ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

移動距離、何百キロメートルっていう表現に慣れすぎてきていて、距離感が麻痺してきているけど改めて考えるととんでもない距離を移動していることに気付いた

2016年1月6日、天気曇りのち晴れ。

 
テント泊を終えて迎えて、本日でナミビア南部旅行も3日目。今日はまた長距離移動をします。まずはフィッシュリバーキャニオンを出発して、もう一度キートマンスフープへ。
 
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今日はここから西に向かいます。運良くコンビもすぐにつかまって、早速出発!と思ったら車が動き出してから5分後くらいに、先輩隊員が異変に気付きました。行き先が違う!危うく首都に戻ってしまうところでした。そっからまた車を待つこと約1時間、なかなかお目当の場所に行くコンビがなかったので、一般の方の車をヒッチハイク。こういう交通手段もナミビアではよくあります。車の荷台部分にお邪魔させてもらって、いざ出発。
 
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さすがに荷台にずっと乗ってると身体にはキツイものがあります。が、そこは我慢するしかないですね。途中で休憩のために寄ったアウス(Aus)という町。そこでなんともすてきなナミビアの地図を発見したので、この地図を使って少し今回の旅の経路を説明したいと思います。
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今回の旅のスタート地点が①首都ウィントフック。そしてそこから500km南に進んだ地点にあるのが②キートマンスフープ。そこからもう少し南に進むと③フィッシュリバーキャニオン。そこから西に向かって進んで、今いるのが④アウス。本日の目的地は⑤のポイント、キートマンスフープから約300km離れた街。
 
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近づくにつれて少しずつ砂漠の風景が広がってきます。そして車で走ること約3時間半。今回の旅行の終着地点、リューデリッツ(Luderitz)に到着しました。
 
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かつてドイツの占領下にあったこの街は、洋風建築の街並みが今も残る異国情緒あふれる街です。建物の色合いがなんともキレイで、同じナミビアとは思えません。
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そして、ここはナミビアの中でも有名な港町の1つです。人生初の大西洋、そして久々の海の景色に心を洗われました。やっぱり周りを海で囲まれた島国に住む日本人にとって海っていうのは大きな存在なんだなと改めて感じましたね。
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そして、港町ということで新鮮な魚介類がとれることでも有名なリューデリッツ。その中でも特に有名なのが牡蠣!もう牡蠣好きにとってはたまらない街です!ということで、知人に教えてもらった店を探して少し坂を登ってたどり着いたのがこの店。
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ディアスコーヒーショップ(DIAZ COFFEE SHOP)。...コーヒー?なんとも疑問が残りますが、そこにはしっかりOystersの文字が。カフェ感満載のお店で牡蠣を注文するのがなかなか違和感ありますが、とりあえずオーダー!
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念願の生牡蠣!味も文句なしに美味しい!そしてなんと一粒8.5ND!日本円で100円もしない驚きのお値段!!それ以外にもカラマリ(イカリング)や白身魚のフライも最高に美味しくて大満足。白ワインがすすみました。ただ、オーダーしてからサーブされるまでに時間がかなりかかります。今回は自分たちが運よく一番最初の客だったので、スムーズに出てきましたが、そのあとに来たお客さんたちは、普通に2時間待ちとかでしたね。早めに行くことをオススメします。それにしても美味しかった。あとで確認したら、ここがリューデリッツで一番人気の牡蠣のお店らしいです。
 
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本日の宿はここ、エレメントライダーズプレイス(Element Riders Place)。サーファーさんご用達の宿らしく、アクティビティーも充実してる感じです。Wi-Fiありで、シャワーもお湯がバッチリ。ドミトリーの部屋も広々としてて、ベットも申し分なしでなんとお値段1泊100ND。リューデリッツはコスパがかなりいい街ですね。

 
それにしても港町、風が非常に強いです。