ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

旅の終着地点は意外と呆気ないこともあるがそこに辿り着くまでの道のりには確かな意味がある

2016年5月15日、天気晴れ。

 

やってきたのはナミビア南部の中心地、キートマンスフープ(Keetmanshoop)です。ここは今年のはじめの南部旅行でも一度訪れている町です。南部独特のカラカラとした大地が広がり、クイバーツリーと呼ばれるナミビア特有の木々が見れることでも有名です。この町はすでに前回観光も済ませ、ウェルカムボードも撮影済みなので今回は宿泊するだけの訪問でした。

 

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泊まったのは以前来た時にWi-Fiが使えることをチェックしていたCentral Lodgeです。宿泊料は少々お高めの良いロッジで、施設内には噴水があったりくつろげる広々とした屋外スペースがあったりとかなりオシャレな感じでした。料理のクオリティーもかなり高く、宿泊とセットでついている朝ごはんもなかなかでした。

今朝ぐらいからようやく体調が回復したなと実感!食欲も湧いてくるし、頭痛も消えてこれで一安心。健康って本当に大事だなと痛感した1週間でした。今日はさらに南を目指します。移動する車を捕まえるべく、前回も利用したガソリンスタンドに行き、行き先を伝えて車待ち。今日はすんなりといい車が見つかり、順調に進むことができました。

 

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そして到着したのが首都からおよそ700km、ナミビア南部の隣国南アフリカ共和国まで100kmに位置する町、カラスバーグ(Karasburg)です。これが自身のこれまで来た中で一番南に位置する町ということでテンションもあがります!...が、少し町を散策するとそのあまりにも何もない様子に愕然と。ガソリンスタンドとスーパーが1つ、あとは静まり返った町並みが続きます。これが南だなと感じました。

 

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それでもちゃんとウェルカムボードはあったのでしっかり撮影。ですが、これ以上この町には何も無いし、これ以上南に行くのも難しいなと判断しまして、これにて南部旅行終了!本当はもう少し入り組んだ町にも行きたかったんですが、交通アクセスがかなり悪かったり、車を捕まえるのが困難だったりと一人旅での移動は難しいと判断し、ここで南方面の旅を終えることを決意しました。チャンスがあればもう一度...!?

 

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その後、近くのレストラン(Karasburg business park)に入り時間を潰しました。客も全然入らず、メニューもリストを見せてくれるものの出せる料理に限りがあり無理の連続。まぁ仕方ないなという感じでした。そこで6時間くらい過ごし、夜9時頃に外へ。さすがに夜はもう冬並みの寒さのナミビアです。そこで首都へ向かうインターケープ(深夜バス)をガソリンスタンドで待っていたんですが、予定時間になっても来ず。しばらくすると、1人で突っ立っている自分を見つけた現地のお兄ちゃんたちは声をかけてくるわけです。お金をくれと言われるんですが、まぁそこは断ります。が、何度も来るんですね。ここまでしつこいのは初めてでした。しかも夜というシチュエーションなので少しヒヤリともしたんですが、最後まで丁重にお断りをしました。果たしてインターケープはいつ来るのか??