ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

週末に楽しいことが待っている1週間は1日があれよあれよと過ぎていくケースが多い

2016年2月22日、天気曇り時々豪雨に落雷。

今週は耐え忍ぶ1週間だなと感じた週初め初日。先週のグレード6のかけ算訓練でけっこうやりきった感が自分の中に発生してしまい、軽い燃え尽き症候群になってます。なので、授業準備も切羽詰まってしまっている状況です。やらねば。しかも今週金曜日はホームウィークエンドのため半日で授業終了の日なので実質4日しかないんです。4日っていうのがまたビミョーで、授業の組み立てが難しい。でも、この4日を大切にしないと、後で後悔するんだよなとわかってもいるんです。とりあえず、今週は苦しい1週間になりそうです。

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グレード5の理科は不思議なくらい順調に授業がすすんでて自分でもビックリしてます。まぁちゃんと理解できてるか、テストで点数が取れるのかといったらそれは別問題です。このペースですすめられれば、学期の最後に余剰の時間ができるはずなので、そこで復習がたっぷりできるといいなと考えてます。上の絵は本単元「Living organism」(生物)の最後の学習で、動物のライフサイクルをノートに描いたものです。子どもたちの中には色鉛筆で絵に色を塗ってる子がいたんですが、色の種類も限られているので、このカラーリング。でも、こっちの方が個人的に好きだなと。固定概念に縛られない自由な発想。この子たちに図工を教えたらすごい作品が出来上がりそうだなーなんて思うんですが、今はせっせと理科を教えるしかないのが残念。いつかチャンスがあったら!

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グレード6はかけ算特訓を終えて、今日からまた学習をすすめていくことに。今日は倍数(Multiples)の学習で、そのまま公倍数(Common multiples)も強引に。本当はもっと時間かけて教えてあげたいんですが、正直これに時間かけるくらいなら、かけ算の問題練習に時間かけた方が九九表定着につながるし、言い換えれば倍数の習得にもつながるかなと。とにかく、これでもかってくらい軽重をつけて学習の指導計画を立ててます。割り算はすっ飛ばすので、それに関する学習(約数、素数など)も合わせて後回し。で、おそらく次の関門は小数(Desimal fraction)だろうなと...。小数の足し算&引き算は、6桁+6桁の学習の延長で型をおさえさえすればきっとできるかなと思うんですが、小数そのものの意味を理解させるのは苦労しそうだなと。今はいい教材を模索中。今日のブレイクタイムに小腹が空いたので購入したお菓子、グルコース(1つ1.5ND)。おっ、これ使えるかも!と思ったら一袋14枚入りだった...。残念。まだ時間がかなりあるので、教材研究が必要そうです。

それにしても今日は放課後学習が始まる少し前くらいからとんでもない豪雨が降り始めて、雷もガンガン鳴ってました。理科室で指導案書いてたんですが、ある瞬間部屋がとんでもなく明るくなったんです。驚いてパッと窓の方見た時、人生で一番とんでもない落雷を見ました。とんでもない太さの稲妻が地面にブッ刺さったかのようで、その後には煙が。まぁ降り続く雨ですぐに煙は消えて、結局どこに雷が落ちたかはわからなかったんですが、あれは確実にヤバいやつでした。この理科室、大丈夫だよな?とその後半信半疑で過ごした午後でした。

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家に帰る頃にはポツポツ雨に変わっていたのでラッキー。相変わらず傘を買わずになんとかここまでやってきています。帰り道の途中、夕食の支度をしている家族に会いました。村で生活している人々は電気はないので料理は薪で火を起こして外で作ります。雨のあとだろうが関係なし。子どもたちは何やら植物の下処理をしているようでした。みんなで外でつくる夕飯、なんだかすごくステキで羨ましいなと。
その後自分は1人家にこもって夕飯を食べるのでした。