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ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

ただひたすら山の頂を目指す道のりは今の自分自身と向き合う時間を与えてくれる

2016年5月22日、天気快晴。

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昨日は泊まったのはウイスのBrandberg rest campです。かなりの広いキャンプスペースを有するこの宿。トイレやシャワーの設備、充電用のコンセントなどがしっかりと整っており、安心してテント泊をすることができます。もちろん個室もあり、施設内には25mプールも!レストランはサーブまでの時間はかかりますが、おいしいボリューミーな肉料理が食べられます。昨日はかなりの宿泊者がいたようで、宿も非常に賑わっていました。

そして本日、朝方6時頃に起床。まだ少し暗い中、歯を磨き荷物を整理して準備開始。着替えもバッチリ済ませて、いよいよ今日から始まる今学期休み最後のイベントに向けて気持ちを高めていきます。腹が減ってはなんとかという事で、レストランの朝食でバッチリ腹ごしらえをして、いざ!!といきたかったんですが、まだ本日のガイドさんが到着していないとのことなので宿で待機をすることに。9時を過ぎてもまだ来る様子はなく、朝の慌ただしい準備から一転してのんびり待ちぼうけ。

そこから1時間待ち...さらに1時間待ち...もう今日は無理なのか?と思っていた11時過ぎ、ようやく今回お世話になるガイドが宿に到着しました。朝方注入した気合はもうとっくにどこかに消えてしまい、なんだか乗り切れない気分を引きずりながらも車に乗り込み、いよいよ目的地に向かいます。

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しかし、いざ今回の目的の地を目の前にするともういやでもテンションが上がります!宿から車でグラベルロードを走ることおよそ1時間。目の前に見えてきたのはブランドバーグ山です。

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ブランドバーグ山(英語、Brandberg Mountain)とは、アフリカ大陸の南西部、ナミビアに存在する、山の1つである。山頂の標高は約2606m。花崗岩質の岩石でできている山体は約650㎢にわたって広がっている。なお、この山には別名も存在し、例えばヘレロ語ではオムクルバロと呼ぶ。
(wikipediaより)

マラウィのムランジェ登山を終えてもう登山はこりごりと思ったあの日から約2週間。今度はナミビアの最高峰を目指して今日から二泊三日の山登りに挑戦します。どうして山に登るのか?今の自分には山に登ることが必要なのかもしれません。登山開始は予定よりもだいぶ遅れて午後1時半。果たして今日中にどこまでいけるのか?雲1つない青空の下、ブランドバーグ登山が始まりました。

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はじめはなだらかな道が続きます。しかし、とにかく暑い。暑さのピークの時間帯に登り始めるというかなり過酷なスタート。大きな岩が目立つ山道に差し掛かると、登りもきつくなり暑さも加わるとじわじわと体力削られていきました。前回のムランジェ登山と同様の岩山の登山ですが、道のコンディションや気温、景色などなど全てが違いました。

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とにかく天気が良過ぎで大変です。ですがその代わりに景色は常に最高。登って来た道を振り返るとものすごい絶景が目の前には常に広がっていました。それと同時に進む方向には高い壁が常にそびえます。今日はどこまで登るのか?見えないゴールを目指して一歩一歩登り進めます。

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今回の登山が前回と大きく違うポイントは、山小屋が無いことと、水が確保できないという点です。ブランドバーグ山はまだ登山用の山としての整備が行き届いていないところがあるようで、進むべき道の目印(→)もありません。山小屋も無く、山中はテント泊。カラカラの大地にそびえるブランドバーグには湧き水や沢もなく、ため池のようなものがあるのみになります。なので今回は荷物が非常に重く、その重みも足にズシリと響いてきます。

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出発が遅くなりましたが、日も少し傾き始めた頃にはかなり上まで登って来たなという達成感がありました。が、まだそこがゴールではなく、ガイドの案内のもと本日の目的のキャンプサイトに向けてラストスパートです。登り始めた地点が標高700m。辺りが暗くなりはじめ、視界も悪くなってきた頃にようやく今日のテントのポイントに到着。出発からおよそ5時間、標高1800mの地点で今日は夜を過ごします。

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とにかくハードだった初日の登山。かなりの疲労感がありますが、テントを張り、ガイドさんが起こしてくれた火で暖をとり、持ってきた夜食を食べれば体もあったまり心も満たされました。そして、夜空を見上げればきれいな星々が!あいにくの満月でしたが(これはこれできれいでしたが)、満天の星空の下ブランドバーグ登山初日が幕を閉じました。
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