ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

夕日が沈んだあとの空の青とオレンジのコントラストをキレイに写真に収める技術が欲しい

2016年1月8日、天気快晴。

 
今日で南部旅行も最終日。あとは帰るのみ!とその前に、最後のリューデリッツ観光はアクティビティーに参加してきました。
 
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リューデリッツ港近くのウォーターフロント(Water front)に朝8時に集合。今回参加したのは野生のペンギンを見に行くツアー(Zeepaard boat tours)。相変わらず強風吹き荒れる中、いざ出港!
 
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ボートのデッキの最前列に座ることができて、景色も最高!いきなりイルカも何頭か見ることができて、これはペンギンが楽しみだ!と思っていた出港直後。風はますます強くなり、ジワジワと体温が低下。波はうねり、最前列のため水しぶきが直撃。ますます波は激しさを増し、ボートはゆれるゆれる。カメラなんか構える余裕なんてゼロ。そして、人間は窮地に立つと笑うか叫ぶことしかできないことを知りました。もうダメだーーと思った頃、ようやくペンギンのいる島に到着。...いやー、助かったー!!!
 
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とんでもない体験をした後だからこそ、ペンギンたちが見えた時の感動はひとしお!かわいすぎる姿に一瞬寒さを忘れました。
 
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島には上陸せずに、ボートからペンギンたちを眺めます。中には泳いで近づいてくるペンギンもいて、その姿にまた癒されます。冷え切った身体を温めてくれるホットコーヒーorホットチョコレートのサービスも!もちろん迷わずホットチョコレートを選択。沁みました。
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ここまで書くと、なんか怖いツアー?と思われるかもしれませんが、はっきり言います。このツアーはとんでもなく楽しかった!スリリングな体験を味わい、かわいいペンギンたちが見れる。一石二鳥なボートツアー!お値段は400NDでした。参加する際は、長ズボンがいいと思います。ブランケットとダウンコートは貸してもらえますが、とにかく足から冷えます。
帰りは平穏無事に!と思ってましたが、容赦なく波しぶきが顔面を直撃しました。
身体の芯まで凍え切った午前中。
 
さぁ、これで全ての旅行の予定が終了。あとは帰るだけ。まずはキートマンスフープに向かいます。さっそくコンビ乗り場を探して...と思っていたのですが、なんとリューデリッツから出発するコンビは1日1本、朝7時発のみ!これは誤算でした。
なので仕方なく車をハイクしてキートマンスフープへ。もちろん、値段は少し高いですがこれしか方法がないので。相場は400NDくらいらしい。
 
そしてキートマンスフープ到着。
...暑い!!!断言します。自分の人生の中で、1日の温度変化がこれほど激しい日は今日が初めてでした。あんなに午前中寒い寒いと言っていたのに、今は暑い暑い。同じ南部なのに不思議だなと感じました。
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キートマンスフープから首都への帰り道、今回は夜行列車で帰ります。ナミビアにも鉄道が通っています。昔は移動手段、運搬手段としても列車が使われていたそうですが、今は一部のみ。ということで、ここキートマンスフープからウィントフック行きの列車も1日1本、夜7時発のみです。
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初めは通路が狭いし、一部屋に何人入るのか心配でしたが、乗ってみると楽しいもんで、修学旅行気分。窓からキレイなサンセットも見れました。今回は座席の中でも一番低いランクの席でした。乗車代は127ND。他にも種類があるので、次回は別のシートにも乗ってみたいなと。
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行きはコンビで約5時間かけて来た道のりを、帰りは列車で約12時間かけて帰ります。ということでのんびりと走る列車の中で今日は夜を過ごします。