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ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

理科の実験になるとクラスのやんちゃな男子が人が変わったように集中するのは日本もナミビアも同じ

2016年6月7日、天気晴れ。

夕方からのランニングをなんとか習慣にできるように努力しているところです。今日も夕飯に使う食材を切って、米も研いであとは火にかける状態だけにしといて走りにいきました。見つけ出した一周およそ3kmのコースを今日は2周。筋トレも大事なようなので一日置きにランニングと筋トレを交互に行うことにしました。それにしてもたった6km走っただけなのに溜まる疲労感。この疲れが気持ちよくもあるんですが、眠くなってしまいブログを書こうと思ってもいつの間にか寝ている始末です。体力をもっとつけないとなと感じる今日この頃です。

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グレード6のわり算はついに3桁÷1桁に入りました。まだ2桁÷1桁も理解できているとは言い難いですが、時間には限りがあるので前にすすみます。わり算学習での九九表の使用が習慣になってきている子どもたち。まだその使い方の理解が不十分な様子もありますが、使っていく上でその仕組みがわかるようになってきた子も増えてきました。「九九表を持っていない子は自分で作るように!」と日々伝えていますが、ようやく過半数の子がMy九九表を使っている姿を見受けることができるようにもなりました。今はとにかく数をこなしてわり算、そしてかけ算のスキルを伸ばしていければなと思います。

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ただ残念なのはやはり子ども60人に対して自分1人では対応しきれないということです。問題が解き終わると「せんせー!せんせー!」と一生懸命自分を呼んでくれる子どもたちなんですが、1人つまづいている子を見つけるとその子につきっきりになってしまうので他59人を待たせてしまいます。「次の問題を解いておいて!」と伝えるんですが、子どもたちは自分に見てほしいんです。気持ちがすごくわかる分申し訳ない気持ちになります。なので授業終わりには毎回ごめんねと子どもたちに伝えるようにしています。自分の気持ちをちゃんとわかってくれている子どもたちに感謝です。

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グレード5の理科は久々に外に出ての実験活動に取り組みました。光が熱を発するということを調べるための活動です。日本では小学3年生の学習内容です。

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理科室にあるルーペのようなものを分解して取り出したレンズを使用して光を一点に集めます。光を小さな点にするよ!と伝えると子どもたちは理解したようで紙との距離やレンズの角度を調整していました。そうしてうまいこと焦点を合わせると煙が出てきて子どもたちは大興奮!要領がわかってくるとみんな真剣に光を一点に集めることに集中している様子がありました。

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連日晴天のナミビアは現在これ以上ない太陽に関する学習の好機です。制服だろうが地面に寝そべって実験に真剣に取り組む子どもたち。本当なら危ないからちゃんと座りなさい!とか言わないといけないところなんですが、これはこれでまぁありかなと。実験前に注意事項(紙以外の部分には絶対に光を集めないこと!風が強いので紙をしっかり抑えること!など)を伝えても、これで本当に大丈夫かな?なんて少し心配になってしまうんですが、結局誰1人ケガをすることもなく実験活動が終えることができました。子どもたちを信じることも大切だなと。

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光が熱に変わるということに気付いてもらうための実験です。ですがおそらくそのことをちゃんと理解できたのはクラスに10人いるかいないかかなと。大事なことは実際に目で見て体験することだと考えています。理解できるか、知識として定着するかはまた別の話。外に出て、太陽の光を感じるだけでも立派な学習なんだなと思います。実験を終えて楽しそうな彼らの表情を見て、今日の活動はうまくいったのかなと感じました。
「実験は遊びじゃない!」なんてよく日本では言ってましたが、遊びでもいいのかなーなんて思う自分が今います。遊びだって立派な勉強。こうやって太陽の光や火、熱を使って遊べる機会が無いのは実は日本も同じなのかなと。他で遊べないならせめて学校の中だけでも遊べる環境を作ってあげることも大事だなと感じるところです。もちろん安全には留意して。

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実験途中のおまけの話。この植物。俗に言うくっつき虫的なやつなんですが、自分が気付かずに歩いてるといつの間にかズボンにビッシリと付着してました。そしてこれが服の上からなのにも関わらずものすごくトゲトゲしていて痛いんです。

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それを見つけると何も言わずにささっと集まってくっつき虫を除去してくれる子どもたち。痛い痛いと言っていた自分が情けなくなるくらい手でササっと取ってくれました。外での活動になるとなかなか言うことを聞かない元気な子どもたちですが、こういうところはすごく憎めないかわいいところです。

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放課後、なにやら賑やかな音が外から聞こえてきました。太鼓の音に合わせて響く歌声

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今日から今年度の地区で行われる伝統ダンスの大会に向けての練習が始まりました。今年は年齢別に4つのチームが大会に参加するそうです。一回目の練習ですが自分にはもうすでに鳥肌ものでした。これから毎日この声が聞こえてくるのかなと思うとワクワクしてきました。