ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

あてのない旅に出ることも時には必要

2016年5月13日、天気晴れ。

 
少し足は重いんですが、今日から心機一転!ナミビア国内を巡りたいと思います。ナミビア国内を回ってみたいというのは自分がナミビアに来た時に立てた1つの目標です。やはり2年間という限られた期間をナミビアで過ごす機会を得たからには、ナミビアのことをちゃんと見て回りたいなと。今回はこれがおそらく最後であろうと思われる、ナミビア南部一人旅です。
 
といっても目指すはWelcome toボード。今まで通り過ぎたことがあってボードを見かけた町やボードがあるとウワサで聞いた町、ボードがあることを調べた町を訪れていくという不毛な旅です。何のためにと聞かれると自分を見失いそうになりますが、めげずに頑張って自分探しの旅を進めていこうと思います。
 
f:id:TPVC28-Namibia:20160520190344j:image
まずはじめの町に行くためにやって来たコンビ(ミニバス)乗り場。首都には方面別にコンビ乗り場が何ヶ所かありますが、ここを利用するのは今回が初めて。首都の中心部にあるウェンヒルパークというショッピングモールの隣の広い敷地から出るのが首都から80kmほど南に位置する町、レホボス(Rehoboth)に向かうコンビです。
 
自分の中のナミビアのイメージとして、首都のウィントフックを境にナミビアの北部と南部が分かれます。そして、最近学習してるナミビアの歴史がここで少し絡んできます。ナミビアにはもともとサン族と呼ばれる先住民が住んでいたんですが、その後様々な移民が移住してきます。その移住民(たくさんの種族があるんですが)を大きく2つのグループに分けると北(アフリカ中央部)からやってきた集団と、南アフリカのケープ植民地という場所からやってきた南からの移住民の集団に分かれます。そして、それぞれの種族の色が今でも濃く残るのがナミビアの面白いところです。
 
f:id:TPVC28-Namibia:20160520192814j:image
レホボスもこの南からの移民の町として有名です。バスター族と呼ばれる民族の町で、ウィキペディア調べでは現在のナミビアの人口の2%を占めているそうです。住んでる家の作りや色調はどことなく洋風な雰囲気が漂い、人々の顔も北の方々とはまた違う印象を受けます。
 
f:id:TPVC28-Namibia:20160701062057j:image
無事にウェルカムボードを見つけて写真撮影完了!これでこの町のミッションはクリアしたので次の町を目指します。が、ここで問題なのがこのレホボスの町にはコンビ乗り場のような所が無いことです。なので、ヒッチハイクに頼るしかありません。それを生業としているお兄さんたちがいるので彼らに任せて日陰で待機。正直まだ体調は戻ってなかったので、日中の暑さに少し気分も悪くなってたところに車待ち1時間はかなりこたえました。
が、無事に車も捕まり次の町へ向かいます。