ワン・イヤー・イン・ナミビア -365日のブログ-

2016年1月1日、人生初となる1年間まるまるナミビア暮らしが始まった。アフリカ大陸で過ごす1年間。青年海外協力隊としての活動や、今の自分を記録に残していくための1年間限定ブログ。

たどり着いたゴールよりもここまでたどってきた道のりにこそ特別な意味がある

2017年3月10日、天気晴れ。

 

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いろいろ思うことはありました。なんで今日に限って校外学習!?最終日なのに。だけど仕方ない!でも最終日だよ...。正直今朝のスタッフミーティングの段階ではまだ納得できていない自分でした。が、そのあとすぐに自分の気持ちは一変!!校外学習に行く前のワクワクドキドキでてんやわんやな子どもたちだったんですがいきなり彼ら2人に声をかけられたんです。あまりに突然だったので驚いてしまったんですが、彼らの言葉、一言一句完璧に脳裏に焼きつきました。

Mr. Kojima, thank you for teaching us.

なんてステキなことを言ってくれるんだ、君たちは!!しかも彼らは去年一年間理科を教えた子たちで、グレード6に進級した今年は授業は受け持ってないんです。正直疎遠になってしまっていたんですが、そんな彼らが校外学習に行く前に自分のところにわざわざやってきてこの言葉をかけてくれたんです。そしてあとになってジワジワとこの言葉を噛み締めてはグッときています。幸せなサプライズでした。こちらこそありがとう!!

 

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彼らのおかげで気持ちが吹っ切れました。まずはグレード5の最後の授業。彼らは今日も全員いるのでこれがブンヤセカンダリースクールでの自分の本当のラストレッスンとなりました。今日もジェスチャーとフラッシュカード全開で楽しく授業!彼らとはたった3ヶ月だけの付き合いとなりましたが「もっと教えたい!!」と思えるヤル気と元気に満ちた非常に楽しいクラスでした。きっとこのクラスの3学期の理科指導は後任の隊員が引き継ぐことになると思います。そのとき彼らがジェスチャーを一つでも覚えててくれたら幸せです。楽しい時間をありがとう!!たくさん学ばせてもらいました。

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そしてグレード7。彼らとの思い出は濃いです。自分がブンヤセカンダリースクールに来てからずっと授業を受け持たせてもらった学年になります。最初の学期は理科、そして2016年度から今日まで算数を指導してきました。やはり算数の指導はとにかく体力と気力の勝負でした。思うようにいかないことばかりだった一年前。そのために試行錯誤するも何度も悩まされ続けその度に子どもたちにイライラしてしまう自分が悔しくて。それでも何とか応えてようと努力をする子どもたちの姿があったからこそ自分も頑張れました。共に成長し高め合ってきた仲間のような気分です。そんな彼らも年齢的には思春期真っ只中。懐かしい写真を見るとこの2年の間にずいぶん大人っぽくなったなと驚かされます。日本でいうところの中学高校くらいの年齢の彼らを指導できたことはこれまた自分にとって貴重な経験になりました。この先日本で中学高校の教員にチャレンジしてみるのもありかもなーなんて。まぁそのためには今の自分の学力では厳しいので勉強必至ですがね。たくさん失敗してたくさん悩んでたくさん笑った彼らとの時間は最高の思い出であると同時にこの先の自分にとっての大きな糧でもあります。彼らに教わったこと、決して忘れません。ありがとうございました!

 

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さぁ、実はまさかがもう一つ。これは事前にわかっていたのでサプライズではなかったんですが、今日は年に数回、もしくは一回しかない保護者を交えたペアレンツミーティングが開かれるということで学校は4時間目でおしまいでした。これにも勤務最終日がドンピシャで重なるというのがまたスゴイ!なので子どもたちが帰ったところからまた気持ちを切り替えて理科室の整理整頓を。当初の構想では『日本の理科室を!』なんて考えていましたがなかなか時間もなく力を入れられなかったのでとりあえずきちんとできる限りの範囲で整えて帰ろうと!理科準備室もだいぶそれらしくなりました。あと少し手を加えてほどよいところで切り上げようと思います。

 

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夕方5時。とりあえずこれで今日の一区切りというところまできたので仕事を終えて学校をあとに。すると同タイミングで校外学習に行ってきた子どもたちが帰ってきていました。どうだった!?と聞くとどの子もものすごく満足そうな表情でグーッド!とかグレイトという返事をくれました。とても楽しい学びになったようでよかったです。さらにはなんとアンゴラの国境まで行ってそれを越えたとか!子どもたちの中にはルンドゥの街にも滅多に出ることができない子もいます。そんな子たちも含めて今日は彼らにとってとても特別な日になったわけです。彼らが楽しそうに帰ってきたので自分もスッキリ!今日が最後だと思って出勤しましたが、自分にとっての本当の最後の一日はブンヤの村を去る前日なんだなという風に感じるようになりました。まーーーったく最後感がないので。なので来週13日月曜日が本当のラスト!最後まで存分にブンヤライフを満喫したいと思います。

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自分には感情によって天候を操る不思議な力があるんじゃないかと思う時がごく稀にある

2017年3月9日、天気晴れのちくもりのち大雨。

 

現在大雨が止むのを教室で一人待っているところです。夜7時をまわり少し暗くなってきたなーといった感じです。...明日が勤務最終日なんです。なのに!全然そんな感じがしないんです。なぜか。

 

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2時間前ほどのこと。放課後学習が間も無く終わるという時間に同僚が何かを子どもたちにアナウンスをするために教室に来たんです。なんかこの前も子どもたちにお知らせをしていたことは覚えていたんです。「PAY」という言葉を聞き取ることができたので何かしらの徴収金かなと想像できました。で、気になったのでそのあと帰る間際の子どもたちに聞いたんです。何のお金の話をしてたの??

 

「明日のルンドゥへのスタディーツアーのお金のことだよ!」

 

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なんと社会の学習でルンドゥの街にあるという気象センターに校外学習に行くというのです!日本だと理科の学習内容になりそうですが、こちらでは社会に入るんですね。そしてそのための集金80N$のお話だったわけです。移動費と食費の80N$だそうで、気象センターの入館料などは全て無料!ナミビアの教育に対するオープンマインドを感じるところです。ということで。ということでなんです。ノリツッコミでいうとここまで思いっ切りノッてあげましたがもうツッこまざるをえません。

 

明日!?明日ルンドゥ!!!!!!!?

 

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とんでもないサプライズが最後の最後の正に本当の最後にドカン!!!!とやってきました。なんと明日グレード7の子どもたちは朝からルンドゥへ行くんです。一応書いておくと、明日は自分の勤務最終日です。最後の日に子どもたちがいない!!...理解し難い状況に驚きを超えて虚無感を抱いています。思わず慌てて社会担当の同僚を探して一応質問しました。明日なの!?何も知る由もない同僚はそうだ!と。ですが今年から社会科主任になったMr.ジョンも子どもたちを想って企画した校外学習。自分の気持ちも伝えたいけど、彼の気持ちも優先するべきで...すっごく煮え切らないもどかしさです。

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ナミビアで、特に街から離れた村ブンヤで校外学習を実施する上での最大の問題は「お金」です。80N$とサラッと書きましたが、子どもたち、そして保護者にとっても高額です。なので明日のスタディーツアーは全員参加ではないんです。日本だと考えられませんが7Aは51名中ツアー参加者は21名。残りの30名は通常通り学校で勉強をします。...これが煮え切れない原因です。全員参加なら自分も付いていって一緒に気象センターに行けばいい話なんです。が、半分以上が学校に残るんです。んーーーー、たしかに!お金の問題が絡んでるのでたしかにそうなることはわかります。校外学習全員参加が当たり前の日本がすごいなと思うところ。ですが、それが明日かと。

 

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明日は最後の一日!だから授業はサラッと終わらせて子どもたちとの最後の思い出作りだ!!なんて考えていたんですがね。授業どころでもありません。だって全員いないんです。やり切れないよなぁと。昨日の幸せから一変。ですがこれもまた一つナミビアらしい体験です。年間計画というものがあるようでほとんど無いブンヤセカンダリースクール。このスタディーツアーも先週急遽決まったそうです。そしてその急遽に許可がおりてしまうミラクルが起こるのがナミビア!日本だったら校外学習の届けを出したり事前の指導をしたりという手続きや準備が必要ですが、ナミビアは思い立ったが吉日!ある意味やりやすいのかもしれません。

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そして何よりも子どもたちがとっても楽しみにしているんです!!そりゃそうです。校外学習です!自分が知る中ではこの2年間プライマリー(小学校段階)の子どもたちが校外学習に出かけたことは一回もありません。正直今日までプライマリーは校外学習には行けないもんだと思ってました。それが!教員の行動力によって校外学習が実現するんです!!これを喜ばないわけにはいかないです。すっごーーーく気持ちの整理が難しい状況ですが、子どもたちがスタディーツアーに参加できることを喜ばないといけないんだと思います。泣いても笑っても明日がラスト!笑おう!!

 

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2年間で一番の大雨が降った本日。岩だと思って靴が濡れないようにと足台にしたのが泥だった帰り道。ダブルパンチなのかトリプルパンチなのかもう何連打喰らったのかわからない状況ですが、こんな時こそ笑顔が大事!村の子たちの笑顔の写真を見てパワーをもらうのでした。

超楽しいの感覚は本気を出し切ったその先にしかない

2017年3月8日、天気くもり時々雨。

 

今すっごく幸せです。ナミビアに来てよかった!心の底から思います。本当は今日は「いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある【後編】」を書かないといけないわけですが、とにかく今のこの嬉しさを爆発させたくて仕方がないので今日はもうパワポの写真を並べるのはやめます。まぁ要はプレゼンがものすごーくうまくいったんです。自画自賛です。やっぱりいつまで経っても自信過剰は直りませんが、今日は本当にいいプレゼンができたと胸を張って言えます。しかも、英語でです。今日はなんと20名ほどの同僚がプレゼンを聞きに来てくれたのですが、彼らを前にして英語でプレゼンをしている自分。それがやっぱり未だに驚きです。2年前の今頃は英会話スクールに通ってようやく英語に親しめるようになってきたレベルだった自分が、なんと英語で語れるようになってしまいました。話せるじゃなくて、相手の心に語れるように!!すごいなーと他人事で感動しています。何を語ったかは後日の【後編】で詳しく書きたいと思います。

 

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プレゼンが終わって一気に肩の力が抜けた時でした。

「フラッシュカード、とってもいい!!!!」

 

昨日の前編の最後にもチラッと予告で書きましたが、フラッシュカードの活用について伝えたかったので、1月に行った隊員仲間向けの最終報告と同様に今回も実践でみんなにフラッシュカードを体験してもらおうと考えました。さぁどうしようかと考えて思いついたのが日本語のフラッシュカード。でも何か意味がないとなぁということでブンヤの村に生息している動物たちの名前を日本語で覚えようという活動を考えたんです。そして実践。絵を見せて、日本語を指導して、声に出して覚える。ちなみに絵は時間があまりにも無かったので7Aの子どもたちにお願いしたんですが、まぁ上手でビックリ!ありがとう!!

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フラッシュカードを使った暗記に加えてジェスチャーも取り入れて、いぬ、うし、やぎ、かば、ぞう、わに、さかな、にわとりの8種類の動物の名前を日本語で覚えていく中で、同僚たちは確かにその楽しさを感じ取ってくれたなと確信しました。ちなみに「うし」と「さかな」が人気でしたね。「いぬ」も。写真は犬のジェスチャーです。ということで自分もやり切った感があったこのフラッシュカードの体験授業。

 

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そしてプレゼンが終わって片付けをしていると同僚から声をかけられました。フラッシュカードはとってもいい!!そう言ってくれたのはジュニアプライマリー、小学校低学年の教員のMs.ハウシクとMs.ムコーソーでした。なんとこのフラッシュカードはジュニアプライマリーの指導では使うことがあるそうです!!しかしそれがまさか小学校高学年や中高レベルの学習指導でも使えるとはコレっぽっちも考えていなかったらしく、そのことにすごく驚くとともに感動してくれた様子でした。その感動の仕方がハンパなくて、プレゼンした身としてはこれ以上ない同僚の反応に嬉しくて仕方がありませんでした。さらにはそのフラッシュカードをさっそく使いたい!!とまで。この上ない幸せです。頑張って準備をした甲斐がありました。

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さらには!!

「プレゼンのパワーポイントのデータがほしい!」

彼は今年からブンヤセカンダリースクールにやってきた農業の先生Mr.サンダ。正直まだ会話もほとんどしたことがない同僚で謎めいた存在でした。今日のプレゼン中も「授業を楽しんでますか?」「授業中笑ってますか?」という質問に対して当然のように『NO!』と応えて会場を沸かせてくれた彼でしたが、そんな彼がいきなりデータがほしいとわざわざUSBを持って自分のところにやってきたんです。今まで業務的にパワポのデータを渡したことはありましたが、こんな個人的にお願いされたのは初めてでした。『とてもいいプレゼンだった!』彼のその一言で疲れは吹っ飛びました。プレゼンってこんなに楽しかったんだということを教えてもらった最終報告でした。

 

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そして最終報告を終えたあと、今日は同僚たちが自分のフェアウェルパーティーを開いてくれました。会場である理科室に入った瞬間にもうビックリ!!なんてステキなパーティー会場なの!?もうそれを見ただけで嬉しすぎてありがたすぎて。

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実は自分がブンヤに赴任した際も同僚たちがウェルカムパーティーを同じ理科室で開いてくれました。その日は荷物を移動して終わりだと思っていた自分。服装も髪型も全然ビシッと決めずにどうも〜的な軽いノリで学校に挨拶をしにきたら理科室を見てとんでもなく驚かされたことを今でもハッキリと覚えています。あれから約2年。またもや驚かされました。そして今だからわかること。この2年の間こんな盛大なパーティーは一度もありませんでした。...どれだけ感謝すればいいのかもうわかりません。自分の席の前には2年前と同じようにシャンパン!!思いっ切り開けさせてもらいました。

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そしてでてきた料理がまぁまたすごい!!昨日夜遅くまでプレゼン準備をしていたわけですが、同じようにご馳走の準備をしてくれていた同僚がいたということにもう感動でした。正直子どもたちのために!!と思って活動してきたこの2年間。同僚たちとの付き合いがよかったとは決して言えないと自分では思います。それなのにこんなステキな送り出しをしてくれる同僚に本当にパンドゥウネネ(ありがとう)でした。最終報告にフェアウェルパーティー、ステキな同僚たちとの最後の時間、最高の思い出になりました!!決して忘れません!!!!

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いくつもの日々を越えて 辿り着いた今がある【前編】

2017年3月7日、天気くもり頻繁に雨。

 

本当に自分ってすごい性格してるなーと他人事のように呆れてしまった本日。ほぼゼロからスタートした最終プレゼンに向けての準備を先ほど夜10時に終えました。まぁなんとかカタチに仕上げたかなと。そしてこだわらなくていいところにこだわるこの困った性格。中身よりも外身を重視してしまう子どもの頃から変わらずのカッコつけマンだなーとできあがったパワーポイントを見てシミジミと思うのでした。もちろん今日も授業はあって、放課後も授業をしてという一日だったわけですが今日は明日に先駆けて最終プレゼンのリハーサル的にブログを書きたいと思います。ちなみに現在夜11時!完全に疲れ切ってて夕飯も食べずにベッドの上に横になりながら書いてるのでおそらく途中で寝ると思いますが頑張ります。

 

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ということで最終報告です。文字の色をイチイチ変えなくていいよ!と自分で突っ込んでおきます。今回のパワーポイントでは写真を背景にドン!というスタイルで仕上げてみました。プレゼンの表紙ということで初めてブンヤに来たときに見た朝日をチョイス。はじまりの一枚です。

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さぁ今回は職場での最終報告ということで何を報告しようか正直迷いました。アレしたコレしたが大堂なのかなーとも思いましたが、それは自分が嫌いなんです。聞いてる側もハイハイわかりましたよーという感じで退屈間違いなしなので。さぁどうしようか。...やってみますか!?明日は同僚も自分のプレゼンを聞きに来るということなので、ここは一つ大きく出ようと!!同僚たちのヤル気を引き出す!!そんな最終報告でいこうと決めました。なので最初は揺さぶりの一発を。

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ナミビアに来て教員として仕事をしていて思うことは本当にたくさんあります。それはどうなの?と疑問に思うことが多々あるわけですが、わかっていることはそれは自分の尺度だということ。どうなの?って言われてもこれがナミビア、これがブンヤ!!なわけです。だからこの最終報告では自分の思いをぶつける中でも大事にしたいのは一緒に考えてもらうことです。その中で何か感じ取ってもらえるものがあればなと期待しています。

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まずは「教員」と呼ばれる自分たちのことについて考えてもらいたいなと。教育だってオートメーション化や機械化が無理じゃなくなってきた時代でも今だに人が人を教育している現実。超過労働なんて言われていても決して教育をソフトに任せようとはしないのが人間です。お金ではなくわざわざ日本から人を送って国の教育を支援しているJICAもしかり。そこには確かな意味があると思います。

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教員の可能性は自分が思っているよりも大きい!これはこの2年間で自分が感じたことの一つです。日本人の自分が遠いナミビアの地の小さな村の子どもの未来を少なからず変えたんです。これってすごいことだと思います。まだそのすごさをちゃんと理解していない自分もいるとは思うんですが、教育には誰かの、その国の未来を変える力があるのあああ

 

↑寝落ちしましたね。まぁ要は教育は人間の大いなる挑戦である!ということです。その真っ只中にみなさんはいるんですよ!と。

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そして最初の質問の自分の答えを。教えることが大好きなんだということはブンヤの子どもたちに改めて教えてもらったことです。中高時代に漠然と「先生もいいかなー」なんて思ってたわけですが、今は本当にこの教師という仕事に就けてよかったなと心から思います。まぁその反面もっと自分の可能性を試してみるのも...!?なんて思ったりもしますがね。

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自分のポリシーをサラッと。日本でもナミビアでも大事にしている2つ。「楽しい授業」と「わかる授業」です。個人的にはやはり楽しいが最優先です。楽しいからこそ学びたい!につながると信じています。ですがナミビアでは何よりも「わかる」がもっとも重要です。わかってテストで点数を取るということが求められます。

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そしてこのわかる授業をする上でナミビアの抱える大きな問題が「英語」と「時間」にあると考えました。まずは英語。やはり言葉が理解できないというのは指導する上で非常に難しいところ。日本の子どもたちに英語で授業をして果たしてどこまで理解させることができるか。そして2つ目が時間。これが意外と大きいことに気が付きました。

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ナミビアの授業時間は1限が40分です。まぁこれは日本とそう大きくは変わりません。が、そこに子どもたちが50〜60人いる!これがデカイ。つまり、ナミビアの授業では教員は1限の中で子ども一人にかけられる時間は1分も無いんです。これがデカイ。なので与えることのできる練習問題の数も、教師ができるチェックの数も、子どもたちを褒める回数も非常に少ないわけです。これが全て増えてくると「わかる」「楽しい」授業になってくるはずだと。

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解決方法その①にしてこれを無しにしては子どもたちの成績向上も期待できないのがホームワークです。だからどんどん宿題を出しましょう!!と簡単にいかないのもブンヤセカンダリースクールの現状です。一クラス50人の子どもたちを4クラス指導しているとして一日5問の宿題を出すと翌日のチェックは50×4×5=1000問!!さすがにストイックな自分でもこれを毎日続けるのはそりゃ至難の技です。ですがホームワークは最も重要で放課後という時間を有効活用する最適な方法であることには変わりません。なので、せめて一日一問でも!!

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そして今回の最終報告の一番の見せ所が自分のナミビア教育に対する個人研究の成果である「フラッシュカードの活用」です。時間の問題を解決し、さらには楽しい授業の実現にもつながるフラッシュカードの有用性を同僚に伝えようと思います!!ということで今日はここまで。続きは明日の本番が終わってからです!!最終報告、頑張ります!!!!

同じものを食べておいしいねって言い合えるそんな食卓は世界で一番幸せな場所

2017年3月6日、天気晴れのちくもり一時雨。

 

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この忙しい時期に書いてたブログが消えるとこれほどまでにテンションが下がることを実感した直後ですが、とにかく今日は一大イベントが終わって現在ホッとしているところです。帰国までにやりたい10のコトの一番はじめに挙げたことをやり遂げました!準備時間3時間!!やはり人をもてなすとなると時間もかかるわけですが、今できる自分のベストを尽くしました。ということでついにブンヤセカンダリースクール勤務最終週が始まりました。そしてもう一日が終わろうとしています。というかもう終わった。...もうここは開き直るしかありません。全部は無理!あまりに時間がなさすぎてビックリしているわけですが、この最後の一週間を慌ててドタバタで終わらせたくはない!!なので、ほどよく。もちろん手は抜きませんが無理はしません。最後だからこそ最高の笑顔で過ごせるようにしたいと思います。

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今日は中休みに子どもからプレゼントをいただきました。家で育てたというメイズです!その想いだけでもうものすごーく嬉しかったです。ありがとうズゼさん。それにしてもカタイ。子ども曰くそのまま食べられるというのですが、あまりにもカタイので茹でた?茹でたんだよね!?と何回も聞くも笑ってるイェースと返されまして、じゃあということでガブリと。うん!歯ごたえのあるトウモロコシです!カタイからキレイに実が取れて隅々まで美味しくいただけました。忘れられないメイズの味です。

 

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授業は最後の日までやることに。今年のはじめ「残り3ヶ月は授業も無いしヒマだなぁー」なんて呑気なことを思っていたのが懐かしすぎて笑えます。結局最後の週まで授業!日本の学年末を思い出します。いっつも最後になってあわてるんです。が、無理をしない!この一週間で全て終わらせるぞ!!なんて思っていたんですが終わらせません。できるところまでで終了する予定です。グレード7は今日から新単元に突入。テーマは「データハンドリング」、日本語にすると統計処理でしょうか。昨年はとにかく正しいグラフの書き方を覚えてもらうために一つ一つ一緒にやっていくという方針で指導をしましたが、今回は学年も一つ上がっているので自分たちで!というところも取り入れようと考え、質問から子どもたちは一人一人バラバラ。つまり指導にもチェックにも時間はかかるわけですが、コレを作れ!と言われるよりも自分で何を作りたいかを考えるのも楽しみの一つです。

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さっそく質問をし合ってデータを集める子どもたち。授業中に立ち歩くというのがナミビアの教室だと違和感を感じるのは座って話を聞くスタイルがここでは一般的だからだと思います。子どもたちからしたら型破りな授業かもしれませんが、やっぱり型は破ってナンボ!!最初はやめようかなと思っていたんですが、やっぱり自分も参加させてほしいということで、リストにKojimaの名前も加えてもらいました。「あなたはガールですか?」「好きな食べ物はどれですか?」ちゃんと質問をする子どもたちの姿がカワイイものです。本当は今日中にもう一つ終わらせようなんて思っていたんですが、やっぱりここでストップ!子どもたちを自分の都合で焦らせてはいけないですね。

 

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そして午後1時過ぎに学校が終わって今日は帰宅!お昼はブンヤのパン(長い休業からついに再開!)を食べたらそこからまずは米を研ぎまして、給水させている間に洗濯を。手洗い洗濯ももう次がラストだなーと思うとしんみり。洗濯を終えてまずは煮物から。じゃがいも、にんじん、玉ねぎのシンプルなやつです。そして火にかけてる間に今度は人生初の錦糸卵!!錦糸卵なんて一生作らない人生のはずだったんですがね。1回目は案の定うまくいかず。2回目でコツを掴んで納得の出来!料理も勉強です。最後は豚汁を作り、給水をバッチリさせたお米はブンヤ史上最高の炊き上がり!はじめて買った絹さやを煮物に添えてスマスマ風に、せーのっ

 

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できたーーーーーー!!ゲンダ夫妻への感謝を込めた日本食です。まず何より自分に感激!だって自分が、あの自分がお客さんに日本食を振舞ってるんです。本当に自分なの!?と未だに不思議ですが、自分です。この2年間でいろいろと変化はありましたが、自炊の技を身につけたのはものすごく大きな変化だったと思います。そして肝心の味は...自分的にはかなりイイ線をいったなと!ナミビアの人たちは濃いめの味付けが好きなのでいつもより醤油や砂糖もちょっと多めに入れました。さぁ、ゲンダ夫妻の反応は...。この味好きだって言ってくれました!完食してくれました!!嬉しすぎる!!!こんなに嬉しいんだったらもう数回日本食をご馳走できたらよかったなぁと思うわけですが、今だからこそできることだなと。とにかく、日本食を食べてもらえて本当によかったです!

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アンティパストとして塩おにぎりも出しました。ザ・おにぎりを頬張るゲンダ夫妻のこの一枚、大好きな写真です。日本に帰ったら家族にも料理を振る舞いたいなと思います。

さぁ洗い物を終えて夜9時。今から仕事をしないといけないんです。だって、水曜日の最終報告に向けての準備がまだほぼゼロ!!!!!やろうやろうと思っていたのにここまでゼロできてしまった...。だから今日は徹夜で!!なんて思ってたんですがね。...料理を終えて疲れがドッと出てしまい...。今日は寝る!!明日やる!!このケジメが大事だと自分に言い聞かせてベッドへ倒れこむのでした。まだ月曜。

さぁ2週間後は日本です!!

空の声が聞きたくて 風の声に耳すませ 海の声が知りたくて 君の声を探してる

2017年3月5日、天気晴れのちくもり。

 

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現在ナミビアで最後のブンヤへの復路移動中です。とにかく無事に着くことが一番。ここのところの雨の影響か行きも帰りも事故の現場を目撃しているのでなおさらドライバーさんには安全運転をお願いしたいところです。さぁ、話は昨日の午後に戻ります。ナミビア最後の旅の目的地はサンドイッチハーバーと呼ばれる湾になります。スンコップムンドの街から大西洋沿いに南下していくこと1時間ほど。ようやくこのエリアらしい景色が目の前に見えてきました。

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以前マラソンの際にもご紹介したようにこのスワコップムンド周辺は砂漠と海が両方見えるという世界でも珍しい場所になっています。まぁ鳥取砂丘もそうですが、砂漠のスケールが違います。国土に縦長に広がるナミブ砂漠にはかないません。そしてこのサンドイッチハーバーエリアに入ると砂漠は「砂丘」へと変わっていきます。左には海、右には砂丘!!しかもこの砂丘は写真ではわかりませんがとんでもない傾斜、まさにそりたつ壁です。不思議な世界にやってきたような景色です。そしていよいよサンドイッチハーバーに到着!!

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砂漠と砂漠に挟まれた湾、それがサンドイッチハーバーです。急な砂丘を頑張って半分くらいまで登りふり返ると素敵な景色が一面に広がりました!スゴイの一言です。どことなく日本の天橋立にも見えるなぁと感じたんですが、ここはナミビアナミブ砂漠と大西洋が作り出す自然美に感動でした。

 

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が、今日イチの感動スポットは自分的にはこの後だったんです。サンドイッチハーバーから4×4に乗り込み、そこからなんと砂丘へと進路をとりまして。ギュイーーーーンと一気に砂漠を駆け上っていきます!!ウォーー!!と迫力満点のドライブを終えて到着した場所からの景色が

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こちらでした。砂漠と海。これでも広角レンズを使って撮ってるんですが、伝わりづらいですね。自分が立っているのはナミブ砂漠の砂丘の上で周りを見渡せば後方180度は一面の砂漠。そして見下ろす先には180度広がる大西洋!このシチュエーションはすごすぎです。正直ソーサスフレイの有名な赤い砂漠も見たし砂漠はもう十分かなとも思っていたんですが、これまでいろんな方から「サンドイッチハーバーはいいよ!」と聞いていたので今回最後の国内旅行として訪れることにしたんですが...これを見ずには日本に帰れなかった!!本当に来てよかったと心から思いました。

 

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他の観光客の方が今日はいなかったのでまさに海と砂漠を独り占めな贅沢な時間が過ぎていきます。砂漠から海を眺めながらのお昼はもう最高で、そこにビールというシチュエーションはもうこれ以上ない幸せでした!!ドライバーの方の話によるとこのサンドイッチハーバーは世界の絶景7選に入っているとか。この景色を生で見たら納得です。

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帰りは海沿いではなく砂丘の中をグングン進んでいきました。まるでジェットコースターのようなスリルを味わいながらのドライブはこれまたテンションが上がりました。そして最後に降り立った場所は海沿いの砂丘のまさにテッペン!!地球の大きさと大自然のパワーを肌で感じました。そしてこれでナミブ砂漠ともお別れです。自分の任地がナミビアだとわかってすぐにネットで調べて出てきた情報はヒンバ族、エトーシャ国立公園、そしてナミブ砂漠の3つでした。もちろん、これ以外にもたーーーーーくさん魅力があるナミビアですが、やはりナミブ砂漠はその中でも別格だなと感じます。国名の由来にもなっているナミブ砂漠。最後にまた一つ忘れられない思い出をナミブ砂漠からもらいました!ありがとーう!!

 

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サンドイッチハーバーからの帰り道に2つ、サプライズ的な発見と出会いがありました。まずはこちら。砂丘から下ってくるとそこに生息していたこの実。もしかして!?と思うとやっぱりそうでした。これはナラと呼ばれる実で、その昔サン族が栄養をとるための主要な食料として重宝していたものです。味はマンゴーのような味がするとか!実物を見るのはこれが初めてだったのでプチ興奮をいただきました。

 

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そしてウォルビスベイの街に戻ってきて寄ったガソリンスタンド。そのすぐ隣のこのお店を発見した時でした。あーーー!!見覚えのあるその店構えにすぐに気がつきました。YOKOHAMA SUSHI BAR!!

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昨年日本のテレビ番組で取り上げられたお店で、自分もyoutubeで軽く拝見しました。個人的にはナミビアで生活をしてから日本のテレビ番組のアフリカ各国の取り上げ方があまり好きではなくなってしまいました。まるで別世界のように紹介しますが、同じ世界なんだよーと。でもまぁアフリカを知るきっかけにはなるので良い面もあるんですがね。そして彼らはどう思っているのかということで突撃取材!自分が日本人であることを伝えるとすごーく喜んでくれました。彼らにとってもお店の宣伝になり、日本を知るきっかけになったのかもしれません。残念ながら時間がなかったので肝心のSUSHIは食べれませんでしたが、この笑顔をいただきました!

 

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ということでスワコップムンドを起点に動きに動きまくった土曜日を終えて本日はブンヤに戻ります。カフェにも行ってないし買い物もしてないしでスワコップムンドに来たのにもったいない!!とも少しは思うわけですが、絶景を堪能したのでもう後悔はゼロ!これでスワコップムンドともお別れです。1度目はここはナミビア!?という感動感激のスワコップムンド。2度目は傷ついた心とカラダでたどり着いた救いのスワコップムンド。3度目はマラソンにて新たな自分への挑戦のスワコップムンド。そして今回4度目はナミビア生活を締め括るさよならのスワコップムンド。たっくさんの思い出をありがとう、スワコップムンド!!

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そして現在。やはり何かあるのがナミビアの陸路移動です。ルンドゥ手前の最後の町グルートフォンテーンでタイヤ交換!!まぁ何かある前じゃなかったので全く問題無しです。慎重なドライバーさんでよかった。あと2時間ほどでルンドゥに着いて、そこから1時間後にはブンヤかなと。これにてナミビア国内旅行ファイナルが終わります。そしてそして、最後は偉大なる記録の大発表で終わりたいと思います!!

 

【ルアカナ巡り&特別出張授業の旅】

〈2017年2月9日〜2017年2月12日〉 移動距離 1240km

【最後の任国外旅行が終わってついに「その時」を感じた帰り道】

〈2017年2月28日〉 移動距離 760km

【最後のナミビア国内旅行!オットセイ&サンドイッチの感動感激ツアー】

〈2017年3月3日〜2017年3月5日〉 移動距離 1780km

累計移動距離 36740km

合計移動距離 40520km

 

ナミビア陸路長距離移動のみで赤道一周達成!!!!!!無事に帰ります!!

アシカ アザラシ オットセイ 正しく見分けられる人はスゴイと思う

2017年3月4日、天気くもり時々晴れ。

 

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今日はこの一枚からはじめさせてもらいます。今はもう残り何回飲むのかわからないハンサドラフトの生ビールを飲みながら充実した一日をふり返っているところです。とにかーーーく朝から超過密スケジュールだった本日。満足感もハンパないですがその分疲れもハンパない!なのでビールが沁みる沁みる。昨日の仕事終わりの12時間移動から休む間も無く、海沿いの街スワコップムンドを起点に今日は本当に動いた!!

 

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朝8時半に宿泊しているロッジに車を読んでもらいまずはスワコップムンドから北へ。とにかく海沿い特有の曇った空の下、何もない道をひたすらまっすぐ行くと到着したのが

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こちら、ケープクロスという場所になります。1486年、ポルトガル人のディオゴ・カオさんがヨーロッパ人として初めてこのナミビアの地に上陸しました。そこがここ、ケープクロス!この地がポルトガルのものであるという証として建てられたのがこの石の十字架になります。その後のヨーロッパによるアフリカ大陸の植民地化の動きの始まりとも言えるこの地は歴史的に重要な意味をもつ場所です。が、現在ここはこの史実よりももう一つ、あるもので非常に有名なスポットとなっています。そのあるものは到着するとすぐに視界に!だって...

 

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駐車場がコレですから!!!!

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ここケープクロスは世界最大級のオットセイの保護区として知られています。彼らはケープオットセイという種類のオットセイです。世界最大の名は本当に伊達ではなく、その数にひたすら圧倒させられます。ここにも、あそこにも、あっちにも!見渡す限りオットセイです。なんと繁殖期には20万頭を超えるとか。ちなみに今は繁殖期ではございません!

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そしてすごいのは数だけじゃないんです。ニオイ!!オットセイにとってニオイは互いを認識し合うための重要なもので、そのためすごーーーいニオイがします!!これにもひたすら感激し続ける自分でした。強烈なインパクトがあります。さらにはその鳴き声もすごい!!この数ですからね。ワイワイガヤガヤお祭り状態です。ある子はゴロンと寝転んでるし、ある子たちは喧嘩なのかじゃれてるのかわからない感じにちょっかいを出し合っていまして...もしこれが教室だったら!?なんていうしょうもない想像をしてしまいました。

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そしてこれはブンヤの子どもたちに見せてあげようと思って撮った一枚!理科で動物の種類について学んだグレード5の子どもたち。海の動物の中にも哺乳類がいることを教えてあげたいなと思います。オットセイの子どもたちは毛が黒くてちっちゃくてそのかわいさがたまりませんでした。

 

ケープクロス滞在は時間の都合上わずか20分ほどでした。もっとじっくり見ていたかった気もしますが、あの匂いの中だと20分がちょうどいいかもしれません!帰りの車中、自分の体からはほのかなオットセイの香りがしました。そしてケープクロスとスワコップムンドの途中にある町ヘンティスベイで久々のウェルカムボード撮影!もう何枚目かもわからないわけですが、本当によく旅をしてきたなと思います。

 

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その後11時にスワコップムンドに戻ってくるとそこから次の車に乗り換えです。今度の車は4×4!完璧な準備をしないと向かえないナミビアの絶景スポットに向かいます。今度は南へ。まずはスワコップムンドから30kmほど南に位置するウォルビスベイで準備を整えます。ここウォルビスベイに来るのもこれがなんと3度目!そしてここに来たらやっぱり見ておきたいのは

 

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こちらでしょう!何度見てもまぁ美しいこと。午前中のケープクロスのオットセイに引けを取らないウォルビスベイのフラミンゴです。迫力で圧倒するのがオットセイだとすると、フラミンゴたちはその上品な佇まいが魅力です。

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キレイなピンクが目にも色鮮やか!フラミンゴはナミビアで出会った動物の中でもベスト5に入るお気に入りです。今日は朝から動物だらけな一日でした!

 

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と動物だけで終わらないのが本日です。車の準備が完了していざ出発!ウォルビスベイよりもさらに南へと進んでいきます。ここら辺で行われている塩を精製するためのひろーい塩田と工場もなんだか気になるスポットではありましたが、それを超えてどんどん南へ。何もなーい道がこれまた続くわけですが

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いきなりシチュエーションは変わります。波打ち際をガンガン進んでいく車。もうはっきり言って道はあるようでないものです。 そして向かった先は

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この旅が自分にとって最後のナミビア国内旅行になります。約2年の間にナミビア国内をこれでもかというくらいに駆け巡ってきたわけですが、その最後の締めくくりの場所として選んだのがこちら「SANDWICH HARBOUR」です。サンドイッチハーバー。一体なんだ??今日はここまでにして続きは明日にしたいと思います。

 

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スワコップムンドに来たらやっぱりこちら!ナミビアでの生牡蠣の食べ納めです!!