ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

気持ちのよいあいさつは人の心を明るくする魔法

2016年6月3日、天気晴れ。

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二学期始まって最初の週の金曜日です。休み明けということもあって子どもたちはダレるかなと思っていましたが、思ってた以上に切り替えが早いなと感じました。きっと家にいても同じ毎日の繰り返しな彼らにとって、学校という場所は特別なのかな?なんて思ったところです。まぁもちろん全員が全員ではありませんがね。今週になって写真の中にも子どもの姿が帰ってきました。やっぱり子どもたちがいると自分の生活もガラッと変わるんだなと。何気ない日常に子どもたちとの朝のあいさつがあるだけで、1日の始まりが本当に気持ちのいいものになることを知りました。

やっぱり書きたくなるのはグレード6のわり算のこと。今日はいよいよ数をおろすわり算(74÷2)に突入しました。昨日まで2日間は子どもたちの様子を見ていてもそこそこの手応えがあったので、このよい流れのまま進めていきたいと思っていましたが、やはりそう簡単にはいきませんでした。2の段には7が無い!ということを認識したあとに「7の中に2はいくつある?」という新しい問いかけが発生したことに子どもたちは少々混乱。子どもたちに伝わる言葉を探り探りで使いながら筆算の方法を伝えましたが昨日のようにすんなりとは理解できなかったようです。それでも嬉しいのは

「わからない!!」

と、直球ストレートで返してくれることです。さっきの教え方じゃわからないよ!!的なスタンスで反応してくる子もいるのはなかなか面白いところです。わかりたい!!という意志の表れなので個人的にはすごく嬉しい限り。もう一度説明させていただきますの精神で個別にじっくり対応していきました。来週もう1時間、ここはしっかりと教えないとなと感じました。

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やはり最初の一週目の金曜ということで子どもたちも疲れてないわけがありません。授業が終わるとやったー!週末だーー!!感満載ではしゃぐ子どもたちでした。自分も心持ちは彼らと同じ。5時間目、本日の自分が受け持つ授業が全て終わったところで今日は早上がりをさせてもらい、そのまま車を捕まえてルンドゥの街に向かいました。

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先日ご紹介した今年8月末に行われるトレードフェアというお祭り的行事の話し合いに参加すべく、ルンドゥから車に乗って南へ向かいます。今日は順調に車をゲットできたので早めに着くかもなんて思っていましたが、やはりそううまくもいかないものです。今日は何故だか知りませんがやたらと交通量、そして道端でヒッチハイクをしている人の数が多い日でした。そのためかわかりませんが、ルンドゥから南に向かった先にある次の発展した街であるグルートフォンテインとの中間地点(Mururani)にあるゲートで初めての荷物検査を受けました。今まで一回も無かったんですが、やるときはやる!これがナミビア流らしいです。ここではよそからの虫や微生物の侵入を防ぐための殺虫剤をタイヤや乗客の足裏に付着させることもしています。が、これはやらないときはやらない!気持ちのいい開き直りもまたナミビア流です。

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度重なるヒッチハイクによっていつの間にか車の荷台にも人がたくさん。なので、あまりスピードも出せずに安全運転で車は進みます。いいことなんですがね。いつの間にかナミビアの時速140km走行に慣れてしまっている自分にとっては少しもどかしいところもあり、慣れって怖いなと思う瞬間です。

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結局日も落ちて辺りも真っ暗になったので、今日は最終目的地の一つ手前、このブログでも何度も登場している街オジワロンゴに今日はステイすることに決定。看板を見つけて向かった今日の宿はこれまで宿泊したどの宿よりも高級なロッジ!!詳しくは明日ご紹介します。ということで贅沢な夜を過ごしました!