ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

車に乗る時はいつでも万が一を考えて まずは必ずシートベルト

2016年12月4日、天気晴れ時々くもり&ゲリラ雨。

 

こんなことを書くと人に心配をかけるだけなんですが、今日は考えさせられたことから。

昨日のNamibian Broadcasting Corporation、通称NBCが報じたニュースによると、今年の1月から11月末までの期間、ナミビアで交通事故で亡くなった方は少なくとも639名にのぼるとのことでした。ちなみに前年度は659名だったそうです。これをどう考えるか。以前にも書いたかもしれませんが、ナミビアは交通事故での死亡が世界的に見ても非常に多い国の一つです。

そこで気になったのが日本はどうなんだと。さっそく警視庁のサイトを調べてみますとちゃんと載っていました。今年の10月末までの交通事故による死者数は3134名だそうです。...サラッと事実を書いているわけですが少し怖くなります。だって、3000人を超えているんです!3000人って自分の中ではかなり多いと思います。それでも昨年度よりは減少しているらしいですが、減少って言ったって実際亡くなっている方が3134名もいるんです。この事実をどう捉えればいいのか。難しいなぁ。

で、ここで自分はさらに考えてしまいました。ナミビアと日本、どちらが交通事故での死亡が多い国なんだと。多くの場合は割合で考えられていると思います。人口がおよそ200万人のナミビアでは一人あたりの交通事故での死亡率は0.03%。対して人口がおよそ1億2500万人の日本では一人あたりの交通事故での死亡率は0.003%。ナミビアの方が交通事故での死亡率が高いから危険!!...これでいいのかなぁと。もちろん事実ですがこの考え方は何人の命が交通事故で失われているのかというはっきりとした事実から目をそらしているようにも感じます。一年で639人が亡くなるナミビアと3134名が亡くなる日本。どちらが危険なのかなと。

 

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さぁ今日は朝から活動開始!天気もバッチリ晴れたのでまずはブンヤでの今年最後の洗濯から。考えてみるとだいたい週一ペースで洗濯をしているので、このままいくとブンヤで手洗い洗濯をするのもあと10回程度になるんだなぁと思うと少ししんみりしてしまいます。手洗い洗濯をし終えたあとの達成感とたまらなく気持ちいいシャワー、これもきっといずれステキなブンヤでの思い出の一ページになりそうです。さっ、ルンドゥの街に出発です。

 

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と外に出た瞬間からいっきに雲行きがあやしくなりまして、なんとかもってくれよーと願うも期待は外れ自身初の雨に打たれながらのヒッチハイク!ちょっと雨宿りしたいなぁレベルの雨だったんですが、車を捕まえるためには道端で立ってないといけないので濡れながら待ちました。寒い!!そしてこういう日に限って車が捕まらない。これも思い出!

 

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その後無事に車が捕まりルンドゥへ。食材の買い出しを済まして向かうはいつものステーキハウスです。ここで今日からルンドゥにやって来る隊員仲間を待ちました。ナミビアの北東部に位置するルンドゥは他の任地の隊員にとっては正直来づらい街になります。ましてやその周辺の村なんてもっと!今回のゲストはなんと全部で5人!!自分の任地にこんな大勢の人を呼んだことは未だかつてないので嬉しいものです。ということで昼からビールを飲んでみんなの到着を待ちました。そして夕方6時頃には無事に全員到着!よかった。全員揃うとまたビールがすすみます。飲んだ飲んだ!!

 

そして最後にまた今日の夕方のNBCのニュース。また交通事故で女性が亡くなったそうです。年末これから長期旅行に出ますが、自分にできる安全対策はしっかりしないとなと改めて考えさせられました。気をつけます!