホンモノの感覚が大切

2016年7月11日、天気晴れそして風強め。

首都生活明けはやはりエンジンはかかりにくいものです。昨日は早目に寝たつもりなのにまだ眠い。それでも久々のパンとコーヒーの朝食を終えるとやはり不思議と仕事モードになります！そして外に出れば寒さで眠気もどこかへ。月曜朝の朝会も特にこれと言って大きな連絡もなくいつも通りの1週間が始まったんだなーとのほほんとしてたんですが、いや待てと。7月もそろそろ半分が過ぎようとしています。つまり、間も無く学期末試験がやって来るんだ！！と焦っているのは自分だけなのかな。授業の進度もそろそろ真剣に考えていかないとなと今日になって思い始めた次第です。朝会後のグレード0の子たちが列車になって教室に向かう姿に癒されて今週もスタートしました。

話は先週木曜日の首都に戻ります。たまたま日本大使館の向かいに植物を扱うお店を発見しました！実は今回の滞在で買いたいものリストの中にあったあるものがここにきっとあるはず！と思って店員さんに聞いてみるとさっそく案内をしてくれました。

ありましたありました！ただこれじゃ量が多すぎるかなと思い、もう少し小さいサイズはないのか聞いてみたんですが無いとのことでした。んー、これを持って帰るのかーと少し悩みはしたんですが購入を決意！なんと昨日の飛行機に預けた荷物の中にはこの袋が１つ入っていました。そりゃ重い！さてこれは何なのか！

現在グレード5の理科で指導中の土に関する学習。その中に「Humus」について教えるということが指導要領に記載されています。Humus？？なんだそれはということで調べると腐葉土や堆肥を指す言葉でした。良い土(fertile soil)には水と空気、栄養、そしてこのHumusが含まれていることを学習した子どもたちは、続けてHumusとは何かということを勉強します。ホンモノを見せるしかないだろう！ということで今回首都で購入してきたわけです。さっそく授業で紹介するともう勝手に触る子、匂いを嗅ぐ子が！理科的には注意しないといけないところですが嬉しい反応なので大目に見ました。

Humusは植物や動物の残骸からできているということを教えます。待ちきれない子どもたちに触る許可を出すとさっそく手のひらに乗せて中身を見ていました。木片や茎のように細長い何かなどを見つけると嬉しそうにそれを見せてくる子どもたちの姿が。日本の子どもたちよりも自然が身近にあるナミビアの子どもたちも学習の一環として土について学ぶ機会は新鮮なようで、予想以上の反応がありました。重かったけれど買ってきてよかったなと！

やはり実際に目で見て、触れて、匂いを嗅いでという五感を使った学習は非常に大切だなと感じた今日の授業でした。Humusがただの土ではないことを今日の学習で子どもたちは理解してくれたような気がします。これをどのまで覚えていられるかはわかりませんがね。そしてまだ子どもたちに実際に紹介していない基本の土3種。これもがんばって準備して是非子どもたちに見せてあげたいなと考えているところです。

今日は午後の放課後学習の時間はお休みをいただいて家に帰って洗濯を。風が強かったんですが旅行明けは洗濯物も溜まるので強行です。

そして今回の首都滞在ではHumus以外にも2つ大きな買い物をしてきました。１つは折りたたみ式ソファー！これ、もう最高の座り心地です。もっと早く買っておけばよかったーと少々後悔しています。あまりに気持ちがいいので昨夜はついつい眠気に襲われました。

そしてもう１つはフライパン！今まで使っていたやつは実はすごーい安物で昨年とりあえずこれでいいや的に買ったものなんですが、まぁコーティングは剥げてしまい中央の一部が異様に熱くなってうまい具合に火が全体に通らないというトラブルが。そこで今回新たなフライパンを新調しました。大きさは28cmで以前よりも少し大きいものに。が、この少しがとんでもなく大きい差！今日初めて使ってパスタを作ってみたんですがまぁ使いやすい！！そして熱の伝わり具合がとってもいい！！フライパンの底と電気コンロの溝が合致するこのプチ感動！！これからの料理が楽しみになってきたところです。