マラウィで飲むビールはカールスバーグの黒(スタウト)がオススメ
2016年5月1日、天気晴れのち曇ったり晴れたり。
ということで、日付変わって本日から5月がスタート。そして、今日からいよいよ自身2度目の任国外旅行が始まるということでドキドキワクワクで迎えた5月最初の1日!早朝4時半に車をハイヤーして、いざナミビアの国際ターミナル、ホセアクタコ空港(Hosea Kuntako International airport)へ。この空港に来たのはこれが2回目!1回目は2015年7月7日、自分たちがナミビアに着任した日でした。あれから約10ヶ月が経過。初めてこの場所に来た時は空港をゆっくりと見る余裕もなく、ロストバゲージのトラブルがあるなどバタバタして空港をあとにしたこと思い出しました。
そして同期3人で到着記念写真を撮ったこのYou in Namibia。時間の経過に感慨深くなった搭乗前でした。それでは、改めまして本日より任国外旅行に出発いたします!
青年海外協力隊は2年間の任期中、1年ごとに20日の任国外への旅行が許されています。任国によって行ける国には制限があるのでどこにでも行けるというわけではありませんし、任国外旅行に出るためには事前申請のための書類提出などの手続きも行わなければなりません。正直、自分はナミビアに来た当初はこの2年間の任期を全て国内で過ごそうと考えていました。ナミビアは非常に広い国ですし、自分の国を全て回るだけでもかなりの日数を必要とします。なので、任国外旅行は行かないつもりでした。
ですが、ナミビアという国のことが少し理解できてくると、他のアフリカの国々の様子にも自然と興味をもつようになりました。ナミビアを知ったことによって日本の見方が変わったように、他のアフリカ諸国のことを知ればナミビアに対する見方がさらに広がるかも!?といった感じです。が、もちろん素直に旅行を楽しみたいという純粋な気持ちもあります。
前回はナミビアから陸路移動での任国外旅行でしたが、今回は初めての空路移動です。正直チケットの予約に不得手な自分としてはなかなか手続きが難しく、本当に予約できたのか半信半疑なところもあったんですが、チェックインして無事にチケットが発見された時の安心感。ナミビアからまずは南アフリカ共和国のヨハネスブルグに飛びます。(ナミビアからの直行便はありません。)
久々の機内食にテンションが上がったのも束の間、そろそろ寝ようかなと思っていると、もう着陸のアナウンスが。...なぜだ?自分の時計ではあと1時間はかかるはずなのに...。わからないまま無事にランディング。その直後に理由が判明しました。時差が発生してたんです。隣の国なのに1時間の時差があることに驚きながらまたもや日本との時差7時間に逆戻り。待てよ、マラウィとも時差があるのか?なんてまた少し不安になりながら、ヨハネスブルグでトランジット約4時間を過ごしました。
日焼けするぞ!と思ってバックパックに入れていたサンオイルが150mLで、機内持ち込み制限を50mL超えているとのことでぼっしゅーされ少しヘコんだヨハネスブルグの手荷物検査を終え、いよいよマラウィへ向けてテイクオフ!これであとは無事に到着するだけと思えばもう怖いものなしです。ただ、マラウィへのフライトは途中ブランタイヤという街の空港を経由するので、離陸&着陸をすること計2回。夕方5時過ぎに無事にマラウィの首都、リロングウェに到着しました。
フライトチケット予約に加えてもう1つ苦手なのが入国審査。入国の書類を書く場合は何をどこまで書けばいいのかが未だ理解できてませんが、とりあえず何か書いて提出すると何も言われないので何とかなってます。で、いざ入国審査。緊張してるから英語のリスニング力もガッと下がってしまっていたんですが、どうやらビザが必要らしいこと。それには50US$かかるらしいこと。そしてこの入国審査のお兄さんが特別に何とかしてくれるらしいこと!は理解できました。スタンプ押してこれでオッケーと言われ、こりゃラッキー!と思いセンキューセンキューと言ってると
「じゃああのトイレでお金をちょうだい」
と言われたので、そのまま男子トイレへ。...まぁバカじゃないのですぐに気づきました。これ、正式な手続きじゃないなと。それでもまぁとりあえず従っておくしかないのか!?やられてしまうのか!?と思いつつ、50US$をお支払い。で、そのあとゲート出口にいたセキュリティーの方に質問!ビザはいくらかかる?このスタンプだけでいいの?そうすると、どうやらビザはシールタイプの貼り付けるやつとのこと。じゃあこのスタンプじゃダメじゃん!!と思い、さっきの彼のところへ。で、シールを貼ってくれ!!と伝えると
「君のパスポートは公用旅券だから、シールのビザではなくて、このスタンプだけで問題無いんだよ!」
と、親切に教えてくれました。
「じゃあ、50US$払わなくていいんだよね?」
「うん!」
ちゃんと丁寧にお金を返してくれました。人がいいと聞いていたマラウィ。たしかにそうかもしれないなと思ったファーストコンタクトでした。
その後、空港に迎えに来てくれた同期仲間との再会で一気に緊張もほぐれて無事にマラウィに着いたことを実感!来たぞマラウィーーー!!!って感じでした。そして、そのまま夕飯はリロングウェのKorean garden lodgeにて韓国料理。ナミビアにも中華はありますが、韓国料理はこれがアフリカ初でした。久々の仲間との再会にお酒も話も箸もすすみ、初日から楽しい夜を過ごしました!