ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

タンザニアのキリマンジャロ山に登るときは重くても三脚とカメラをぜひ持っていきたい

2016年12月18日、天気晴れモヤ時々雨モヤ。

 

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キリマンジャロで迎える初めての朝。鳥のさえずりで目が覚めるステキな一日の始まりです。が、寒い!!レンタルした寝袋からなかなか抜け出せないわけです。そして当然ですがこの登山中はシャワーは浴びれません。まぁはっきり言って自分はナミビア生活のおかげで冬場の寒い時期なら一週間くらいだったらシャワーを浴びなくても全然平気なカラダになっているのですが、やはり顔ぐらいは洗いたい。とそこへクルーがお湯を持ってきてくれるわけです。寒い朝だからこそ沁みるあったかいお湯の温もりがハンパない!ちなみにお湯のサービスは朝と夕方の2回です。顔と足を洗えばもう気分はスッキリ!!

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寒い寒いと思っていた朝でしたが、太陽が出てくると一変。半袖で十分な気温になりました。朝8時にマチャメキャンプを出発して今日の目的地へと移動開始です。この時自分が持っていくのは必要なもののみで、例えば寝袋や予備のダウンジャケットなどは全部別の袋に入れてキャンプ地に置いておきます。自分たちが出発したあとにクルーの方々がテントの撤収から朝ごはんの後片付け、荷物運びまで全てやってくれるんです。もう本当にアサンテ(感謝)しかありません。クルーに別れを告げていざ出発!写真は本日の朝ごはんです。

 

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初日は背の高い木々が生い茂る森林コースでしたが今日はまた一変。ゴツゴツとした岩が印象的ないわゆるアフリカの山らしい風景になりました。植物の様子も昨日とはまた違ってこれまた不思議でした。

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今日は斜面が昨日よりきつくなるというクルーのリーダー、ガイドのアイザックさんの話の通り、今日はどんどん岩場を登っていきました。そして高度が高くなるにつれて山ならではのモヤも発生。ここからが本当のキリマンジャロ山の始まりだというような幻想的な雰囲気に迎えられたような気分でした。

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それにしても今日もとにかくゆっくり!昨日ももうちょっと早く歩いてもいいんじゃない!?と言いたくなるくらいのスピードで登り続けたんですが、今日もゆっくり一歩一歩を噛みしめるように登っていきました。まだ実感が湧いていませんが相手は5000m級にとんでもない山。薄くなっていく酸素に適応するためにもゆっくり登ることがポイントのようです。タンザニアスワヒリ語ではゆっくりいこうというのを「ポレポレ」と言います。ポレポレの精神で急がず焦らず登ること5時間!

 

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今日の目的地であるシラケーブキャンプに到着しました。その標高はなんと3750m!つまりほぼ日本一の山である富士山のテッペンと同じ高さまで来ました!!そんな感じが全くしないのはまわりに高くそびえる岩壁があるからです。まだ登山開始から2日が経過したばかり!キリマンジャロ山のテッペンはまだまだ程遠いようです。

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ということで今日の登山はお昼近くで終了!この標高でのんびりとすることでまたカラダを慣れさせていくのと同時に、明日のハードな1日に向けてしっかりと休養を。お昼ゴハンに夜ゴハンもがっつり食べて気力回復です!

 

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そしてわかっていましたが夜は寒い!!言っても仕方ないとわかっていますがサミーを連呼していないと耐えられない寒さです。そんな中空を見上げるとキレイに瞬く星たちがブワッと!!「瞬く」ってこういうことを言うんだよなぁと満天の星空に胸がいっぱいになりました。が、サミーです。サミーサミーと言いながらもこの瞬間を残しておきたいから頑張って撮った星空がこちら。明日はいよいよ未知の領域に突入。しっかり寝袋にくるまって明日に備えて就寝です。